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Systemwalker IT Change Manager V14g 導入ガイド
Systemwalker

2.4.1 Windowsへのインストール

Windowsへのインストール方法について説明します。

2.4.1.1 SMEEのインストール

Systemwalker IT Change Managerのエージェントをインストールする前に、あらかじめDVD-ROMに同梱されているセキュア通信ライブラリ(SMEE)をインストールする必要があります。また、SMEEを動作させるためにSecurecryptoライブラリランタイムをインストール必要があります。Securecryptoライブラリランタイムのインストールについては“Securecryptoライブラリイムのインストール”を参照してください。

  1. SMEEインストール状況の確認

    すでにSMEEがインストールされている場合、以下の手順でインストールされているSMEEのバージョンレベルを確認します。

    1. [スタート]-[ファイル名を指定して実行]を選択します。

    2. [名前]テキストボックスに「regedit」を入力し、[OK]ボタンをクリックします。

    3. 画面の[HKEY_LOCAL_MACHINE]-[SOFTWARE]-[Fujitsu]-[Install]-[F3FSSMEE]配下の[VersionLevel]を参照します。64bit環境に32bit互換でインストールした場合は[HKEY_LOCAL_MACHINE]-[SOFTWARE]-[Wow6432Node]-[Fujitsu]-[Install]-[F3FSSMEE]配下の[VersionLevel]を参照します。

  2. 1で確認したバージョンレベルが「V4.0L18」よりも古い場合、またはSMEEがインストールされていない(レジストリキーが存在しない)場合は、以下のDVD-ROMをDVD-ROM装置にセットします。

    • Standard Editionの場合

      "Systemwalker IT Change Manager V14g Standard Edition メディアパック (14.1.1) Disc No. 1/1"

    • Enterprise Editionの場合

      "Systemwalker IT Change Manager V14g Enterprise Edition メディアパック (14.1.1) Disc No. 1/1"

    ポイント

    すでに必要なバージョンレベルのSMEEがインストールされていた場合、次の“Securecryptoイブラリランタイムのインストール”の手順にお進みください。

  3. インストーラーを起動します。

    • x86(32bit)版の場合

      [DVD-ROM]-[Agent]-[utilities]-[SMEE]-[x86]にある「Setup.exe」を起動します。

    • x64(64bit)版の場合

      [DVD-ROM]-[Agent]-[utilities]-[SMEE]-[x64]にある「Setup.exe」を起動します。

  4. [次へ]ボタンをクリックします。

    以下の画面が表示されます。[ユーザ名]および[会社名]を入力し、[次へ]ボタンをクリックします。

  5. インストール先のフォルダを指定し、[次へ]ボタンをクリックします。

    インストールが開始されます。

  6. [完了]ボタンをクリックします。

2.4.1.2 Securecryptoライブラリランタイムのインストール

本小項では、Securecryptoライブラリランタイムのインストール方法について説明します。

  1. Securecryptoライブラリランタイムのインストール状況の確認

    すでにSecurecryptoライブラリランタイムがインストールされている場合、以下の手順でインストールされているSecurecryptoライブラリランタイムのバージョンレベルを確認します。

    1. [スタート]-[ファイル名を指定して実行]を選択します。

    2. [名前]テキストボックスに「regedit」を入力し、[OK]ボタンをクリックします。

    3. 画面の[HKEY_LOCAL_MACHINE]-[SOFTWARE]-[Fujitsu]-[Install]-[Securecrypto Library R]配下の[VersionLevel]を参照します。64bit環境に32bit互換でインストールした場合は[HKEY_LOCAL_MACHINE]-[SOFTWARE]-[Wow6432Node]-[Fujitsu]-[Install]-[Securecrypto Library R]配下の[VersionLevel]を参照します。

  2. 1で確認したバージョンレベルが「V2.0L14(x86)」、「V2.0L15(x64)」よりも古い場合、またはSecurecryptoライブラリランタイムがインストールされていない(レジストリキーが存在しない)場合は、以下のDVD-ROMをDVD-ROM装置にセットします。

    • Standard Editionの場合

      "Systemwalker IT Change Manager V14g Standard Edition メディアパック (14.1.1) Disc No. 1/1"

    • Enterprise Editionの場合

      "Systemwalker IT Change Manager V14g Enterprise Edition メディアパック (14.1.1) Disc No. 1/1"

    ポイント

    すでに必要なバージョンレベルのSecurecryptoライブラリランタイムがインストールされていた場合、次の“エージェントのインスール”の手順にお進みください。

  3. インストーラーを起動します。

    • x86(32bit)版の場合

      [DVD-ROM]-[Agent]-[utilities]-[SecurecryptoLibraryR]-[x86]にある「Setup.exe」を起動します。

    • x64(64bit)版の場合

      [DVD-ROM]-[Agent]-[utilities]-[SecurecryptoLibraryR]-[x64]にある「Setup.exe」を起動します。

    [ようこそ]ダイアログボックスが表示されます。

  4. [次へ]ボタンをクリックします。

    以下の画面が表示されます。[ユーザ名]および[会社名]を入力し、[次へ]ボタンをクリックします。

  5. インストール先のフォルダを指定し、[次へ]ボタンをクリックします。

    インストールが開始されます。

  6. [完了]ボタンをクリックします。

2.4.1.3 エージェントのインストール

本小項では、エージェントのインストール方法について説明します。

  1. 以下のDVD-ROMをDVD-ROM装置にセットします。

    • Standard Editionの場合

      "Systemwalker IT Change Manager V14g Standard Edition メディアパック (14.1.1) Disc No. 1/1"

    • Enterprise Editionの場合

      "Systemwalker IT Change Manager V14g Enterprise Edition メディアパック (14.1.1) Disc No. 1/1"

    ⇒以下の画面が表示されます。表示されない場合は、DVD-ROMドライブの-「swsetup.exe」を起動します。

    環境に応じて以下のいずれかをクリックします。

    • エージェント(x86)のインストール

    • エージェント(x64)のインストール

  2. [インストール]をクリックします。

  3. [ようこそ]ダイアログボックスが表示されます。

  4. [次へ]ボタンをクリックします。

    [インストール先の選択]ダイアログボックスが表示されます。

    注意

    • インストール先ディレクトリにはNTFS形式のディスクを指定してください。

    • インストール先のパス長は最大58バイトです。

    • 必ず新規のディレクトリを指定してください。

    • 「\\」で開始するパス、および相対パス表記での指定はできません。

    • ディレクトリ名に指定可能な文字は、半角英数字、「-」(ハイフン)、「_」(アンダースコア)です。

  5. インストール先のフォルダを指定し、[次へ]ボタンをクリックします。

    [CMDBエージェントインストール情報の設定]ダイアログボックスが表示されます。

  6. エージェントのホスト名を指定します。

    ホスト名はエージェントのホスト名をデフォルト表示します。表示されたホスト名がマネージャからアクセスできない場合は、アクセスすることができるホスト名を設定してください。

    注意

    指定するエージェントのホスト名は、マネージャからアクセスできる必要があります。ファイアウォール機能等を使用している場合は、通信を許可するようにしてください。

  7. [次へ]ボタンをクリックします。

    [CMDBマネージャインストール情報の設定]ダイアログボックスが表示されます。

    マネージャのホスト名とポート番号を指定します。ポート番号については、通常は、デフォルト値を使用してください。

  8. [次へ]ボタンをクリックします。

    [アプリケーションリリース管理インストール情報の設定]ダイアログボックスが表示されます。

    アプリケーションリリース管理機能の使用時に必要な[ダウンロード先]および[一時作業用先]を指定します。
    通常は、デフォルト値を指定してください。

    ダウンロード先

    ダウンロード先を指定します。

    初期値

    [エージェントインストールディレクトリ]\aplmgt\download

    一時作業用先

    作業用ディレクトリを指定します。

    初期値

    [エージェントインストールディレクトリ]\aplmgt\work

  9. [次へ]ボタンをクリックします。

    [インストールの確認]ダイアログボックスが表示されます。

  10. [インストール情報の確認]画面で、入力した内容を確認し、正しければ[次へ]ボタンをクリックします。インストールが実行されます。

  11. [完了]ボタンをクリックします。