Systemwalker Centric Managerで、ブレードサーバのハードウェア監視、サーバブレードのハードウェア、OS、およびアプリケーションの異常監視を行う設定について説明します。Systemwalker Centric Managerで、ブレードサーバのハードウェア監視を行うためには、以下の方法があります。
ServerViewが出力するイベントログ通知による監視
→“PRIMERGYの監視定義を設定する(Windows版 PRIMERGY)”、または“PRIMERGYの監視定義を設定する(Linux版 PRIMERGY)”を参照してください。
ServerViewのSNMPトラップでのイベント通知による監視
→“マネジメントブレード、スイッチブレードを監視する”を参照してください。
Systemwalker Centric Managerでは、ServerView、およびOSが出力するメッセージに対して、ハードウェア監視を行うことができます。
前提条件として、各サーバブレードには、Systemwalker Centric Manager 業務サーバ、およびServerViewをインストールする必要があります。
マネジメントブレード、およびスイッチブレードからのSNMPトラップが運用管理サーバに送信されるように、ブレードサーバを設定してください。
ポイント
部門管理サーバからハードウェア監視を行う場合、マネジメントブレード、およびスイッチブレードからのSNMPトラップが、部門管理サーバに送信されるように設定します。
導入手順
以下の手順で操作を行ってください。
注意
すでにServerViewがインストールされている場合
Windows版 ServerViewバンドルモデルの場合
ServerView WindowsバンドルモデルにSystemwalker Centric Manager 運用管理サーバ、または部門管理サーバを導入して監視する場合、Systemwalker Centric Managerで、マネジメントブレード、およびスイッチブレードからのSNMPトラップを受信する必要があります。SNMPトラップの受信には、Microsoft SNMP Trap Serviceを使用します。
ただし、Microsoft SNMP Trap Serviceと連携している環境では、SNMPv2C形式のEnterprise Specificトラップ、およびSNMPv3形式のトラップを受信できません。
以下に、Microsoft SNMP Trap ServiceのSNMPトラップデーモンを使用する手順を示します。
運用管理サーバ、または部門管理サーバで、以下のコマンドを実行し、Systemwalker Centric ManagerのSNMPトラップサービス起動時に、Microsoft SNMP Trap Serviceを自動起動します。
MPMSTS ON |
運用管理サーバを再起動します。
Linux版 ServerViewバンドルモデルの場合
ServerView LinuxバンドルモデルにSystemwalker Centric Manager 運用管理サーバ、または部門管理サーバを導入して監視する場合、ServerViewトラップ転送プログラムを導入することで、ServerView AlarmServiceとの共存が可能です。
ServerViewトラップ転送プログラムは、富士通のホームページ(http://jp.fujitsu.com/)の「ダウンロード」から以下の方法で入手することができます。
入手方法
富士通のホームページ(http://jp.fujitsu.com/)の「サポート情報」から「ダウンロード」を選択する。
「ダウンロード」の「タイプ別ダウンロード」から「ドライバ、アップデータ」を選択する。
「ドライバ、アップデータ」の「サーバ」から、「PCサーバ」の「PRIMERGY、GRANPOWER5000」を選択する。
PRIMERGYの「ダウンロード」で、「ドライバ&修正プログラム」の、「ダウンロード検索」から、ServerViewトラップ転送プログラムを入手する。