[Live Help Expert]プログラムのインストール時、OSの「問題のレポートと解決策」または、「信頼性モニター」にFujitsu Live Help graphics driverの「ドライバソフトウェアを読み込めませんでした」というエラーレポートが出力されることがあります。Live Helpの動作に影響はありませんので、このエラーレポートは無視して構いません。なお、インストール後は、必ずOSの再起動を行ってください。
一つのコンピュータに[Live Help Expert]と[Live Help Client]プログラムをインストールする場合は、同一のバージョン/レベルとする必要があります。異なるバージョン/レベルをインストールした場合、正しく動作しなくなります。
一つのコンピュータに[Live Help Expert]と[Live Help Client]プログラムをインストールする場合は、32bit版と64bit版を混在してインストールすることはできません。
他社のリモートコントロール製品(たとえば、pcAnywhere、LapLink、ReachOut、CoSession、VNC、WinShare、JP1のリモート操作機能、LANDeskServerManagerのリモート操作機能、SMSのリモート操作機能、など)を利用してリモート接続した状態で、Live Helpをインストールすることはできません。
ユーザ切り替えを選択し、別ユーザでログオンした状態で、Live Helpをインストールすることはできません。
[Live Help Expert]から[Live Help Client]に接続し、リモート操作中の[Live Help Client]自身をバージョンアップすることはできません。
通常、NTFS区画にアプリケーションがインストールされるとWindows(R)はインストールフォルダへの完全なアクセス権限を“Everyone”グループに与えます。これはセキュリティリスクに繋がります。
そのため、Live HelpがNTFS区画にインストールされた場合、Live Helpは“Everyone”グループをアクセス権限リストから削除します。レジストリデータベース上におけるLive Helpの登録内容に関しても、ファイルシステムに関係なく同様の処理を行います。
これはLive Helpのファイルや構成情報への不要なアクセスを防ぐためです。これらの処理を行っても、Interactive Users(物理的にコンピュータにログオンしているユーザ)やAdministratorsが、インストールフォルダやレジストリデータベースへの完全なアクセス権限を持ち続けることに変わりはありません。
これらの権限を元に戻す必要がある場合は、お使いのWindows(R)のマニュアルのアクセス権限に関する説明を参照してください。
異なるバージョンのLive Help製品をネットワーク上で混在させて使用する場合、[Live Help Client]プログラムに接続するには、[Live Help Client]プログラムと同じか、より新しいバージョンの[Live Help Expert]/[Live Help Monitor]プログラムを使用する必要があります。
[Live Help CM]プログラムは、ご利用中の[Live Help Expert]と[Live Help Monitor]プログラムの中で最新のバージョンと同じバージョンを使用する必要があります。
コンピュータ名、ログオンユーザ名、ドメイン名に、JIS X 0213:2004 で新規に追加された文字が含まれる場合、その環境にLive Helpをインストールし、使用することはできません。また、これらの文字を、Live Helpの設定情報(ユーザ名、インストールフォルダ名など)に指定しないでください。正常に動作しなくなります。
Windows8 / Windows Server 2012では、画面のタッチ操作によるリモート操作はできません。
以前のバージョンからバージョンアップする場合の注意事項を説明します。
ユーザデータの互換性
非互換はありません。
設定項目の互換性
設定項目に関しては、バージョンアップ前の[Live Help Expert]プログラムのバージョンにより、一部情報が引き継がれないものがあります。詳細を以下に示します。
| バージョンアップ後のバージョン | ||||||
5.0 | 5.2 | 10.0 | 11.0 | 12.0 | 13.x | ||
旧バージョン | 5.0 | ○ | ○ | △ | △ | △ | △ |
5.2 | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
10.0 | × | × | ○ | ○ | ○ | ○ | |
11.0 | × | × | × | ○ | ○ | ○ | |
12.0 | × | × | × | × | ○ | ○ | |
13.x | × | × | × | × | × | ○ |
○ | 互換あり | 設定項目は全て引き継がれます。ただし、
|
△ | 一部互換なし | 一部、設定が引き継がれない項目があります。 |
× | 互換なし | 設定を引き継ぐことは出来ません。 |
バージョンアップした場合、次の情報を引き継ぐことはできません。[Live Help Expert]プログラム より再度設定を行って下さい。
[表示]メニュー | 画面全体に表示 |
[オプション]メニュー | セッションを抜ける/閉じる時確認する |
[オプション]メニュー | [TCP/IPの設定] - [アダプタの選択] |
[オプション]メニュー | 方式 |