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Systemwalker Service Quality Coordinator Web 利用状況管理編
Systemwalker

15.2.5 SQC拡張ログファイル

SQC拡張ログファイルについて説明します。

SQC拡張ログファイルはSQC拡張ログ採取によってSQC拡張ログの蓄積時に自動作成されます。

15.2.5.1 ファイル名

格納先

SQC拡張ログファイルは、以下のディレクトリ下に格納されます。

Windows版】

<可変ファイル格納ディレクトリ>\extend-log\

UNIX版】

/var/opt/FJSVssqc/extend-log/


ファイル名の形式

SQC拡張ログファイル名は、以下の形式で、SQC拡張ログファイル切り替えごとに新しく作成されます。青文字の箇所は、可変です。

logyyyymmdd_nn


[可変箇所の説明]

記号

意味

yyyy

作成日の西暦年(1970~)

mm

作成日の月(01~12)

dd

作成日の日(01~31)

nn

作成日の中でのSQC拡張ログファイルの通番(01~99)


15.2.5.2 容量見積り

1日あたりの容量の見積り式は、以下のとおりです。青文字の箇所は、可変です。

(1日あたりの容量)=(50+AB)×C

記号

意味

A

クライアントフィールドの平均バイト数

B

ドキュメントフィールドの平均バイト数

C

ドキュメントに対する1日の平均アクセス数


15.2.5.3 SQC拡張ログファイルの切り替え

SQC拡張ログ採取は、SQC拡張ログファイルのバックアップなどの作業を簡単にするため、一定期間ごとに新しいSQC拡張ログファイル(15.2.5.1に記述したファイル名:logyyyymmdd_nn)を作成し、SQC拡張ログの蓄積先を新しいログファイルの方へ変更します。これを「SQC拡張ログファイルの切り替え」と呼びます。

SQC拡張ログファイルの切り替えは、拡張ログ環境定義ファイル「ExtendLogConfig」の設定内容に従って行われます。

拡張ログ環境定義ファイルの設定方法については、「15.2.2 拡張ログ環境定義ファイル」を参照してください。