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 Teamware Collaboration Suite V2.0グループウェア機能管理者ガイド

N.1.1 [toactive]コマンドとは

[toactive]コマンドは、TeamWARE Officeサーバ内の各サービスに対する一定数以上の同時処理要求数を制御したり、制御を解除したり、制御状態を表示したりするコマンドです。

[toactive]コマンドを使用することにより、システムが過負荷状態に陥ったとき、サービスの利用開始を一時的に抑止できるため、システムが更に過負荷になる状態を防ぐことができます。

また、[toactive]コマンドでの指定と同じ機能をto.iniファイルにも設定できます。to.iniファイルに指定することにより、常に一定数以上の同時処理要求数が制御でき、事前にシステムが過負荷状態に陥ることを防止できます。

同時処理要求数

同時処理要求数とは、同時にTeamWARE Officeサーバに対する処理要求が行われているときのスレッド数です。この数は、[to status]コマンドでサーバ動作状況を表示したときに表示される状態が"ACTIVE"の数と、ほぼ一致します。

同時処理要求数を5にしても、同時に5人が処理要求(たとえば、メールを読む操作や発信操作など)を行わなければ、同時処理要求数に達することなく、多くのユーザがMailサービスを使用できます。