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Systemwalker Centric Manager Lite Edition 監視スタートガイド
Systemwalker

A.1.3 opmtrcsv(監視イベント履歴CSV出力コマンド)

機能説明

本コマンドは、 [監視イベント一覧]に表示されたイベント(以降、”監視イベントログ”と略します)の内容をCSV形式に変換して出力します。

記述形式

opmtrcsv

[-s 出力する先頭の監視イベント番号] [-e 出力する最後の監視イベント番号] [-st 出力する先頭の監視イベント受信時間] [-et 出力する最後の監視イベント受信時間] [-n ホスト名] [-o ファイル名]

オプション

-s 出力する先頭の監視イベント番号:

CSVファイルに出力する監視イベントの先頭の番号を指定します。省略した場合、監視イベントログに格納されている最も若い番号の監視イベントから、CSV形式で出力されます。

-e 出力する最後の監視イベント番号:

CSVファイルに出力する監視イベントの最後の番号を指定します。省略した場合、監視イベントログファイルに格納されている最後の監視イベントまで、CSV形式で出力されます。

-st 出力する先頭の監視イベント受信時間:

CSVファイルに出力する監視イベントの先頭の受信時間を指定します。指定形式は、年月日時分秒をそれぞれ2桁で指定してください(YYMMDDhhmmss)。省略した場合、監視イベントログに格納されている最も古い監視イベントから、CSV形式で出力されます。

-et 出力する最後の監視イベント受信時間:

CSVファイルに出力する監視イベントの最後の受信時間を指定します。指定形式は、年月日時分秒をそれぞれ2桁で指定してください(YYMMDDhhmmss)。省略した場合、監視イベントログファイルに格納されている最後の監視イベントまで、CSV形式で出力されます。

-s、-eパラメタと、-st、-etパラメタを同時に指定することができます。その場合、各指定のAND条件が取られます。

-s、-e、-st、-etパラメタをすべて省略した場合は、監視イベントログに格納されているすべての監視イベントが、CSV形式で出力されます。

-n ホスト名:

ホスト名を指定し、そのホストが発生元の監視イベントだけが、CSV形式で出力されます。

ホスト名には、前方一致“"host*"”、後方一致“"*host"”、中間一致“"*host*"”を指定してホスト名の検索ができます。

-o ファイル名:

監視イベントを出力するCSVファイル名を指定します。ファイル名の指定は、フルパスでも、相対パスでも構いません。

復帰値

0:

正常終了

0以外:

異常終了

コマンド格納場所

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\bin

実行に必要な権限/実行環境

使用例

監視イベント番号の1から100までの監視イベントを、CSVファイルに出力します。

opmtrcsv -s 1 -e 100 -o D:\tmp\opmtr.csv

2010年1月1日午前0時から2010年2月1日午前0時までの監視イベントを、CSVファイルに出力します。

opmtrcsv -st 100101000000 -et 100201000000 -o D:\tmp\opmtr.csv

実行結果/出力形式

実行結果の情報を以下に示します。詳細は出力内容の詳細を参照してください。

(1行目) 1,"NORMALMSG","Dealt","Stop","2012/11/26 14:24:17","Systemwalker\自部門\192.168.1.0","運用管理サーバ"," Server1","AP:MpCNappl: ERROR: 106: ノードが停止しました(ICMP/ポート応答なし). (TRAP agent:192.168.1.10 community:public generic:6 enterprise:fujitsu.4.19.3 specific:10 timestamp:0 varbind:(fujitsu.4.51 [1 1 0] 2)(cnAutoResetKind.0 [1 1 0] 1)(cnAutoResetId.0 [2 4 0] 03NS)) ","鈴木","システム構成変更のためエラーが発生","2012/11/26 15:24:56","2012/11/26 15:24:56"

(2行目) ・・・

出力内容の詳細

各項目名について以下に示します。

Number:

第1カラム。監視イベント番号。監視イベントログはサイクリックに利用され、データベースのすべての領域を使用すると古いものから順に上書きされます。

Attribute:

第2カラム。メッセージの属性

NORMALMSG:

一般メッセージ

Status:

第3カラム。監視イベント対処状況

Trouble:

未対処

Deferred:

保留

Dealt:

対処済

Class:

第4カラム。監視イベント種別

Time:

第5カラム。メッセージ発生日時

Group:

第6カラム。グループ名
ドメイン名\フォルダ名\サブフォルダ名

System:

第7カラム。システムの通称名。表示名

Host:

第8カラム。システムのホスト名

Message:

第9カラム。メッセージテキスト

Dealer:

第10カラム。イベント対処/保留時に入力された対応者

Memo:

第11カラム。監視イベント情報
イベント対処/保留時に入力されたメモ

Stime:

第12カラム。対処開始時間
監視イベント発生後、最初に[監視イベントの状態変更]ウィンドウを開いたときの時間

Etime:

第13カラム。対処終了時間
最後に対処済にしたときの時間