サーバロードバランサー(SLB)が含まれているL-Platformテンプレートを利用する場合の手順について説明します。
サーバロードバランサーを含むテンプレートの公開および利用申請前に次の2点を確認してください。不明な点はインフラ管理者に確認してください。
サーバロードバランサー設定を行う準備が整っていること
サーバロードバランサーを利用するにはSLB設定が必要です。このために次をご確認ください。
サーバロードバランサーの設定時に設定するパラメーターの意味を理解していること
仮想IPアドレスなど、a.にて設定するべき値を把握していること
サーバロードバランサーの運用操作を行う準備が整っていること
サーバロードバランサーの運用操作は、ルールセットとルールセットにパラメーターを設定することにより行います。このために次をご確認ください。
サーバロードバランサーの運用操作に対応するルールセットを理解していること
a.にて設定するパラメーターの意味を理解していること
b.のパラメーターに設定するべき値を把握していること
テナント利用者に対して1.で入手した情報を提供し、サーバロードバランサーを含むL-Platformの配備・運用操作について適切な指導を行ってください。
サーバロードバランサーを含むL-Platformテンプレートをテナントに公開し、サーバロードバランサーを含むL-Platformの利用申請ができるようにします。ただし、テナント管理者がL-Platformテンプレートの公開を行う場合の作業です。
L-Platform配備後、サーバロードバランサーの設定を行います。
L-Platformの構成を変更したい場合には、L-Platform構成変更を行います。
必要に応じて、1.で入手した情報をもとにサーバロードバランサー(SLB)の運用操作を行います。運用操作の実行後には、サーバロードバランサー(SLB)の運用操作ログを確認します。
L-Platformが不要となった場合には、L-Platformの解約を行います。
ポイント
インフラ管理者により、申請プロセスが有効、かつ承認ありのプロセスが設定されている場合には、L-Platform利用申請の承認時に、サーバロードバランサーが含まれているかどうかを確認できます。