SQC拡張ログファイルについて説明します。
SQC拡張ログファイルはSQC拡張ログ採取によってSQC拡張ログの蓄積時に自動作成されます。
■格納先
SQC拡張ログファイルは、以下のディレクトリ下に格納されます。
【Windows版】
<可変ファイル格納ディレクトリ>\extend-log\ |
【UNIX版】
/var/opt/FJSVssqc/extend-log/ |
■ファイル名の形式
SQC拡張ログファイル名は、以下の形式で、SQC拡張ログファイル切り替えごとに新しく作成されます。青文字の箇所は、可変です。
logyyyymmdd_nn
[可変箇所の説明]
記号 | 意味 |
---|---|
yyyy | 作成日の西暦年(1970~) |
mm | 作成日の月(01~12) |
dd | 作成日の日(01~31) |
nn | 作成日の中でのSQC拡張ログファイルの通番(01~99) |
1日あたりの容量の見積り式は、以下のとおりです。青文字の箇所は、可変です。
(1日あたりの容量)=(50+A+B)×C
記号 | 意味 |
---|---|
A | クライアントフィールドの平均バイト数 |
B | ドキュメントフィールドの平均バイト数 |
C | ドキュメントに対する1日の平均アクセス数 |
SQC拡張ログ採取は、SQC拡張ログファイルのバックアップなどの作業を簡単にするため、一定期間ごとに新しいSQC拡張ログファイル(15.2.5.1に記述したファイル名:logyyyymmdd_nn)を作成し、SQC拡張ログの蓄積先を新しいログファイルの方へ変更します。これを「SQC拡張ログファイルの切り替え」と呼びます。
SQC拡張ログファイルの切り替えは、拡張ログ環境定義ファイル「ExtendLogConfig」の設定内容に従って行われます。
拡張ログ環境定義ファイルの設定方法については、「15.2.2 拡張ログ環境定義ファイル」を参照してください。