List Managerは、帳票レイアウトと入力データのフォーマッティング処理に関するログを採取できます。
フォーマッティング処理に関するトラブルが発生した場合は、ログ採取モードでアプリケーションを実行したあとに、“8.1.2 障害調査用情報採取ツール(LMRSdtコマンド)”にしたがって障害調査用情報を採取してください。
ポイント
帳票配信型の場合のフォーマッティングログの採取については、以下を参照してください。
⇒“8.2.2 フォーマッティングログの採取”
フォーマッティングログを採取する手順を示します。
●Web手元印刷(PDF)型の場合
帳票管理サーバの環境設定ファイルにログ採取モードを設定します。
環境設定ファイルの「LmlcMeftLog」に「1」を設定します。
LmlcMeftLog=1
ユーザアプリケーションを実行します。
帳票管理サーバの以下のディレクトリ配下にフォーマッティングログが出力されます。
/var/tmp/MEFTPLOG
フォーマッティングログを採取後、帳票管理サーバの環境設定ファイルを以下の「ログを採取しないモード」に設定します。
環境設定ファイルの「LmlcMeftLog」に「0」を設定します。
LmlcMeftLog=0
●Web手元印刷(OWF)型の場合
Webクライアントのシステムのプロパティより環境変数をログ採取モードに設定します。
環境変数の変数に「MEFTLOG」、値に「YES」を追加します。
変数:MEFTLOG 値 :YES
ユーザアプリケーションを実行します。
Webクライアントの以下のディレクトリ配下に出力されます。
(ログインしているユーザのユーザ環境変数のTEMPまたはTMP)\MEFTPLOG
フォーマッティングログを採取後、 1.で設定したシステムの環境変数を削除します。
プリンタ情報ファイルをログ採取モードに設定します。
プリンタ情報ファイルの「キーワード」に「ALLLOG!!! Y」を追加します。
ALLLOG!!! Y
ユーザアプリケーションを実行します。
帳票出力サーバの以下のディレクトリ配下にフォーマッティングログが出力されます。
(システム環境変数のTEMP またはTMP)\MEFTPLOG
フォーマッティングログを採取後、1.で設定したプリンタ情報ファイルのキーワードを削除します。