環境設定が完了したNSアプライアンスをrcxnetworkservice registerコマンドでネットワークデバイスとして登録します。
登録時に指定するネットワーク構成情報は、「3.1.3.1 ネットワーク構成情報ファイル」で作成したXMLファイルとなります。
NSアプライアンスがネットワークデバイスとして認識されると、RORコンソールのネットワークデバイスツリーに表示されます。
rcxnetworkserviceコマンドの詳細については、「A.1 rcxnetworkservice」を参照してください。
参考
rcxnetworkservice registerコマンドが成功すると、以下のルールセット登録用フォルダーが作成され、本製品が提供するサンプルスクリプトもコピーされます。
3階層モデルのシステム向け(外部ファイアーウォールなし)用
【Windowsマネージャー】
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\scripts\original\Fujitsu\NSAppliance\rulesets\FW_of_3Tier_sys--NSAppliance2\
【Linuxマネージャー】
/etc/opt/FJSVrcvmr/scripts/original/Fujitsu/NSAppliance/rulesets/FW_of_3Tier_sys--NSAppliance2/
3階層モデルのシステム向け(外部ファイアーウォールあり)用
【Windowsマネージャー】
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\scripts\original\Fujitsu\NSAppliance\rulesets\FW_of_3Tier_sys--NSAppliance1\
【Linuxマネージャー】
/etc/opt/FJSVrcvmr/scripts/original/Fujitsu/NSAppliance/rulesets/FW_of_3Tier_sys--NSAppliance1/
サンプルスクリプトの標準モデル構成は以下のとおりです。
図3.4 サンプルスクリプトの標準モデル構成
