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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.1.0 操作ガイド テナント管理者編
ServerView

8.7 サーバロードバランサー(SLB)の利用手順

サーバロードバランサー(SLB)が含まれているL-Platformテンプレートを利用する場合の手順について説明します。

  1. サーバロードバランサーを含むテンプレートの公開および利用申請前に次の2点を確認してください。不明な点はインフラ管理者に確認してください。

    • サーバロードバランサー設定を行う準備が整っていること

      サーバロードバランサーを利用するにはSLB設定が必要です。このために次をご確認ください。

      1. サーバロードバランサーの設定時に設定するパラメーターの意味を理解していること

      2. 仮想IPアドレスなど、a.にて設定するべき値を把握していること

    • サーバロードバランサーの運用操作を行う準備が整っていること

      サーバロードバランサーの運用操作は、ルールセットとルールセットにパラメーターを設定することにより行います。このために次をご確認ください。

      1. サーバロードバランサーの運用操作に対応するルールセットを理解していること

      2. a.にて設定するパラメーターの意味を理解していること

      3. b.のパラメーターに設定するべき値を把握していること

  2. テナント利用者に対して1.で入手した情報を提供し、サーバロードバランサーを含むL-Platformの配備・運用操作について適切な指導を行ってください。

  3. サーバロードバランサーを含むL-Platformテンプレートをテナントに公開し、サーバロードバランサーを含むL-Platformの利用申請ができるようにします。ただし、テナント管理者がL-Platformテンプレートの公開を行う場合の作業です。

  4. L-Platform配備後、サーバロードバランサーの設定を行います。

  5. L-Platformの構成を変更したい場合には、L-Platform構変更を行います。

  6. 必要に応じて、1.で入手した情報をもとにサーバロードバランサー(SLB)の運用操作を行います。運用操作の実行後には、サーバロードバランサー(SLB)の運用操作ログを確認します。

  7. L-Platformが不要となった場合には、L-Platformのを行います。

ポイント

インフラ管理者により、申請プロセスが有効、かつ承認ありのプロセスが設定されている場合には、L-Platform利用申請の承認時に、サーバロードバランサーが含まれているかどうかを確認できます。