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Systemwalker IT Change Manager V14g 導入ガイド
Systemwalker

2.2.1 Systemwalker IT Change Managerのインストール

プロセス管理サーバに、Systemwalker IT Change Managerをインストールする手順について、以下に説明します。

Windowsへのインストール

Solarisへのインストール

Linuxへのインストール

Windowsへのインストール

注意

  • ディレクトリを指定する際は、必ず新規のディレクトリを指定してください。

  • 各ミドルウェアのインストール先はそれぞれ異なるパスを指定してください。
    同一のディレクトリにまとめたい場合は、パスの末尾を重複しないディレクトリにしてください。
    例)「C:\ITCM」配下にまとめたい場合

    プロセス管理サーバのインストール先

    C:\ITCM\SWPM

    Interstage Business Application Serverのインストール先

    C:\ITCM\Interstage

    Interstage BPMのインストール先

    C:\ITCM\InterstageBPM

    Symfoware Serverクライアント機能のインストール先

    C:\ITCM\SFWCLNT

    Symfoware Serverサーバ機能のインストール先

    C:\ITCM\SFWSV

    Symfoware Server制御ファイルの格納先

    C:\ITCM\SFWETC

    CMDBマネージャのデータベース格納先

    C:\ITCM\SWPM\CMDB

  • ディレクトリを指定する際は、「\\」で開始するパスおよび相対パス表記での指定はできません。

  • ディレクトリ名に指定可能な文字は、半角英数字、「-」(ハイフン)、「_」(アンダースコア)です。

  • インストールに失敗した場合は、再起動後にインストールを実施したユーザーでログインし、アンインストール手順に従ってInterstage Business Application ServerおよびSymfoware Serverをアンインストールしてください。その後、失敗した原因を取り除いた後、再度インストールを実施してください。アンインストールについては、"アンインストール"を参照してください。

  1. Administratorsグループに所属するアカウントでログインします。

  2. インストーラを起動します。

    以下のDVD-ROMをDVD-ROM装置にセットします。

    • Standard Editionの場合

      "Systemwalker IT Change Manager V14g Standard Edition メディアパック (14.1.1) Disc No. 1/1"

    • Enterprise Editionの場合

      "Systemwalker IT Change Manager V14g Enterprise Edition メディアパック (14.1.1) Disc No. 1/1"

    自動的にインストーラが起動します。起動しない場合はswsetup.exeを実行し、インストーラを起動してください。

    注意

    ご利用OSがWindows Server 2008以降の場合は、管理者として実行してください。

  3. プロセス管理サーバのインストールをクリックします。

  4. 「インストール」を選択します。「ようこそ」画面が表示されます。

    [次へ]ボタンをクリックしてください。

  5. インストール先を指定します。

    [インストール先の選択]画面で、インストール先ディレクトリを指定し、[次へ]ボタンをクリックしてください。

    注意

    • インストール先のパス長は最大58バイトです。

    • インストール先ディレクトリにはNTFS形式のディスクを指定してください。

  6. Interstage Business Application Serverのインストール先を指定します。

    [インストール先の選択]画面で、Interstage Business Application Serverのインストールディレクトリを指定し、[次へ]ボタンをクリックしてください。

    注意

    • インストール先ディレクトリにはNTFS形式のディスクを指定してください。

    • インストール先のパス長は最大30バイトです。

  7. Interstage Business Application Serverで使用するポート番号を設定します。

    [ポート番号の設定]画面で、Interstage Business Application Serverが使用するポート番号を指定し、[次へ]ボタンをクリックしてください。

    注意

    • 現在動作しているポート番号が以下のコマンドで確認できます。このコマンドで表示されるポート番号は指定しないでください。

      > netstat -a -n

    • 現在動作していない場合でも、指定するポート番号が他で使用されている可能性があります。使用されていないことを確認するためには、"Systemwalker IT Change Manager リファレンスガイド"の"ポート番号一覧"を参照してください。

  8. Interstage BPMのインストール先を指定します。

    [インストール先の選択]画面で、Interstage BPMのインストールディレクトリを指定し、[次へ]ボタンをクリックしてください。

    注意

    インストール先のパス長は最大255バイトです。

  9. Symfoware Server クライアント機能のインストール先を指定します。

    [インストール先の選択]画面で、Symfoware Server クライアント機能のインストールディレクトリを指定し、[次へ]ボタンをクリックしてください。

  10. Symfoware Server サーバ機能のインストール先を指定します。

    [インストール先の選択]画面で、Symfoware Server サーバ機能のインストールディレクトリを指定し、[次へ]ボタンをクリックしてください。

  11. Symfoware Server 制御ファイルの格納先を指定します。

    [制御ファイル格納先の選択]画面で、Symfoware Server 制御ファイルの格納先ディレクトリを指定し、[次へ]ボタンをクリックします。

    注意

    NTFS形式のディスクを指定してください。

  12. CMDBマネージャのデータベース格納先を指定します。

    [データベース格納先の選択]画面で、CMDBマネージャのデータベース格納先ディレクトリを指定し、[次へ]ボタンをクリックします。

    なお、CMDBマネージャのデータベースは、専用ディスクに配置することを推奨します。他のアプリケーションとディスクI/Oが競合すると、パフォーマンスが低下します。

    注意

    インストール先のパス長は最大64バイトです。

  13. プロセス管理サーバのホスト名を指定します。

    [ホスト名の入力]画面で、Webコンソールから名前解決できるプロセス管理サーバのホスト名を指定し、[次へ]ボタンをクリックしてください。

    注意

    • ホスト名に使用できるのは、半角英数、「-」(ハイフン)、「.」(ピリオド)、「_」(アンダースコア)のみです。

    • ホスト名に指定できる最大長は63バイトです。

  14. インストールを確認します。

    [インストールの確認]画面で、入力内容の確認を行い、内容に誤りがなければ、[次へ]ボタンをクリックしてください。インストールが開始されます。

  15. インストールを開始します。

    インストール完了までしばらく時間がかかります。

  16. インストールを終了します。

    インストールが完了すると以下の画面が表示されます。[はい、今すぐコンピュータを再起動します。]を選択し、[完了]ボタンをクリックします。

    再起動後は、インストールしたユーザーでログオンしてください。

Solarisへのインストール

  1. システム上でスーパーユーザーになります。

  2. 以下のDVD-ROMをDVD-ROM装置にセットします。

    • Standard Editionの場合

      "Systemwalker IT Change Manager V14g Standard Edition メディアパック (14.1.1) Disc No. 1/2"

    • Enterprise Editionの場合

      "Systemwalker IT Change Manager V14g Enterprise Edition メディアパック (14.1.1) Disc No. 1/2"

    ボリューム管理デーモンが動作していない場合、DVD-ROMをマウントします。

    # mount -F hsfs -o ro /dev/~ DVD-ROMのマウントポイント

    注意

    DVD-ROMデバイス名(/dev/~)はシステムによって異なる場合がありますので、事前に確認してください。

  3. インストーラを起動します。

    本ソフトウェア専用のインストールコマンド(swpm_install)を実行することにより、複数

    のパッケージを一括インストールします。インストーラの起動方法を以下に示します。

    # DVD-ROMのマウントポイント/swpm_install

  4. インストール先ディレクトリを設定します。

    #################################################################
    #                                                               #
    #          Systemwalker IT Change Manager インストーラ          #
    #                            V14.1.1                            #
    #                                                               #
    #              Copyright FUJITSU LIMITED 2009-2013              #
    #                                                               #
    #################################################################
    
    !!!!! 注意 !!!!!
      インストールを行う前にIPC資源のチューニングを必ず実施してください。
      実施方法については、"Systemwalker IT Change Manager 導入ガイド"を参照してください。
    [ インストール先ディレクトリの指定 ]
        プログラムの配置先       : /opt
        設定ファイルの配置先     : /etc/opt
        作業ファイルの配置先     : /var/opt
        CMDBデータベースの配置先 : /var/opt
    
    上記の設定を変更しますか? (省略: n) [y,n,q]

    インストール先ディレクトリを変更する場合は"y"を入力します。変更しない場合は、"n"もしくは[Enter]のみを押下します。

    IPC資源のチューニングについては、"2.1.1 システムパラメタのチューニング" を参照してください。

  5. インストール先を指定します。

    "y"を入力した場合、変更する情報を入力するために、以下のメッセージが出力されます。

    プログラムの配置先 (省略: /opt) [q] /opt2
    設定ファイルの配置先 (省略: /etc/opt) [q] /etc/opt2
    作業ファイルの配置先 (省略: /var/opt) [q] /var/opt2
    CMDBデータベースの配置先 (省略: /var/opt) [q] /var/cmdb


    インストール先ディレクトリを変更する場合は変更後のインストールディレクトリを入力し、デフォルトのインストールディレクトリに設定する場合は[Enter]を押下します。

  6. Interstage Business Application Serverで使用するポート番号を設定します。

    [ ポート番号の指定 ]
        Interstage管理コンソール          : 12000
        Webサーバ(Interstage HTTP Server) :    80
        CORBAサービス                     :  8002
    上記の設定を変更しますか? (省略: n) [y,n,q]


    ポート番号を変更する場合は"y"を入力します。変更しない場合は、"n"もしくは[Enter]のみ入力します。

    注意

    • 現在動作しているポート番号が以下のコマンドで確認できます。このコマンドで表示されるポート番号は指定しないでください。

      # netstat -an

    • 現在動作していない場合でも、指定するポート番号が他で使用されている可能性があります。使用されていないことを確認するためには、“Systemwalker IT Change Manager 管理者ガイド”の“ポート番号一覧”を参照してください。

  7. Interstage Business Application Serverで使用するポート番号を指定します。

    "y"を入力した場合、変更する情報を入力するために、以下のメッセージが出力されます。

    Interstage管理コンソール (省略: 12000) [1-65535,q] 12001
    Webサーバ(Interstage HTTP Server) (省略: 80) [1-65535,q] 81
    CORBAサービス (省略: 8002) [1-65535,q] 8003

    ポート番号を変更する場合は変更後のポート番号を入力し、デフォルトのポート番号に設定する場合は[Enter]を押下します。

  8. プロセス管理サーバのホスト名を指定します。

    [プロセス管理サーバのホスト名の指定]画面で、Webコンソールから名前解決できるプロセス管理サーバのホスト名を指定し、[Enter]ボタンを押下してください。

    [ プロセス管理サーバのホスト名の指定 ]
      Webコンソールから名前解決できるホスト名を指定してください。
    このコンピュータのホスト名 (省略: itcm) [q] itcm2

    注意

    • ホスト名にqおよびQのみの指定はできません。

    • ホスト名に使用できるのは、半角英数、「-」(ハイフン)、「.」(ピリオド)、「_」(アンダースコア)のみです。

    • ホスト名に指定できる最大長は63バイトです。

  9. インストールを確認します。

    [インストール処理続行の確認]画面で、入力内容の確認を行い内容に誤りがなければ、"y"を入力してください。インストールが開始されます。インストール情報を再入力する場合は"n"を入力してください。

    << インストール処理続行の確認 >>
    [ インストール先ディレクトリ ]
        プログラムの配置先                : /opt2
        設定ファイルの配置先              : /etc/opt2
        作業ファイルの配置先              : /var/opt2
        CMDBデータベースの配置先          : /var/cmdb
    [ ポート番号 ]
        Interstage管理コンソール          : 12001
        Webサーバ(Interstage HTTP Server) :  81
        CORBAサービス                     :  8003
    [ プロセス管理サーバのホスト名 ]
        ホスト名                          : itcm2
    上記の設定でインストールを開始してよろしいですか? [y,n,q]
  10. インストールを開始します。

    インストールの準備が整うと、以下の画面が表示され、インストールが開始されます。

    'Systemwalker IT Change Manager'のインストールを開始します。

  11. インストールを終了します。

    インストールが完了すると以下の画面が表示されます。

    'Systemwalker IT Change Manager'をインストールしました。
    システムを再起動後、本製品の環境構築を実施してください。

  12. システムを再起動します。

Linuxへのインストール

  1. システム上でスーパーユーザーになります。

  2. DVD-ROM媒体をDVD-ROM装置にセットします。

    • Standard Editionの場合

      [Red Hat Enterprise Linux 5の場合]

      "Systemwalker IT Change Manager V14g Standard Edition メディアパック (14.1.0) Disc No. 1/3"

      [Red Hat Enterprise Linux 6の場合]

      "Systemwalker IT Change Manager V14g Standard Edition メディアパック (14.1.0) Disc No. 2/3"

    • Enterprise Editionの場合

      [Red Hat Enterprise Linux 5の場合]

      "Systemwalker IT Change Manager V14g Enterprise Edition メディアパック (14.1.0) Disc No. 1/3"

      [Red Hat Enterprise Linux 6の場合]

      "Systemwalker IT Change Manager V14g Enterprise Edition メディアパック (14.1.0) Disc No. 2/3"

    ボリューム管理デーモンが動作していない場合、DVD-ROMをマウントします。

    # mount -t iso9660 -r /dev/cdrom DVD-ROMのマウントポイント

  3. インストーラを起動します。

    本ソフトウェア専用のインストールコマンド(swpm_install)を実行することにより、複数

    のパッケージを一括インストールします。インストーラの起動方法を以下に示します。

    # DVD-ROMのマウントポイント/swpm_install

  4. インストール先ディレクトリを設定します。

    #################################################################
    #                                                               #
    #          Systemwalker IT Change Manager インストーラ          #
    #                            V14.1.0                            #
    #                                                               #
    #              Copyright FUJITSU LIMITED 2009-2011              #
    #                                                               #
    #################################################################
    
    !!!!! 注意 !!!!!
      インストールを行う前にIPC資源のチューニングを必ず実施してください。
      実施方法については、"Systemwalker IT Change Manager 導入ガイド"を参照してください。
    [ インストール先ディレクトリの指定 ]
        プログラムの配置先   (変更不可) : /opt
        設定ファイルの配置先 (変更不可) : /etc/opt
        作業ファイルの配置先 (変更不可) : /var/opt
        CMDBデータベースの配置先        : /var/opt
    
    上記の設定を変更しますか? (省略: n) [y,n,q]


    インストール先ディレクトリを変更する場合は"y"を入力します。変更しない場合は、"n"もしくは[Enter]のみを押下します。

    IPC資源のチューニングについては、"2.1.1 システムパラメタのチューニング" を参照してください。

  5. インストール先を指定します。

    "y"を入力した場合、変更する情報を入力するために、以下のメッセージが出力されます。

    CMDBデータベースの配置先 (省略: /var/opt) [q] /var/cmdb


    インストール先ディレクトリを変更する場合は変更後のインストールディレクトリを入力し、デフォルトのインストールディレクトリに設定する場合は[Enter]を押下します。

  6. Interstage Business Application Serverで使用するポート番号を設定します。

    [ ポート番号の指定 ]
        Interstage管理コンソール          : 12000
        Webサーバ(Interstage HTTP Server) :    80
        CORBAサービス                     :  8002
    上記の設定を変更しますか? (省略: n) [y,n,q]


    ポート番号を変更する場合は"y"を入力します。変更しない場合は、"n"もしくは[Enter]のみ入力します。

    注意

    • 現在動作しているポート番号が以下のコマンドで確認できます。このコマンドで表示されるポート番号は指定しないでください。

      # netstat -an

    • 現在動作していない場合でも、指定するポート番号が他で使用されている可能性があります。使用されていないことを確認するためには、"Systemwalker IT Change Manager リファレンスガイド"の"ポート番号一覧"を参照してください。

  7. Interstage Business Application Serverで使用するポート番号を指定します。

    "y"を入力した場合、変更する情報を入力するために、以下のメッセージが出力されます。

    Interstage管理コンソール (省略: 12000) [1-65535,q] 12001
    Webサーバ(Interstage HTTP Server) (省略: 80) [1-65535,q] 81
    CORBAサービス (省略: 8002) [1-65535,q] 8003

    ポート番号を変更する場合は変更後のポート番号を入力し、デフォルトのポート番号に設定する場合は[Enter]を押下します。

  8. プロセス管理サーバのホスト名を指定します。

    [プロセス管理サーバのホスト名の指定]画面で、Webコンソールから名前解決できるプロセス管理サーバのホスト名を指定し、[Enter]ボタンを押下してください。

    [ プロセス管理サーバのホスト名の指定 ]
      Webコンソールから名前解決できるホスト名を指定してください。
    このコンピュータのホスト名 (省略: itcm) [q] itcm2

    注意

    • ホスト名にqおよびQのみの指定はできません。

    • ホスト名に使用できるのは、半角英数、「-」(ハイフン)、「.」(ピリオド)、「_」(アンダースコア)のみです。

    • ホスト名に指定できる最大長は63バイトです。

  9. インストールを確認します。

    [インストール処理続行の確認]画面で、入力内容の確認を行い内容に誤りがなければ、yを入力してください。インストールが開始されます。インストール情報を再入力する場合は"n"を入力してください。

    << インストール処理続行の確認 >>
    [ インストール先ディレクトリ ]
        プログラムの配置先                : /opt
        設定ファイルの配置先              : /etc/opt
        作業ファイルの配置先              : /var/opt
        CMDBデータベースの配置先          : /var/cmdb
    [ ポート番号 ]
        Interstage管理コンソール          : 12001
        Webサーバ(Interstage HTTP Server) :    81
        CORBAサービス                     :  8003
    [ プロセス管理サーバのホスト名 ]
        ホスト名                          : itcm2
    上記の設定でインストールを開始してよろしいですか? [y,n,q]
  10. インストールを開始します。

    インストールの準備が整うと、以下の画面が表示され、インストールが開始されます。

    'Systemwalker IT Change Manager'のインストールを開始します。

  11. インストールを終了します。

    インストールが完了すると以下の画面が表示されます。

    'Systemwalker IT Change Manager'をインストールしました。
    システムを再起動後、本製品の環境構築を実施してください。

  12. システムを再起動します。