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Systemwalker Runbook Automation Studio利用ガイド
Systemwalker

11.1.2 Java Actionの割当て

Java Actionは3つのレベルで定義し割り当てることができます。

ノードレベルとプロセス定義レベルの両レベルでJava Actionを定義する場合、ノードレベルアクションを実行してからプロセス定義レベルアクションを実行します。

Java Actionの作成後、そのJava Actionを異なる場所で利用できます。たとえば、同じJava Actionを開始アクション、エラーアクション、補償アクションとして利用できます。

注意

特定のエラー状況に対処できるよう、Systemwalker Runbook Automation Studioがエラーアクションと補償アクションを提供します。これらのアクションをその他のJava Actionに割り当てることができます。エラーアクションと補償アクションの詳細については、“11.1.7 Java Actionのエラー処理”を参照してください。

ここでは、Java Actionを割り当てるときの一般的な手順の概要を説明します。

Java Actionをプロセス定義またはノードに割り当てる方法について説明します。

  1. [プロパティ]ビューを表示するために、プロセス定義エディタ内の空のスペースをクリック、または、Java Actionを割り当てるノードを選択します。

  2. [アクションセット]タブを選択します。

    [アクションセット]タブの内容は、対象となるノードによって異なります。以下の図は、Activityノード用の[アクションセット]タブを示しています。

    図11.1 Activityノード用の[アクションセット]タブ

    以下の図は、プロセス定義用の[アクションセット]タブを示しています。

    図11.2 プロセス定義用の[アクションセット]タブ

    注意

    [タイマー]と[期限]タブを使用して、Java Actionをタイマーと期限に割り当てることができます。詳細については、“6.22.1 期限の定義”と“6.22.2 タイマーの定義”を参照してください。

  3. 追加するJava Actionのタイプを選択し、[追加]をクリックします。

    [アクションタイプリスト]ダイアログが表示されます。

    図11.3 アクションタイプリスト

  4. [アクションタイプリスト]ダイアログで、Java Actionが置かれているフォルダを展開し、任意のJava Actionを選択した後、[作成]をクリックします。

    選択したアクションに応じて必要な操作を行います。

  5. [OK]をクリックします。

  6. Java Actionの実行順序を変更するには、変更するJava Actionを選択し、[アクションセット]タブや[タイマー]タブ、または[期限]タブでJava Actionを選択し、右下の[上へ]または[下へ]をクリックします。

    注意

    [上へ]ボタンや[下へ]ボタンで、Java Actionを別のアクションセットに移動させることはできません。移動させるには、切り取り、コピー、貼り付けを使用します(詳細については、“11.1.4 Java Actionの切り取り、コピー、貼り付け”を参照してください)。