Systemwalker Centric Managerでブレードサーバのハードウェア監視を行う場合、各サーバブレードにSystemwalker Centric Managerをインストールします。
以下に、Systemwalker Centric Managerのインストール方法を説明します。
DVDドライブを利用する場合のインストール方法
ブレードサーバは、サーバブレードが高密度に実装されており、フロッピーディスクドライブやDVDドライブなどは実装されていません。
DVDからインストールする場合、サーバブレードへDVDドライブを接続し、インストールを行います。
DVDドライブがない場合、外部サーバのDVDドライブを共有し、インストールを行ってください。
インストール方法については、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照してください。
Systemwalker Centric Managerを一括インストールする場合
SystemcastWizard Professionalを使って、マスタコンピュータのディスク内容をバックアップし、複数のターゲットコンピュータに一括して配付する導入方法です。短時間で同じOS/Systemwalker Centric Managerの環境を構築することができます。また、IPアドレス、およびコンピュータ名が自動的に変更されます。詳細については、SystemcastWizard Professionalのマニュアルを参照してください。
以下に、SystemcastWizard Professionalと連携した場合の構成図を示します。
マスタコンピュータ(ブレードサーバ)
マスタとなるコンピュータのOS、アプリケーションなどの環境を構築します。ここで構築した環境がマスタとなり、デプロイメントサーバを通して、それぞれのターゲットコンピュータへ展開されます。また、マスタコンピュータは、ターゲットコンピュータと同じハードウェア構成のブレードサーバに構築してください。
デプロイメントサーバ
マスタコンピュータの環境をバックアップし、セットアップを行うための資源や情報を登録します。
ターゲットコンピュータ(ブレードサーバ)
デプロイメントサーバのバックアップデータをリストアし、OSインストール、およびセットアップを自動的に行います。
事前設定プログラム
リストア時に、ターゲットコンピュータの個別情報を展開するためのプログラムです。
導入手順については、“Systemwalker Centric Managerをインストールする”を参照してください。