ネットワークデバイスへの自動設定を行うための環境を作成します。
ルールセット登録用フォルダーの作成
ネットワークデバイスの自動設定機能は、インフラ管理者によってNSアプライアンス用に用意されたスクリプトを実行することで、自動設定を実現します。
提供するサービスによって異なる設定を行う必要がある場合、それぞれのパターンを1つのルールとして登録することで管理します。
この管理の単位がルールセットです。
ルールセット単位にスクリプトなどを登録するためのフォルダーを作成します。
【Windowsマネージャー】
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\scripts\Fujitsu\NSAppliance\rulesets\ルールセット名\
【Linuxマネージャー】
/etc/opt/FJSVrcvmr/scripts/Fujitsu/NSAppliance/rulesets/ルールセット名/
参考
"ルールセット名"のフォルダー名は、先頭文字を半角英数字とし、半角英数字、アンダースコア("_")およびハイフン("-")で構成された32文字以内の名前にします。
なお、"ルールセット名"のフォルダー名は、サンプルスクリプトが登録されているフォルダーを除き、以下のフォルダー配下で一意的な名前にしてください。
【Windowsマネージャー】
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\scripts\
【Linuxマネージャー】
/etc/opt/FJSVrcvmr/scripts/
本製品が提供しているサンプルスクリプトを利用する場合、「3.2.6 NSアプライアンスのリソース登録」の作業の中で以下の作業が同時に行われます。
ルールセット登録用フォルダーの作成
サンプルスクリプトのルールセットへのコピー
ただし、使用されるシステム構成にあわせ、以下のファイルを作成する必要があります。
パラメーターファイル(スクリプト用)
パラメーターファイル(スクリプト用)については、「リファレンスガイド(コマンド/xml編)」の「14.14 パラメーターファイル(スクリプト用)を参照してください。
ネットワークデバイスのインターフェース設定ファイル
ネットワークデバイスのインターフェース設定については、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「14.15 ネットワークデバイスのインターフェース設定ファイル」を参照してください。