ページの先頭行へ戻る
 Teamware Collaboration Suite V2.0グループウェア機能管理者ガイド

N.1.2 [toactive]コマンドの処理概要

[toactive]コマンドの効果的な利用

[toactive]コマンドは一時的な過負荷要求を抑止するための機能です。以下のような環境で利用することにより効果を上げることができます。

対象となるサービス

[toactive]コマンドでは、以下のTeamWARE Officeサービスごとに同時処理要求数を制御したり、その制御を解除できます。

注意

  • Webサービスから使用するサービスを制御した場合は、クライアントからの要求は制御されません。しかし、Webサービス以外のサービスを制御した場合には、Webサービスからの要求も制御されることがあります。たとえば、Mailサービスの同時処理要求数を制御した場合、Webブラウザからのメール送信が拒否されることがあります。

  • [toactive]コマンドで同時処理要求数を制御する時点で、すでに指定した数以上の処理要求が行われている場合は、実行中の処理要求はそのまま実行され、その後新たに行われる処理要求が抑止されます。

同時要求処理数に達した場合のメッセージ

同時処理要求数に達した場合、クライアントおよびWebブラウザでは以下のメッセージが表示されます。

システム管理者により、一時的にサービスの利用が抑止されています。しばらくしてから再度実行してください。

サーバに負荷がかかっています。しばらくしてからアクセスしてください。

同時処理要求数が減ると利用可能となるため、メッセージが表示された場合は、時間をおいて再度処理を行ってください。

注意

[toactive]コマンドは一時的な過負荷要求を抑止するための機能です。常に上記メッセージが表示されるような場合は、システム全体の負荷分散を検討し、サーバ増設などの対処を行う必要があります。