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Systemwalker Runbook Automation Studio利用ガイド
Systemwalker

6.4.14 [日付フォーマット変換]フィルター

運用操作部品の結果やフィルター出力の日付データを別の形式の日付文字列に変換します。

入力データが変換元の書式にマッチしない場合(入力データの末尾に余分な空白文字や改行コードが存在する場合など)、フィルターの実行はエラーとなります。

[変換元]
書式

入力として受け取る日付の書式文字列をコンボボックスから選択します。または、入力します。入力可能な文字数は最大512文字です。

[書式]が空の場合、フィルターの実行はエラーとなります。書式に含まれる半角英字は日付/時刻フォーマットのパターンとして評価されます。日付/時刻フォーマットのパターンに合致しない任意の半角英字を含めることはできません。

  • yyyyMMddHHmmss

  • yyyy/MM/dd HH:mm:ss

  • yyyy/MM/dd

  • yyyy-MM-dd

  • yyyy-MM-ddZ

  • HH:mm:ss

  • HH:mm:ssZ

  • EEE, dd MMM yyyy HH:mm:ss Z

参考

  • y は年を表します。(例: “2012”、“12”)

  • M は月を表します。(例: “05”)

  • d は月における日を表します。(例: “12”)

  • H は1日における時(0~23)を表します。(例: “08”)

  • m は分を表します。(例: “40”)

  • s は秒を表します。(例: “59”)

  • Z はタイムゾーンを表します。(例: “+0900”)

  • E は曜日を表します。(例: “土”)

日付/時刻フォーマットのパターンの例を示します。

日付/時刻のパターン(例)

対応する文字列表現

yyyyMMddHHmmss

20120512084000

yyyy/MM/dd HH:mm:ss

2012/05/12 08:40:00

EEE, dd MMM yyyy HH:mm:ss Z

土, 12 5 2012 08:40:00 +0900

yyyyMMddHHmmssZ

20120512084000+0900

上記以外のパターンについては、“Java 2 プラットフォーム API 仕様”を参照してください。

タイムゾーン

使用するタイムゾーンを選択または入力します。デフォルトはシステムのタイムゾーンです。

タイムゾーンは “GMT+09:00” という形式で指定することもできます。指定されたタイムゾーンの書式に誤りがある場合、タイムゾーンは GMT が指定されたものとして扱います。

  • (UTC-10:00) ハワイ

  • (UTC-09:00) アラスカ

  • (UTC-08:00) 太平洋標準時 (米国およびカナダ)

  • (UTC-07:00) 山地標準時 (米国およびカナダ)

  • (UTC-06:00) 中部標準時 (米国およびカナダ)

  • (UTC-05:00) 東部標準時 (米国およびカナダ)

  • (UTC) 協定世界時

  • (UTC+09:00) 大阪、札幌、東京

ロケール

日付変換に使用するロケールをコンボボックスから選択します。または、2桁の言語コードと2桁の国コードをアンダースコアで繋いだ形式で指定することもできます。デフォルトはシステムのロケールです。指定されたロケールの書式に誤りがある場合、システムのロケールが指定されたものとして扱います。

  • 日本語 (日本) [ja_JP]

  • 英語 (アイルランド) [en_IE]

  • 英語 (アメリカ合衆国) [en_US]

  • 英語 (イギリス) [en_GB]

  • 英語 (インド) [en_IN]

  • 英語 (オーストラリア) [en_AU]

  • 英語 (カナダ) [en_CA]

  • 英語 (ニュージーランド) [en_NZ]

  • 英語 (南アフリカ) [en_ZA]

参考

2桁の言語コードと2桁の国コードをアンダースコアで繋いだ形式の指定例

  • “de_DE” はドイツ語(ドイツ)のロケールを表します。

[変換先]
書式

変換後の日付文字列の形式を入力します。入力可能な文字数は最大512文字です。選択可能な書式の一覧は、[変換元]の[書式]を参照してください。

[書式]が空の場合、フィルターの実行はエラーとなります。書式に含まれる半角英字は日付/時刻フォーマットのパターンとして評価されます。日付/時刻フォーマットのパターンに合致しない任意の半角英字を含めることはできません。

書式にマルチバイト文字が含まれている場合、マルチバイト文字はそのまま出力されます。たとえば、変換先の書式に“yyyy年MM月dd日 HH時mm分ss秒”と指定することで、“2012年05月31日 08時40分00秒”という形式に変換することができます。

タイムゾーン

使用するタイムゾーンを選択または入力します。デフォルトはシステムのタイムゾーンです。選択可能なタイムゾーンの一覧は、[変換元]の[タイムゾーン]を参照してください。

ロケール

日付変換に使用するロケールをコンボボックスから選択します。または、2桁の言語コードと2桁の国コードをアンダースコアで繋いだ形式で指定することもできます。デフォルトはシステムのロケールです。選択可能なロケールの一覧は、[変換元]の[ロケール]を参照してください。

【例1】

入力:

20120513223400

書式(変換元):

yyyyMMddHHmmss

タイムゾーン(変換元):

(UTC+09:00) 大阪、札幌、東京

ロケール(変換元):

日本語 (日本) [ja_JP]

書式(変換先):

yyyy/MM/dd HH:mm:ss

タイムゾーン(変換先):

(UTC+09:00) 大阪、札幌、東京

ロケール(変換先):

日本語 (日本) [ja_JP]

出力:

2012/05/13 22:34:00

【例2】

入力:

20120513223400

書式(変換元):

yyyyMMddHHmmss

タイムゾーン(変換元):

(UTC+09:00) 大阪、札幌、東京

ロケール(変換元):

日本語 (日本) [ja_JP]

書式(変換先):

EEE, dd MMM yyyy HH:mm:ss Z

タイムゾーン(変換先):

(UTC+09:00) 大阪、札幌、東京

ロケール(変換先):

日本語 (日本) [ja_JP]

出力:

日, 13 5 2012 22:34:00 +0900