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Symfoware Server V11.0.1 クラスタ導入運用ガイド
Symfoware

6.3.1 Symfoware/RDB運用中のリカバリ

Symfoware/RDB運用中にリカバリする場合のリカバリ操作の手順を以下に示します。

リカバリ操作の手順

運用系のRDBシステムで、以下の手順でリカバリをしてください。

(1) 業務中にロググループ管理ファイルのアクセスエラーが
  発生した場合、システムメッセージを出力して、ロググループ
  管理ファイル閉塞します。
(2) 媒体障害の場合は、障害ボリュームを取り換え、          ―――― CE作業
   ボリュームの構成情報をリカバリします。
(3) ロググループ管理ファイルをリカバリし閉塞を解除します。―――― rdblogコマンド 
                                                                  (Pオプションかつ
                                                                   Mオプション) 

注意

  • 閉塞状態のロググループ管理ファイルをリカバリして閉塞状態を解除するには、メモリ上の情報を使用します。そのため、ロググループ管理ファイルが閉塞状態のままSymfoware/RDBを停止すると、Pオプションでリカバリできません。必ず、Symfoware/RDBを停止する前にPオプションによりログファイルをリカバリしてください。なお、Pオプションによりロググループ管理ファイルをリカバリする前にSymfoware/RDBを停止した場合は、“6.3.2 Symfoware/RDB停止中のリカバリ”に従ってリカバリしてください。

  • ロググループ管理ファイルの入出力障害以外の理由でボリューム交換を行う場合は、ボリュームの交換を行う前に、ロググループ管理ファイルを閉塞状態にしてください。ロググループ管理ファイルの閉塞は、rdblogコマンドのHオプションおよびMオプションで行います。

ロググループ管理ファイルの障害による影響

Symfoware/RDB起動中は、正常な状態の時と同様に操作を実行できます。