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Systemwalker Centric Manager Lite Edition 監視スタートガイド
Systemwalker

7.2.2 トラブルの状況を確認する

トラブルの状況は、 [Systemwalker Webコンソール]で確認できます。


[Systemwalker Webコンソール]で確認ができる項目について説明します。

トラブルを監視するイメージ図


監視画面

[Systemwalker Webコンソール]画面について、イメージ図にあわせて説明します。

[ツリー選択]

[ツリー選択]で選択した監視ツリーが[監視ツリー]、および[監視マップ]に表示されます。

ツリー選択は、以下の形式で切り替えて表示することができます。

  • [ノード一覧 | Systemwalker]ツリー

    すべての管理対象機器を表示します。

  • [ノード管理 | Virtual Machine]ツリー

    VMwareとHyper-Vのホストサーバとゲストサーバを表示します。

    同一ホストサーバで起動するゲストサーバがフォルダでグルーピングされ、仮想環境の構成をわかりやすく把握することができます。

  • [ノード管理 | OS]ツリー

    Windows Server OS、Linux OSのサーバを表示します。

    これらのサーバは重要機器として稼働状態が監視され、トラブルを検出した際にはイベントが通知されます。

[監視ツリー]

[監視ツリー]には、[ツリー選択]で選択したツリーが表示されます。

トラブルが発生した場合、トラブルが発生した監視対象サーバを含むフォルダと、その上位のフォルダすべてに、イベントの重要度を示すアイコンが表示されます。

[監視マップ]

[監視マップ]には、[ツリー]フレームで選択しているフォルダ配下のすべての監視対象サーバが表示されます。

トラブルが発生した場合、トラブルが発生した監視対象サーバの上に、イベントの重要度を示すアイコンが表示されます。

ノードのアイコンをダブルクリックすることで、[ノードプロパティ]が起動し、ノードの詳細情報の確認、監視抑止の操作をすることができます。

[監視イベント一覧]

[監視イベント一覧]には、通知されたイベントの内容や重要度などが表示されます。

トラブルが発生した場合、[監視イベント一覧]に[未対処]のイベントとして表示されます。

番号列のリンクをクリックすることで、[監視イベント対処]画面が起動し、イベントの対処処理を実行することができます。


稼働状態の表示

機器の稼働状態が[監視マップ]で確認できます。

マップ表示時はノードアイコン枠の色で表示され、リスト表示時は[オブジェクト状態]列に状態が表示されます。

表示されるアイコンの説明を記載します。

マップ表示時の

ノードアイコン枠の表示

リスト表示時の

[オブジェクト状態]の表示

監視対象機器の状態

緑色

「動作中」

監視対象機器は稼働しています。

赤色

「未起動」

監視対象機器が起動していません。

黒色

「監視抑止中」

監視対象機器に監視抑止の設定がされています。

「-」

機器の検出直後、または監視の再開直後であり、該当機器の稼働状態の確認ができていません


監視するメッセージ

トラブル発生原因の確認

過去にどのようなトラブルが機器に発生したのか、メッセージ検索画面を使用して、調査することができます。

検索対象のノードが運用管理サーバの場合には、監視イベント一覧に表示されるメッセージに加えて、OS、およびアプリケーションがイベントログに出力したメッセージも検索結果に表示されます。

メッセージの検索は以下の手順で行います。

  1. [メニュー]画面から[稼働状況の確認] をクリックします。

    →[Systemwalker Web コンソール]が表示されます。

  2. [監視マップ]で、監視を抑止する対象のサーバのアイコンをダブルクリックします。

  3. [ノードプロパティ]の操作メニューから[メッセージの検索]を選択し、[操作]ボタンをクリックします。

  4. [メッセージ検索(条件指定)]画面で検索内容を設定し、[実行]ボタンをクリックします。

  5. [メッセージ検索結果]画面に表示された内容確認します。

  6. 検索結果の確認が完了したら[メッセージ検索結果]画面、および[ノードプロパティ]を閉じ、[Systemwalker Webコンソール] を表示します。

監視マップ、監視イベント一覧の表示情報の更新方法

[自動更新]ボタンをクリックして、自動更新機能を有効にすることにより、監視マップ、および監視イベント一覧に表示される情報が、最新状態に定期的に自動更新されます(更新間隔:1分)。

自動更新機能を有効にしている場合は、Systemwalker Webコンソールの他の操作はできません。

また、F5キーを押すことで、最新の状態に更新可能です。

監視イベント一覧に表示されていないイベントの確認方法

監視イベント一覧には最新の100件のイベントが表示されます。それより以前に発生したイベントについては、opmtrcsv(監視イベント履歴CSV出力コマンド)を使用して確認できます。

opmtrcsv(監視イベント履歴CSV出力コマンド)の詳細については、“opmtrcsv(監視イベント履歴CSV出力コマンド)”を参照願います。

監視イベント一覧に表示されるイベントの絞り込みについて

監視イベント一覧に大量のイベントが表示されている場合、絞り込み機能を使用して、監視イベント一覧に表示するイベントを絞り込むことができます。

重要度レベルで絞り込むには重要度ボタンを、状態で絞り込むには状態ボタンをクリックします。