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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 15.2 運用ガイド
ETERNUS

4.2.5 バックアップボリュームの準備

バックアップボリュームを準備します。

AdvancedCopy Managerでは、業務ボリュームのバックアップ先ボリュームを“バックアップボリューム”と呼びます。バックアップボリュームは、ETERNUS ディスクアレイに配置する必要があります。

バックアップボリュームのサイズは、業務ボリュームと同じである必要があります。また、バックアップボリュームの数は、バックアップの運用によって、以下のように異なります。

表4.1 バックアップ運用に必要なバックアップボリューム数

運用形態

必要バックアップボリューム数

スナップショット型高速バックアップ

保存世代数 本

同期型高速バックアップ

(保存世代数+1)本

複数の業務ボリュームにバックアップポリシーが設定されている状態で、新たに登録された業務ボリュームにバックアップポリシーを登録する場合、以下の本数のバックアップボリュームが必要です。

表4.2 バックアップ運用に必要なバックアップボリューム数(バックアップポリシーが設定されている場合)

運用形態

必要バックアップボリューム数

スナップショット型高速バックアップ

(登録されているバックアップポリシーの保存世代数の総和+新たに設定するバックアップポリシーの保存世代数)本

同期型高速バックアップ

(登録されているバックアップポリシーの保存世代数の総和+登録されている業務ボリューム数+新たに設定するバックアップポリシーの保存世代数+1)本

ロググループを指定してバックアップポリシーを設定する場合、以下の本数のバックアップボリュームが必要です。

表4.3 バックアップ運用に必要なバックアップボリューム数(ロググループを指定する場合)

運用形態

必要バックアップボリューム数

スナップショット型高速バックアップ

(ロググループに含まれる業務ボリュームの数)×(設定するバックアップポリシーの保存世代数)本

同期型高速バックアップ

(ロググループに含まれる業務ボリュームの数)×(設定するバックアップポリシーの保存世代数+1)本

注意

AdvancedCopy Managerでバックアップボリュームを管理するには、自動マウント機能が有効になっている必要があります。

Windows Server 2003, Enterprise Editionでは、自動マウント機能がデフォルトで無効に設定されているため、「1.6 Windows Server 2003での運用について」を参照して自動マウント機能を有効にしてください。