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 Teamware Collaboration Suite V2.0グループウェア機能管理者ガイド

L.4.2 MIMEゲートウェイのセキュリティ対策

外部からのメールを受信するMIMEゲートウェイのセキュリティ対策として、以下の3種類の設定をすることにより、スパムメールなどの踏み台として利用されることを防止できます。

メール転送機構の制限オプションの設定

本オプションは、MIMEゲートウェイのメール転送機構(POP3/IMAP4クライアントからの送信メールをSMTPサーバに転送する機構)を無効にするオプションです。本オプションを使用すると、外部(インターネット)から送られてきたメールは、受信者がTeamWARE Officeのユーザ宛のメールだけが受信されます。TeamWARE Office以外の受信者が指定されたメールは、TeamWARE Officeに届いた時点で受信拒否されるため、TeamWARE OfficeがSPAMメールなどの踏み台として利用されることを防止できます。設定方法については、"8.8.1 メール転送機構の制限"を参照してください。

SMTPレスポンダへの接続制限オプションの設定

本オプションは、TeamWARE OfficeのSMTPレスポンダに接続するサーバ、およびPOP3/IMAP4クライアントについて、特定のIPアドレスからの接続だけを許可するオプションです。本オプションを設定し、信頼できるサーバ、およびクライアントだけ接続を許可することにより、TeamWARE OfficeサーバがSPAMメールなどの踏み台として利用されることを防止できます。 設定方法については、"8.8.2 SMTPレスポンダへの接続制限"を参照してください。

スパムメールフィルタの設定

スパムメールフィルタオプションは、上記の"メール転送機構の制限オプション"と "SMTPレスポンダへの接続制限オプション"を拡張したオプションです。本オプションは以下の機能を提供します。

これらを設定することにより、MIMEゲートウェイに対する不正なアクセスやスパムメールを防止することができます。設定方法については、"8.9 スパムメールフィルタ"を参照してください。