切り取り、コピー、および貼り付け操作を使用して、Java Actionを別の場所に移動したりコピーしたりすることができます。
Java Actionの切り取り、コピー、貼り付けを行う方法について説明します。
[プロパティ]ビューを表示するために、プロセス定義エディタ内の空のスペースをクリック、または、Java Actionを編集するノードを選択します。
[アクションセット]タブを選択します。
Java Actionを切り取るには、以下のいずれかを行います。
Java Actionを選択し、[切取り]をクリックします。
Java Actionを右クリックし、ポップアップメニューの[切取り]を選択します。
Java Actionをコピーするには、以下のいずれかを行います。
Java Actionを選択し、[コピー]をクリックします。
Java Actionを右クリックし、ポップアップメニューの[コピー]を選択します。
Java Actionを貼り付けるには、以下のいずれかを行います。
Java Actionを選択し、[貼付け]を選択します。
Java Actionを貼り付ける位置を右クリックし、ポップアップメニューの[貼付け]を選択します。
フォルダを選択すると、そのフォルダ内に貼り付けます。Java Actionを選択すると、そのJava Actionの後ろに貼り付けます。
通常のアクション、エラーアクション、補償アクションの貼り付け
ある場所からコピーしたJava Actionを、別の場所に貼り付けることができます。ただし、1つのアクションを別のアクションに貼り付けることが、必ずしも役に立つとは限りません(たとえば、エラーアクションを補償アクションに貼り付ける場合など)。たとえば、例外修飾子は補償アクションでは無意味です。よって、例外設定を使わない場所に貼り付ける場合、[貼り付け]機能は自動的に例外設定の有無を確認します。貼り付け先で不要な情報はすべて失われます。
以下の表では、通常のJava Action、エラーアクション、補償アクションを貼り付ける場合に生じる事象を表示しています。
貼り付けるJava Action > コピーされるJava Actionの位置 | 通常のJava Action | エラーアクション | 補償アクション |
---|---|---|---|
通常のJava Action | 通常のJava Actionは、そこに割り当てられたエラーアクションと補償アクションと一緒に貼り付けられます。 | エラーアクションが貼り付けられます。デフォルトのエラー処理設定が使用されます(トランザクションのロールバック、エラー状態へ遷移)。コピーされた通常のJava Actionにあるエラーアクションと補償アクションの設定は、すべて消されます。 | エラーアクションが貼り付けられます。デフォルトのエラー処理設定が適用されます(トランザクションのロールバック、エラー状態へ遷移)。コピーされた通常のJava Actionにあるエラーアクションと補償アクションの設定は、すべて消されます。 |
エラーアクション | エラーアクションや補償アクションのない、通常のJava Actionが貼り付けられます。 [例外処理]タブで定義されているエラー処理の設定すべてが失われます(詳細は、“11.1.7 Java Actionのエラー処理”を参照してください)。 コピーされたエラーアクションのその他すべての設定は、問題なく貼り付けることができます。 | エラーアクションが貼り付けられます。 | 補償アクションが貼り付けられます。 [例外処理]タブで定義されているエラー処理の設定すべてが失われます(詳細は、“11.1.7 Java Actionのエラー処理”を参照してください)。 コピーされたエラーアクションのその他すべての設定は、問題なく貼り付けることができます。 |
補償アクション | エラーアクションや補償アクションのない、通常のJava Actionが貼り付けられます。 | エラー処理が貼り付けられます。デフォルトのエラーアクション設定が使用されます(トランザクションのロールバック、エラー状態へ遷移)。 | 補償アクションが貼り付けられます。 |