Internet Navigware Enterprise LMS Server V9.0 |
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第2部 システム管理編 | > 第22章 チューニング | > 22.1 チューニングについて |
Internet Navigware Serverの環境設定ファイルのNavigwareResources.propertiesで、以下をチューニングすることで性能を向上させることができます。
Windows版では、環境設定ツールの[サーバ]-[パフォーマンス]ページで設定します。
Internet Navigware Serverが、クライアントからの要求を同時に受け付けられる最大数をNavigwareResources.propertiesのservices.SessionService.webui.maxthreadsに指定します。初期値は64です。
推奨値はWebコンテナの同時処理数です。「Webコンテナの同時処理数」については、“22.1.1.2 Webコンテナの同時処理数と接続数”を参照してください。
Internet Navigware Serverが、データベースサーバに接続する最大接続数をNavigwareResources.propertiesのservices.PoolingDriverService.pool.maxactiveに指定します。初期値は16です。
推奨値は、16または「同時アクセス最大数」の25%の大きい方の値です。ただし、「同時アクセス最大数」の25%の値が64を超える場合は64を指定してください。また、Oracleを使用してマルチサーバ構成で運用する場合は、すべてのサーバの設定値の合計が70を超えないようにしてください。
例1) 同時アクセス最大数が300で、サーバ1台構成の場合、300×0.25=75ですが、サーバ1台あたりの最大値が64のため、64を指定します。
例2) Oracleを使用し、同時アクセス最大数を400、サーバを2台構成とする場合、サーバ1台あたりの同時アクセス最大数は200となり、200×0.25=50ですが、すべてのサーバの合計が70を超えないようにするため、2台のサーバの設定値は、それぞれ70÷2=35を設定します。
例3) 同時アクセス最大数を2000、サーバを5台構成とする場合、1台あたりの同時アクセス最大数は400となり、400×0.25=100ですが、サーバ1台あたりの最大値が64のため、64を指定します(Oracle以外の場合)。Oracleを使用する場合、すべてのサーバの合計が70を超えないようにするため、5台のサーバの設定値は、それぞれ70÷5=14を設定します。
Internet Navigware Serverが、データベースサーバに常時接続する数をNavigwareResources.propertiesのservices.PoolingDriverService.pool.maxidleに指定します。初期値は16です。
推奨値は接続最大数です。「接続最大数」については、“22.1.2.2 接続最大数”を参照してください。
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