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Symfoware Active DB GuardV11.0.1 DBミラーリングシステム連携導入運用ガイド
Symfoware

7.6.3 正センタマスタノードから正センタミラーノード、副センタマスタノード、および副センタミラーノードへの全件複写によるリカバリ

正センタマスタノードから正センタミラーノード、副センタマスタノード、および副センタミラーノードに対して全件複写が必要な場合は、利用者業務が停止可能な状態になってから行います。

正センタマスタノードから正センタミラーノード、副センタマスタノード、および副センタミラーノードへ全件複写を行う場合は、DBミラーリングサービスの通常停止を行ってから行います。

以下に、正センタマスタノードから正センタミラーノード、副センタマスタノード、および副センタミラーノードへの全件複写の手順を記載します。

操作の手順

注1) 4ノードで同期しながら手順を実行します。

正センタマスタノードの操作

  1. 5.4.1 通常運用の停止”の手順を4ノードで同期して実施します。

  2. Active DB GuardのRLPが属するロググループ配下のDSIと、データベース二重化/Mirroring ControllerのRLPが属するロググループ配下のDSIについて、Symfoware Serverのrdbunlコマンドを実行して、全件複写対象の表のDSIの退避データを取得します。

  3. 該当DSIに対して最適化情報の登録やバックアップなどを実行します。

  4. Symfoware Serverのrdbudsiコマンドによる正センタマスタノードと正センタミラーノードの格納件数を比較するなどの方法で、整合性を確認します。

  5. 5.2.2 通常運用の起動”の手順を4ノードで同期して実施します。

正センタ アプリケーションサーバの操作

  1. 5.4.1 通常運用の停止”の手順の中で、利用者業務を停止します。

  2. 5.2.2 通常運用の起動”の手順の中で、利用者業務を再開します。

正センタミラーノードの操作

  1. 5.4.1 通常運用の停止”の手順を4ノードで同期して実施します。

  2. データベース二重化/Mirroring ControllerのRLPが属するロググループ配下のDSIについて、Symfoware Serverのrdbsloaderコマンドを実行して、正センタマスタノードで取得した表のDSIの退避データを反映します。

  3. 該当DSIに対して最適化情報の登録やバックアップなどを実行します。

  4. 5.2.2 通常運用の起動”の手順を4ノードで同期して実施します。

副センタマスタノードの操作

  1. 5.4.1 通常運用の停止”の手順を4ノードで同期して実施します。

  2. 再作成対象のActive DB GuardのRLPが属するロググループ配下のDSIについて、Symfoware Serverのrdbunlコマンドを実行して、全件複写対象の表のDSIの退避データを反映します。

  3. 該当DSIに対して最適化情報の登録やバックアップなどを実行します。

  4. 5.2.2 通常運用の起動”の手順を4ノードで同期して実施します。

副センタミラーノードの操作

  1. 5.4.1 通常運用の停止”の手順を4ノードで同期して実施します。

  2. データベース二重化/Mirroring ControllerのRLPが属するロググループ配下のDSIについて、Symfoware Serverのrdbsloaderコマンドを実行して、正センタマスタノードで取得した表のDSIの退避データを反映します。

  3. 該当DSIに対して最適化情報の登録やバックアップなどを実行します。

  4. 5.2.2 通常運用の起動”の手順を4ノードで同期して実施します。