ページの先頭行へ戻る
ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.1.0 設計ガイド
ServerView

2.2.8 ストレージの簡易化

ここでは、ストレージの簡易化について説明します。

物理サーバや仮想マシンを構築する場合、ストレージ装置とストレージネットワークの設定が必要なため、迅速なサーバ提供の妨げになっていました。
本製品では、ストレージ管理製品またはVM管理製品と連携してストレージを迅速に割り当てられます。

本製品では、以下の2つのストレージリソースを管理します。

L-Serverに対するストレージの割当て

本製品では、以下の方法でL-Serverにディスクリソースを割り当てます。

利用するL-Serverの種別やストレージ装置により、ストレージの割当て方式が異なります。

利用できるストレージ装置

物理L-Serverと接続できるストレージ装置については、「2.5 ハードウェア環境」の「表2.66 物理サーバ上のL-Serverと接続できるストレージ装置」を参照してください。

仮想L-Serverと接続できるストレージ装置については、以下を参照してください。

【VMware】
E.1.3 ストレージの事前準備」の「サポートするストレージ構成」を参照してください。

【Hyper-V】
E.2.3 ストレージの事前準備」の「サポートするストレージ構成」を参照してください。

【Xen】
E.3.3 ストレージの事前準備」の「サポートするストレージ構成」を参照してください。

【Oracle VM】
E.4.3 ストレージの事前準備」の「サポートするストレージ構成」を参照してください。

【KVM】

E.5.3 ストレージの事前準備」の「サポートするストレージ構成」を参照してください。

【Solarisコンテナ】
E.6.3 ストレージの事前準備」の「サポートするストレージ構成」を参照してください。


シン・プロビジョニングを利用したストレージの有効活用

シン・プロビジョニングとは、ストレージ容量を仮想化する技術です。

本製品では、以下の2つの方法でストレージの効率的な活用を実現します。

詳細は、「シン・プロビジョニングを利用したストレージの有効活用」を参照してください。


ストレージ自動階層制御を利用したストレージの有効活用

ストレージ自動階層制御は、ストレージへのデータアクセスを監視し、異種ドライブ混在環境で、データのアクセス頻度を検出し、設定したポリシーに応じて、ドライブ間で自動的にデータ再配置を行うETERNUSストレージの機能です。

本製品では、ETERNUSストレージのストレージ自動階層制御機能と連携できます。

詳細は、「ストレージ自動階層制御を利用したストレージの有効活用」を参照してください。