回覧ルートの各アクティビティに処理期限を設定することができます。
処理期限を設定したいアクティビティに、処理期限および処理期限を超えた場合の遷移先を設定します。
タイマー設定のサンプルとして提供されている回覧ルートは、BPM Studioからプロセス管理サーバへログインし、[ナビゲータ]ビューに表示される[サーバプロジェクト]配下にある"申請書(タイマー)"を参考にしてください。
参照
回覧ルートの定義方法の詳細については、"Systemwalker IT Change Manager 管理者ガイド"を参照してください。
また、タイマーを使用した回覧ルートの設定の詳細については、"Interstage Business Process Manager Studio ユーザーズガイド"を参照してください。
サンプル"申請書(タイマー)"の期限設定について、説明します。
「承認」アクティビティと「運用操作」アクティビティに、それぞれ期限を設定しています。各アクティビティの担当者の処理が実施されず、処理期限として設定された条件を満たすと、運用フロー管理者が担当する「承認状態確認」アクティビティまたは「操作状態確認」アクティビティへ遷移します。
「承認状態確認」アクティビティまたは「操作状態確認」アクティビティからは、可決矢印が設定されています。運用フロー管理者が、処理期限超過に対するアクションを実行してから申請を可決すると、申請は処理担当者に戻ります。
処理期限には、アクティビティに遷移してから1日の期限が設定されています。
注意
処理期限を超えた場合の遷移先を追加すると、分岐がある回覧ルートとなります。この場合、伝票定義の登録後に以下の処理を行う必要があります。
管理者機能の伝票定義管理を使用して、ボタン定義を編集してください。詳細は、"分岐処理設定時の注意事項"を参照してください。
管理者機能の回覧ルート定義管理を使用して表示制御を編集し、[回送先指定]画面に表示される順序を指定してください。詳細は、"Systemwalker IT Change Manager 管理者ガイド"の"回覧ルート定義の編集"を参照してください。