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Symfoware Server V11.0.1 クラスタ導入運用ガイド
Symfoware

G.2.2 ロググループ管理ファイルのリカバリ

ロググループ管理ファイルのリカバリには、Symfoware/RDB運用中に行う方法と、Symfoware/RDB停止中に行う方法があります。Symfoware/RDB運用中のリカバリは、Symfoware Server Enterprise Extended Editionで利用できます。ロググループ管理ファイルのリカバリ手順は、CapitalシステムとSatelliteシステムで同じです。

G.2.2.1 Capitalシステムでのリカバリ

ロググループ管理ファイルのリカバリは、rdblogコマンドでリカバリをします。

参照

各コマンドのオプションの指定方法の詳細については、“コマンドリファレンス”を参照してください。

Symfoware/RDB運用中のリカバリ

リカバリ操作の手順は、“6.3.1 Symfoware/RDB運用中のリカバリ”を参照してください。

Symfoware/RDB停止中のリカバリ
リカバリ操作の手順

運用系のRDBシステムで、以下の手順でリカバリをしてください。

(1) 保守対象となるRDBシステムを配置している運用系および
    待機系のクラスタアプリケーションを保守停止します。
    クラスタアプリケーションの保守停止手順は、
    “F.6 クラスタアプリケーションの保守のための停止”を
    参照してください。
(2) 媒体障害の場合は、障害ボリュームを取り換え、                     ―――― CE作業
    ボリュームの構成情報をリカバリします。
(3) GDSリソースを活性状態にします。
    GDSリソースの活性手順は、“3.4.1 GDSリソースの活性”を
    参照してください。
(4) ロググループ管理ファイルを作成します。                           ―――― rdblog
                                                                             (Mオプション)
(5) 同一ローデバイス以外のすべてのユーザロググループ                 ―――― rdblogコマンド
    のログ管理ファイルを再登録します。                                        (Aオプションかつ
    同一ローデバイスにログ管理ファイルを配置している                          Iオプション)
    場合は、そのログ管理ファイルをリカバリします。
    “G.2.3 ログ管理ファイルのリカバリ”を参照してください。
(6) すべてのロググループのログ管理ファイルが正常に登録               ―――― rdblogコマンド
    されたことを確認します。                                                  (Vオプションかつ
                                                                              Iオプション)
(7) Symfoware/RDBを起動します。(動作確認)                            ―――― rdbstartコマンド
(8) Symfoware/RDBを停止します。(動作確認)                            ―――― rdbstopコマンド
(9) GDSリソースを非活性にします。
    GDSリソースの非活性化手順は、“3.4.15 GDSリソースの非活性”を
    参照してください。
(10) 保守対象となるRDBシステムを配置している
    運用系および待機系のクラスタアプリケーションの
    保守停止を解除します。
    クラスタアプリケーションの保守停止解除の手順は、
    “F.7 クラスタアプリケーションの保守停止のための解除”を
    参照してください。

G.2.2.2 Satelliteシステムでのリカバリ

Satelliteシステムでのロググループ管理ファイルのリカバリ手順はCapitalシステムと同様です。