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 Teamware Collaboration Suite V2.0グループウェア機能管理者ガイド

8.9 スパムメールフィルタ

スパムメールフィルタは、大きくわけて以下の2つの機能を提供します。

スパムメールフィルタの設定ファイル

スパムメールフィルタ機能はspam.iniで制御されます。さらに、各機能のフィルタ定義を記述するipfilters、smtpfilters、messagefiltersファイルが存在します。

各設定ファイルは、以下の場所にあります。

ファイル名

場所

説明

spam.ini

TeamWARE Officeインストールディレクトリ\smtp

フィルタ機能全体の制御

ipfilters

TeamWARE Officeインストールディレクトリ\smtp

IPフィルタ機能の定義

smtpfilters

TeamWARE Officeインストールディレクトリ\smtp

SMTPフィルタ機能の定義

Messagefilters

TeamWARE Officeインストールディレクトリ\smtp

MESSAGEフィルタ機能の定義

スパムメールフィルタの設定

スパムメールフィルタ機能はspam.iniで制御されます。

spam.iniの定義例を以下に示します。

[IP]
Logging=off
Filters=off

[SMTP]
Logging=off
Filters=on

[MESSAGE]
Logging=on
Filters=on

オプションの説明

[IP]、[SMTP]、[MESSAGE]は、それぞれ制御する各機能のセクションを意味しています。セクション内のオプションの意味は以下の通りです。

スパムメールフィルタの読み込み

spam.iniおよびフィルタ定義(ipfilters、smtpfilters、messagefilters)は、MIMEゲートウェイの起動時に読み込まれます。また、これらの設定は、MIMEゲートウェイの設定更新時に、再読み込みされます。したがって、フィルタの設定ファイルを更新した場合は、TeamWARE ADMINクライアントでMIMEゲートウェイの設定に対して、「詳細情報の変更」を行う必要があります。

ログ設定

spam.iniの「Loggin」オプションに「on」を設定した場合、個別ログが出力されます。ログの出力先は以下です。

ファイル名

場所

説明

spamfilter.log

TeamWARE Officeインストールディレクトリ\smtp

フィルタ機能用のログファイル