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Systemwalker Runbook Automation Studio利用ガイド
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11.1.4 Java Actionの切り取り、コピー、貼り付け

切り取り、コピー、および貼り付け操作を使用して、Java Actionを別の場所に移動したりコピーしたりすることができます。

Java Actionの切り取り、コピー、貼り付けを行う方法について説明します。

  1. [プロパティ]ビューを表示するために、プロセス定義エディタ内の空のスペースをクリック、または、Java Actionを編集するノードを選択します。

  2. [アクションセット]タブを選択します。

  3. Java Actionを切り取るには、以下のいずれかを行います。

    • Java Actionを選択し、[切取り]をクリックします。

    • Java Actionを右クリックし、ポップアップメニューの[切取り]を選択します。

  4. Java Actionをコピーするには、以下のいずれかを行います。

    • Java Actionを選択し、[コピー]をクリックします。

    • Java Actionを右クリックし、ポップアップメニューの[コピー]を選択します。

  5. Java Actionを貼り付けるには、以下のいずれかを行います。

    • Java Actionを選択し、[貼付け]を選択します。

    • Java Actionを貼り付ける位置を右クリックし、ポップアップメニューの[貼付け]を選択します。

    フォルダを選択すると、そのフォルダ内に貼り付けます。Java Actionを選択すると、そのJava Actionの後ろに貼り付けます。

通常のアクション、エラーアクション、補償アクションの貼り付け

ある場所からコピーしたJava Actionを、別の場所に貼り付けることができます。ただし、1つのアクションを別のアクションに貼り付けることが、必ずしも役に立つとは限りません(たとえば、エラーアクションを補償アクションに貼り付ける場合など)。たとえば、例外修飾子は補償アクションでは無意味です。よって、例外設定を使わない場所に貼り付ける場合、[貼り付け]機能は自動的に例外設定の有無を確認します。貼り付け先で不要な情報はすべて失われます。

以下の表では、通常のJava Action、エラーアクション、補償アクションを貼り付ける場合に生じる事象を表示しています。

貼り付けるJava Action > コピーされるJava Actionの位置

通常のJava Action

エラーアクション

補償アクション

通常のJava Action

通常のJava Actionは、そこに割り当てられたエラーアクションと補償アクションと一緒に貼り付けられます。

エラーアクションが貼り付けられます。デフォルトのエラー処理設定が使用されます(トランザクションのロールバック、エラー状態へ遷移)。コピーされた通常のJava Actionにあるエラーアクションと補償アクションの設定は、すべて消されます。

エラーアクションが貼り付けられます。デフォルトのエラー処理設定が適用されます(トランザクションのロールバック、エラー状態へ遷移)。コピーされた通常のJava Actionにあるエラーアクションと補償アクションの設定は、すべて消されます。

エラーアクション

エラーアクションや補償アクションのない、通常のJava Actionが貼り付けられます。

[例外処理]タブで定義されているエラー処理の設定すべてが失われます(詳細は、“11.1.7 Java Actionのエラー処理”を参照してください)。

コピーされたエラーアクションのその他すべての設定は、問題なく貼り付けることができます。

エラーアクションが貼り付けられます。

補償アクションが貼り付けられます。

[例外処理]タブで定義されているエラー処理の設定すべてが失われます(詳細は、“11.1.7 Java Actionのエラー処理”を参照してください)。

コピーされたエラーアクションのその他すべての設定は、問題なく貼り付けることができます。

補償アクション

エラーアクションや補償アクションのない、通常のJava Actionが貼り付けられます。

エラー処理が貼り付けられます。デフォルトのエラーアクション設定が使用されます(トランザクションのロールバック、エラー状態へ遷移)。

補償アクションが貼り付けられます。