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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.1.0 NSオプション 説明書
ServerView

3.1.4 ネットワークデバイスの自動設定環境の作成

ネットワークデバイスへの自動設定を行うための環境を作成します。


ルールセット登録用フォルダーの作成

ネットワークデバイスの自動設定機能は、インフラ管理者によってNSアプライアンス用に用意されたスクリプトを実行することで、自動設定を実現します。

提供するサービスによって異なる設定を行う必要がある場合、それぞれのパターンを1つのルールとして登録することで管理します。

この管理の単位がルールセットです。

ルールセット単位にスクリプトなどを登録するためのフォルダーを作成します。

【Windowsマネージャー】
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\scripts\Fujitsu\NSAppliance\rulesets\ルールセット名\

【Linuxマネージャー】
/etc/opt/FJSVrcvmr/scripts/Fujitsu/NSAppliance/rulesets/ルールセット名/

参考

  • "ルールセット名"のフォルダー名は、先頭文字を半角英数字とし、半角英数字、アンダースコア("_")およびハイフン("-")で構成された32文字以内の名前にします。
    なお、"ルールセット名"のフォルダー名は、サンプルスクリプトが登録されているフォルダーを除き、以下のフォルダー配下で一意的な名前にしてください。

    【Windowsマネージャー】
    インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\scripts\

    【Linuxマネージャー】
    /etc/opt/FJSVrcvmr/scripts/

  • 本製品が提供しているサンプルスクリプトを利用する場合、「3.2.6 NSアプライアンスのリソース登録」の作業の中で以下の作業が同時に行われます。

    • ルールセット登録用フォルダーの作成

    • サンプルスクリプトのルールセットへのコピー

    ただし、使用されるシステム構成にあわせ、以下のファイルを作成する必要があります。

    • パラメーターファイル(スクリプト用)

      パラメーターファイル(スクリプト用)については、「リファレンスガイド(コマンド/xml編)」の「14.14 パラメーターファイル(スクリプト用)を参照してください。

    • ネットワークデバイスのインターフェース設定ファイル

      ネットワークデバイスのインターフェース設定については、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「14.15 ネットワークデバイスのインターフェース設定ファイル」を参照してください。