必要な定義ファイルを作成します。
ここでは、以下の定義ファイルの作成方法を説明します。
ネットワーク構成情報ファイル
NSアプライアンスをネットワークデバイスとして登録するために必要なネットワーク構成情報ファイルを作成します。
SANストレージのポート組合せ定義ファイル
SANストレージのポート組合せ定義ファイルを作成します。
詳細については、「導入ガイド CE」の「B.1 定義ファイルの作成」を参照してください。
ネットワーク構成情報ファイルに指定する情報は、「2.2.1.1 NSアプライアンスの事前準備」で決定した情報です。
NSアプライアンス用のネットワーク構成情報ファイルの場合に必ず指定すべき要素は以下のとおりです。
管理IPアドレス(Netdevice ip)
IPv4アドレスを指定します。
管理LANのサブネットマスク(Netdevice subnetmask)
IPv4形式で指定します。
機器名(名称)(Netdevice name)
半角英数字、ピリオド(".")およびハイフン("-")で構成された32文字以内の文字列を指定します。
コミュニティー名(ReadCommunity)
半角英数字、アンダースコア("_”)およびハイフン("-")で構成された32文字以内の文字列を指定します。
アカウント(User)
半角英数字、アンダースコア("_")およびハイフン("-")で構成された32文字以内の文字列を指定します。
パスワード(Password)
半角英数字、アンダースコア("_")およびハイフン("-")で構成された6文字以上32文字以内の文字列を指定します。
管理者パスワード(PrvilegedPassword)
半角英数字、アンダースコア("_")およびハイフン("-")で構成された6文字以上32文字以内の文字列を指定します。
ポイント
NSアプライアンス用のネットワーク構成情報ファイルをツールで作成する場合の入力のポイントは、以下のとおりです。
"レコード種別"には"NSAppliance"を選択し、以下のように設定します。
"管理LANのサブネットマスク(netdevice subnetmask)"をネットワーク構成に従って変更します。
"管理LANのVLAN ID(netdevice vlanid)"をネットワーク構成に従って変更します。
"アプライアンス種別(ApplianceType)"には、"virtual"が自動設定されます。
"種別情報(Type)"には、"Firewall"が自動設定されます。
"ベンダー名(Vendor)"には、"Fujitsu"が自動設定されます。
"装置名(ProductName)"を省略した場合には、"NSAppliance"が自動設定されます。
"モデル名(ModelName)"には、"NSAppliance"が自動設定されます。
"グループID(Redundancy group_id)"には、" "(blank)が自動設定されます。
"プロトコル(LoginInfo protocol)"には、"telnet"が自動設定されます。
"Web管理画面URL(MgmtURL)"には、" "(blank)が自動設定されます。
"ケーブル結線表シート"の入力は必要ありません。
参照
ネットワーク構成情報ファイルの作成については、「設計ガイド CE」の「9.4.8 ネットワーク機器をリソースとして管理する場合」を参照してください。