クラスタアプリケーションの状態遷移には、以下の5種類があります。
- 起動(OnlineまたはStandby)
ユーザがクラスタアプリケーションを起動した場合、クラスタアプリケーションの状態が停止状態から運用状態へ状態遷移します。

- 停止(Offline)
ユーザがクラスタアプリケーションを停止またはシステム制御が異常を検出した場合、クラスタアプリケーションの状態が他の状態から停止状態へ状態遷移します。

- 切替え
運用系のクラスタアプリケーションで異常または切替え依頼が発生した場合に、運用系のクラスタアプリケーションを停止します。停止したあと、待機系のクラスタアプリケーションを運用系のクラスタアプリケーションに切替え、業務の引継ぎ処理を行います。
クラスタアプリケーションの状態は、運用状態から片側運用状態へ状態遷移します。

- 切捨て
待機系のクラスタアプリケーションで異常または停止依頼が発生した場合に、待機系のクラスタアプリケーションを停止します。クラスタアプリケーションの状態は運用状態から片側運用状態へ状態遷移します。

- 組込み
待機系のクラスタアプリケーションの起動を行い、クラスタアプリケーションの状態が片側運用状態から運用状態へ状態遷移します。
