ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Live Help V13.6.1 ユーザーズガイド
Systemwalker

2.2.4 通信方式

Live Helpは、メンバー間でセッションを開始、通信を維持するためにTCP/IPまたはモデムによる通信をサポートしています。セッションのメンバーはすべて同じ通信方式を使う必要があります。

Live Helpセッションのメンバーは、TCP/IPまたはモデムで接続されます。


エキスパートは[オプション]-[通信方式]コマンドを使って、通信方式の設定を行います。

参考

通信方式のモデム接続方式とダイヤルアップ接続の違い

  • Live Helpの通信方式である[モデム]接続は、モデム間で電話を掛けて接続する通信方法です。Live Help自身は相手のコンピュータのモデムに割当てられた電話番号を指定して接続します。

  • 一方、ダイヤルアップ接続はOS標準のダイヤルアップ機能を使用して、プロバイダ等のアクセスポイントに一度接続し、その上でインターネットの標準プロトコルであるTCP/IPを使用して接続する通信方法です。Live Help自身はダイヤルアップ接続でネットワーク確立後に相手のコンピュータに割り振られたIPアドレスを指定して接続します。

[Live Help Client]プログラムは複数の通信方式を同時に使うことはできません。[Live Help Expert]プログラムは複数の通信方式から[Live Help Client]プログラムと同じ通信方式に切り替えて接続できます。

クライアントは構成を変更する場合、[Clientセットアップ]プログラムを使います。

[Live Help Client]プログラムの通信方式はソフトウェアのインストール時か、[Clientセットアップ]プログラムを使って選択します。詳細については、“Live Help Clientガイド”の“設定の変更”を参照して下さい。

注意

Live Helpセキュリティ設定コマンドで、クライアントに対してセキュリティが設定されている場合、管理者権限を持たないユーザが[Clientセットアップ]プログラムを起動すると、画面がグレー表示され、設定を変更することはできません。
詳細は“Live Helpセキュリティ設定コマンド”-“Live Helpセキュリティ設定コマンドで制限できる情報・動作”-“クライアント”を参照してください。