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Systemwalker Centric Manager PRIMERGY/PRIMEQUEST運用管理ガイド
Systemwalker

3.3.7 マネジメントブレード、スイッチブレードを監視する

ServerViewのSNMPトラップでのイベント通知による監視を行うことにより、マネジメントブレード、スイッチブレードのハードウェア監視を行うことができます。

ServerViewのSNMPトラップ変換定義

ServerViewのSNMPトラップ変換定義を行い、通知されるSNMPトラップをメッセージテキストに変換します。

ServerView、マネジメントブレード、またはスイッチブレードからのSNMPトラップを、[Systemwalkerコンソール]へメッセージテキストとして、ユーザがわかるような形式で表示するためのメッセージテキスト変換定義を行います。ポリシー配付を行うことで、各運用管理サーバ、および部門管理サーバに適用されます。

【Windows版】

運用管理サーバから以下の手順で定義します。

  1. トラップ変換ファイルの登録を行います。

    1. 現在インストールされているバージョンのServerViewのCD-ROMをCD-ROMドライブにセットし、以下のコマンドを実行します。

      CD-ROMドライブ名:\SVMANAGE\Tools\SystemWalker\F5FBSW01.exe

      →[トラップ変換ファイルの登録]ダイアログボックスが表示されます。

    2. [デフォルトのトラップ変換ファイルをすべて登録する]を選択し、[OK]ボタンをクリックします。

      →[トラップ変換ファイルの登録]ダイアログボックスが表示されます。

    3. [OK]ボタンをクリックします。

    4. [トラップ変換ファイルの登録]ダイアログボックスで、ボタンをクリックし、トラップ変換ファイルの登録を終了します。

  2. トラップ変換ファイルをSystemwalker Centric Managerに適用します。

    各運用管理サーバ、および部門管理サーバにポリシーを配付します。

    1. [Systemwalkerコンソール]で、[ポリシー]メニューから[ポリシーの配付]を選択します。

      →[ポリシーの配付]ダイアログボックスが表示されます。

    2. 以下の項目を指定し、[OK]ボタンをクリックします。

    [ポリシーを適用するタイミング]

    [すぐに適用する(配付先のサービスを再起動する)]


Solaris版、Linux版】

運用管理サーバから以下の手順で定義します。

  1. トラップ変換ファイルの登録を行います。

    1. ServerViewのCD-ROMから、以下のファイルを運用管理サーバの任意のフォルダに格納します。

      CD-ROMドライブ名:\Svmanage\TOOLS\SystemWalker\cnf\s31_s31MgmtAgent.cnf

      現在インストールされているServerViewのバージョンのファイルを使用してください。

    2. 以下のコマンドをroot権限で実行します。

      /opt/FJSVfwntc/MpCNmgr/bin/CNSetCnfMg.exe -f トラップ変換定義ファイル名 -c

      トラップ変換定義ファイル名はフルパスで指定してください。

      【実行例】

      # /opt/FJSVfwntc/MpCNmgr/bin/CNSetCnfMg.exe -f /tmp/s31_s31MgmtAgent.cnf -c
      ******************************************

      Check processing Start.

      ******************************************

      Warning (Source: 0001) : You shoud check the representation of Enterprise-OID in your target SystemWalker system.(注)

      ******************************************

      Check processing has ended.

      Processed records : 1053

      Processed definitions : 46

      ******************************************

      注:Warningメッセージは、内部的なメッセージです。定義上問題はありません。

  2. [Systemwalkerコンソール]から、ポリシーを配付します。

    1. [ポリシー]メニューから[ポリシーの配付]を選択します。

      →[ポリシーの配付]ダイアログボックスが表示されます。

    2. 以下の項目を指定し、[OK]ボタンをクリックします。

    [ポリシーを適用するタイミング]

    [すぐに適用する(配付先のサービスを再起動する)]


ServerViewのMIB拡張定義

MIB拡張操作を行い、トラップ変換で使用されるObjectIDをMIBの名前形式で表記させます。運用管理サーバ、または運用管理クライアントから以下の手順で定義します。


  1. [Systemwalkerコンソール[編集]]で、[ポリシー]メニューから[監視]-[MIBの拡張]を選択します。

    →[MIB拡張操作]ダイアログボックスが表示されます。

  2. [登録]ボタンをクリックします。

    →[拡張MIBファイル選択]ダイアログボックスが表示されます。

  3. 現在インストールされているバージョンのServerViewのCD-ROMをCD-ROMドライブにセットします。

    以下のフォルダ配下にあるMIBファイルを指定し、[開く]ボタンをクリックします。

    [拡張MIBファイル格納フォルダ]

    CD-ROMドライブ名:\SVMANAGE\Tools\SYSTEMWALKER\mib

    →[MIB拡張操作]ダイアログボックスが表示され、MIBが登録されます。

  4. [MIB拡張]メッセージボックスが表示され、[OK]ボタンをクリックします。

  5. 次に登録する拡張MIBを指定します。

    1.~5.の操作を行い、MIBを登録してください。

  6. [MIB拡張操作]ダイアログボックスで、[閉じる]ボタンをクリックします。

  7. 各運用管理サーバ、および部門管理サーバにポリシーを配付します。

    1. [ポリシー]メニューから[ポリシーの配付]を選択します。

      →[ポリシーの配付]ダイアログボックスが表示されます。

    2. 以下の項目を指定し、[OK]ボタンをクリックします。

    [ポリシーを適用するタイミング]

    [すぐに適用する(配付先のサービスを再起動する)]


マネジメントブレードのSNMPトラップ通知先の設定

マネジメントブレードのSNMPトラップ通知先の設定を行います。

SNMPトラップの通知先を、運用管理サーバ、または部門管理サーバに設定してください。設定方法については、ServerViewのマニュアルを参照してください。

スイッチブレードのSNMPトラップ通知先の設定

スイッチブレードのSNMPトラップ通知先の設定を行います。

SNMPトラップの通知先を、運用管理サーバ、または部門管理サーバに設定してください。設定方法については、ServerViewのマニュアルを参照してください。