ServerViewのSNMPトラップでのイベント通知による監視を行うことにより、マネジメントブレード、スイッチブレードのハードウェア監視を行うことができます。
ServerViewのSNMPトラップ変換定義
ServerViewのSNMPトラップ変換定義を行い、通知されるSNMPトラップをメッセージテキストに変換します。
ServerView、マネジメントブレード、またはスイッチブレードからのSNMPトラップを、[Systemwalkerコンソール]へメッセージテキストとして、ユーザがわかるような形式で表示するためのメッセージテキスト変換定義を行います。ポリシー配付を行うことで、各運用管理サーバ、および部門管理サーバに適用されます。
【Windows版】
運用管理サーバから以下の手順で定義します。
トラップ変換ファイルの登録を行います。
現在インストールされているバージョンのServerViewのCD-ROMをCD-ROMドライブにセットし、以下のコマンドを実行します。
CD-ROMドライブ名:\SVMANAGE\Tools\SystemWalker\F5FBSW01.exe |
→[トラップ変換ファイルの登録]ダイアログボックスが表示されます。
[デフォルトのトラップ変換ファイルをすべて登録する]を選択し、[OK]ボタンをクリックします。
→[トラップ変換ファイルの登録]ダイアログボックスが表示されます。
[OK]ボタンをクリックします。
[トラップ変換ファイルの登録]ダイアログボックスで、ボタンをクリックし、トラップ変換ファイルの登録を終了します。
トラップ変換ファイルをSystemwalker Centric Managerに適用します。
各運用管理サーバ、および部門管理サーバにポリシーを配付します。
[Systemwalkerコンソール]で、[ポリシー]メニューから[ポリシーの配付]を選択します。
→[ポリシーの配付]ダイアログボックスが表示されます。
以下の項目を指定し、[OK]ボタンをクリックします。
[すぐに適用する(配付先のサービスを再起動する)]
【Solaris版、Linux版】
運用管理サーバから以下の手順で定義します。
トラップ変換ファイルの登録を行います。
ServerViewのCD-ROMから、以下のファイルを運用管理サーバの任意のフォルダに格納します。
CD-ROMドライブ名:\Svmanage\TOOLS\SystemWalker\cnf\s31_s31MgmtAgent.cnf |
現在インストールされているServerViewのバージョンのファイルを使用してください。
以下のコマンドをroot権限で実行します。
/opt/FJSVfwntc/MpCNmgr/bin/CNSetCnfMg.exe -f トラップ変換定義ファイル名 -c |
トラップ変換定義ファイル名はフルパスで指定してください。
【実行例】
# /opt/FJSVfwntc/MpCNmgr/bin/CNSetCnfMg.exe -f /tmp/s31_s31MgmtAgent.cnf -c |
注:Warningメッセージは、内部的なメッセージです。定義上問題はありません。
[Systemwalkerコンソール]から、ポリシーを配付します。
[ポリシー]メニューから[ポリシーの配付]を選択します。
→[ポリシーの配付]ダイアログボックスが表示されます。
以下の項目を指定し、[OK]ボタンをクリックします。
[すぐに適用する(配付先のサービスを再起動する)]
ServerViewのMIB拡張定義
MIB拡張操作を行い、トラップ変換で使用されるObjectIDをMIBの名前形式で表記させます。運用管理サーバ、または運用管理クライアントから以下の手順で定義します。
[Systemwalkerコンソール[編集]]で、[ポリシー]メニューから[監視]-[MIBの拡張]を選択します。
→[MIB拡張操作]ダイアログボックスが表示されます。
[登録]ボタンをクリックします。
→[拡張MIBファイル選択]ダイアログボックスが表示されます。
現在インストールされているバージョンのServerViewのCD-ROMをCD-ROMドライブにセットします。
以下のフォルダ配下にあるMIBファイルを指定し、[開く]ボタンをクリックします。
[拡張MIBファイル格納フォルダ]
CD-ROMドライブ名:\SVMANAGE\Tools\SYSTEMWALKER\mib |
→[MIB拡張操作]ダイアログボックスが表示され、MIBが登録されます。
[MIB拡張]メッセージボックスが表示され、[OK]ボタンをクリックします。
次に登録する拡張MIBを指定します。
1.~5.の操作を行い、MIBを登録してください。
[MIB拡張操作]ダイアログボックスで、[閉じる]ボタンをクリックします。
各運用管理サーバ、および部門管理サーバにポリシーを配付します。
[ポリシー]メニューから[ポリシーの配付]を選択します。
→[ポリシーの配付]ダイアログボックスが表示されます。
以下の項目を指定し、[OK]ボタンをクリックします。
[すぐに適用する(配付先のサービスを再起動する)]
マネジメントブレードのSNMPトラップ通知先の設定
マネジメントブレードのSNMPトラップ通知先の設定を行います。
SNMPトラップの通知先を、運用管理サーバ、または部門管理サーバに設定してください。設定方法については、ServerViewのマニュアルを参照してください。
スイッチブレードのSNMPトラップ通知先の設定
スイッチブレードのSNMPトラップ通知先の設定を行います。
SNMPトラップの通知先を、運用管理サーバ、または部門管理サーバに設定してください。設定方法については、ServerViewのマニュアルを参照してください。