正センタマスタノードから正センタミラーノード、副センタマスタノード、および副センタミラーノードに対して全件複写が必要な場合は、利用者業務が停止可能な状態になってから行います。
正センタマスタノードから正センタミラーノード、副センタマスタノード、および副センタミラーノードへ全件複写を行う場合は、DBミラーリングサービスの通常停止を行ってから行います。
以下に、正センタマスタノードから正センタミラーノード、副センタマスタノード、および副センタミラーノードへの全件複写の手順を記載します。
操作の手順
注1) 4ノードで同期しながら手順を実行します。
正センタマスタノードの操作
“5.4.1 通常運用の停止”の手順を4ノードで同期して実施します。
Active DB GuardのRLPが属するロググループ配下のDSIと、データベース二重化/Mirroring ControllerのRLPが属するロググループ配下のDSIについて、Symfoware Serverのrdbunlコマンドを実行して、全件複写対象の表のDSIの退避データを取得します。
該当DSIに対して最適化情報の登録やバックアップなどを実行します。
Symfoware Serverのrdbudsiコマンドによる正センタマスタノードと正センタミラーノードの格納件数を比較するなどの方法で、整合性を確認します。
“5.2.2 通常運用の起動”の手順を4ノードで同期して実施します。
正センタ アプリケーションサーバの操作
“5.4.1 通常運用の停止”の手順の中で、利用者業務を停止します。
“5.2.2 通常運用の起動”の手順の中で、利用者業務を再開します。
正センタミラーノードの操作
“5.4.1 通常運用の停止”の手順を4ノードで同期して実施します。
データベース二重化/Mirroring ControllerのRLPが属するロググループ配下のDSIについて、Symfoware Serverのrdbsloaderコマンドを実行して、正センタマスタノードで取得した表のDSIの退避データを反映します。
該当DSIに対して最適化情報の登録やバックアップなどを実行します。
“5.2.2 通常運用の起動”の手順を4ノードで同期して実施します。
副センタマスタノードの操作
“5.4.1 通常運用の停止”の手順を4ノードで同期して実施します。
再作成対象のActive DB GuardのRLPが属するロググループ配下のDSIについて、Symfoware Serverのrdbunlコマンドを実行して、全件複写対象の表のDSIの退避データを反映します。
該当DSIに対して最適化情報の登録やバックアップなどを実行します。
“5.2.2 通常運用の起動”の手順を4ノードで同期して実施します。
副センタミラーノードの操作
“5.4.1 通常運用の停止”の手順を4ノードで同期して実施します。
データベース二重化/Mirroring ControllerのRLPが属するロググループ配下のDSIについて、Symfoware Serverのrdbsloaderコマンドを実行して、正センタマスタノードで取得した表のDSIの退避データを反映します。
該当DSIに対して最適化情報の登録やバックアップなどを実行します。
“5.2.2 通常運用の起動”の手順を4ノードで同期して実施します。