バックアップボリュームを準備します。
AdvancedCopy Managerでは、業務ボリュームのバックアップ先ボリュームを“バックアップボリューム”と呼びます。バックアップボリュームは、ETERNUS ディスクアレイに配置する必要があります。
バックアップボリュームのサイズは、業務ボリュームと同じである必要があります。また、バックアップボリュームの数は、バックアップの運用によって、以下のように異なります。
運用形態 | 必要バックアップボリューム数 |
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スナップショット型高速バックアップ | 保存世代数 本 |
同期型高速バックアップ | (保存世代数+1)本 |
複数の業務ボリュームにバックアップポリシーが設定されている状態で、新たに登録された業務ボリュームにバックアップポリシーを登録する場合、以下の本数のバックアップボリュームが必要です。
運用形態 | 必要バックアップボリューム数 |
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スナップショット型高速バックアップ | (登録されているバックアップポリシーの保存世代数の総和+新たに設定するバックアップポリシーの保存世代数)本 |
同期型高速バックアップ | (登録されているバックアップポリシーの保存世代数の総和+登録されている業務ボリューム数+新たに設定するバックアップポリシーの保存世代数+1)本 |
ロググループを指定してバックアップポリシーを設定する場合、以下の本数のバックアップボリュームが必要です。
運用形態 | 必要バックアップボリューム数 |
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スナップショット型高速バックアップ | (ロググループに含まれる業務ボリュームの数)×(設定するバックアップポリシーの保存世代数)本 |
同期型高速バックアップ | (ロググループに含まれる業務ボリュームの数)×(設定するバックアップポリシーの保存世代数+1)本 |
注意
AdvancedCopy Managerでバックアップボリュームを管理するには、自動マウント機能が有効になっている必要があります。
Windows Server 2003, Enterprise Editionでは、自動マウント機能がデフォルトで無効に設定されているため、「1.6 Windows Server 2003での運用について」を参照して自動マウント機能を有効にしてください。