アンセットアップ後の注意事項について説明します。
ローデバイスに作成したデータの削除について【Solaris/Linux】
ローデバイスに作成したデータを完全に削除する場合は、Solarisではformatコマンドを、Linuxではpartedコマンドを利用してください。Systemwalker IT Change Managerで再利用する場合は削除する必要はありません。なお、formatコマンドおよびpartedコマンドの詳細については、使用しているシステムベンダのドキュメントを参照してください。
ディレクトリの削除について
セットアップ時に以下についてデフォルト以外のディレクトリを指定する場合は、アンセットアップ後にディレクトリが残ります。アンセットアップ後にディレクトリを削除してください。
RDB管理情報ディレクトリ
BASEDBデータベーススペース格納ディレクトリ
FLOWDBデータベーススペース格納ディレクトリ
ワークフロー格納ディレクトリ
アンセットアップで異常が発生した場合の対処
アンセットアップで異常が発生した場合は、以下の対処を行ってください。
Systemwalker IT Change Managerをアンインストールします。
“7.2.1.1 Systemwalker IT Change Managerのアンインストール”の手順に従って、アンインストールしてください。
Interstage Business Application Serverをアンインストールします。
“Interstage Business Application Serverのアンインストール後の注意事項”を参考に、アンインストールしてください。
Symfoware Serverをアンインストールします。
“Symfoware Serverのアンインストール後の注意事項”を参考に、アンインストールしてください。
不要なディレクトリを削除します。
下記のディレクトリが存在している場合は、削除してください。
ディレクトリ名 | パス |
---|---|
ワークユニット配備先ディレクトリ | /var/opt/FJSVj2ee/deployment/ijserver/WUMyo |
リポジトリデータ格納先ディレクトリ | /var/opt/FJSVena/EnablerDStores/FJSVirep/dsa/data (初期値) |
BASEDB用RDB管理情報ディレクトリ | /var/opt/FJSVswpm/BASEDB (初期値) |
BASEDBのRDBディクショナリ用ディレクトリ | /var/opt/FJSVswpm/BASEDB (初期値) |
BASEDBのRDBログ管理ファイル用ディレクトリ | /var/opt/FJSVswpm/BASEDB/LOG (初期値) |
FLOWDB用RDB管理情報ディレクトリ | /var/opt/FJSVswpm/FLOWDB (初期値) |
FLOWDBのRDBディクショナリ用ディレクトリ | /var/opt/FJSVswpm/FLOWDB (初期値) |
FLOWDBのRDBログ管理ファイル用ディレクトリ | /var/opt/FJSVswpm/FLOWDB/LOG (初期値) |
BASEDB用RDB構成パラメタファイル | 【Solaris】 【Linux】 |
FLWODB用RDB構成パラメタファイル | 【Solaris】 【Linux】 |
Systemwalker IT Change Managerを再構築する場合は、インストールから実施する必要があります。以下の手順で環境を構築してください。
Systemwalker IT Change Managerをインストールします。
Systemwalker IT Change Managerをインストールする手順については、“2.2.1 Systemwalker IT Change Managerのインストール”を参照してください。
プロセス管理サーバのセットアップを実施します。
プロセス管理サーバのセットアップを実施する手順については、“3.1 プロセス管理サーバのセットアップ”を参照してください。