運用操作部品の結果やフィルター出力に固定値/変数の値/実行結果の値(整数)を加算、または減算します。
演算の種類を以下から選択します。
加算 (デフォルト)
減算
加算、または減算する値の種類を以下から選択します。
固定値 (デフォルト)
変数の値
実行結果の値
グループのタイトルは[演算方法]により、“加算値”または“減算値”に変わります。
加算、または減算する値(数字)を入力します。入力可能な値の範囲は、0~2147483647です。
フィールドが空の場合、フィルターの実行はエラーとなります。
加算、または減算する値を持つ変数をリストから選択します。リストに表示される変数の種類は、STRING/INTEGERのみです。
加算、または減算する値を持つ実行結果を[実行結果]リストから選択します。
[ノード名]コンボボックスには選択可能なノード(運用操作部品ノード)の一覧が表示されます。ノード名を選択すると、[実行結果]リストにはノードの実行結果の一覧が表示されます。
注意
演算できる値
演算できる値は整数値のみです。
演算可能な範囲は、-2147483648~2147483647です。2147483647に1を加算すると、オーバーフローが発生し、演算結果の値は、-2147483648になります。
STRING型の変数(UDA)を指定する場合、変数の値には数字以外の文字を含むことはできません。数字以外の文字を含む場合、フィルターの実行はエラーとなります。
実行結果の値には数字以外の文字を含むことはできません。数字以外の文字を含む場合、フィルターの実行はエラーとなります。
フィルターのテストにおける注意点
[演算値の種類]に “変数の値” が指定されている場合
[テスト変数の設定]ダイアログ(*1)で該当する変数に値が設定されている場合、その値がテストで使用されます。
[テスト変数の設定]ダイアログ(*1)で該当する変数に値が設定されていない場合、変数の値には 0 が格納されているものとしてテストが実行されます。
[演算値の種類]に “実行結果の値” が指定されている場合
[テスト変数の設定]ダイアログ(*1)で該当する実行結果に値が設定されている場合、その値がテストで使用されます。
[テスト変数の設定]ダイアログ(*1)で該当する実行結果に値が設定されていない場合、実行結果の値には 0 が格納されているものとしてテストが実行されます。
管理サーバ上でのフィルター実行時は、それぞれの変数(UDA)や実行結果に格納されている値で置き換えられます。
*1: [テスト変数の設定]ダイアログについては、“6.3.2 フィルターのテスト”を参照してください。
入力: | 1 |
演算の種類: | 加算 |
演算値の種類: | 固定値 |
加算値: | 1 |
出力: | 2 |
入力: | 1 |
演算の種類: | 減算 |
演算値の種類: | 固定値 |
減算値: | 1 |
出力: | 0 |
入力: | 0 |
演算の種類: | 減算 |
演算値の種類: | 固定値 |
減算値: | 1 |
出力: | -1 |
入力: | 1 |
演算の種類: | 加算 |
演算値の種類: | 変数の値 |
変数名: | AddValue |
出力: | 2 |
入力: | 1 |
演算の種類: | 加算 |
演算値の種類: | 実行結果の値 |
ノード名: | ○○を実行する |
実行結果: | returnCode |
出力: | 2 |