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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 15.2 運用ガイド
ETERNUS

4.2.4 バックアップポリシーの決定

業務ボリュームまたはロググループに対して設定するバックアップポリシーを決定します。バックアップポリシーには以下の項目があります。

ロググループに対して設定した場合、そのロググループに含まれるすべての業務ボリュームに対してバックアップポリシーが設定されます。

保存世代数

保存世代数は、バックアップしたデータを何世代残しておくかを意味します。

スナップショット型高速バックアップは、最初に、最古世代を世代管理より解放します。そのため、バックアップ起動中にシステムダウンなどの障害が発生した場合は、最古の世代が削除された状態で、バックアップしたデータが必要世代数分存在しない可能性があります。直ちにバックアップを再実行して、必要世代数分のバックアップデータを作成することをお勧めします。

スナップショット型高速バックアップで、保存世代数を1として運用する場合は、バックアップデータをテープなどに退避する運用を併用することをお勧めします。

同期型高速バックアップは、最古の世代を世代管理から解放するのは、最新世代のバックアップを完了してからです。そのため、(保存世代数+1)本のバックアップボリュームが必要です。

間隔日数

バックアップ未実施の警告を表示する基準日数を意味します。

最後にバックアップした日より間隔日数を超えた場合に、業務一覧画面上や「12.2.2.11 swstexecstat(実行状態表示コマンド)」で遅れが出ていることを表示します。

間隔日数を設定しても、自動的にバックアップされません。