Internet Navigware Enterprise LMS Server V9.0
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第2部 システム管理編> 第22章 チューニング> 22.1 チューニングについて

22.1.3 データベースのチューニング

データベースにSymfowareを使用している場合、データベースをチューニングすることで性能を向上させることができます。OracleおよびSQL Serverを使用する場合は、標準の設定ではデータベースのチューニングは自動的に行われるため、以下の操作は不要です。

データベースに蓄積される情報が徐々に増えた場合、性能が劣化する場合があります。このような場合、データベースのチューニングを行うことにより、性能劣化を抑えることができます。性能が劣化した場合は、チューニングを実施して下さい。

チューニングの実施契機の目安として、前回のチューニング実施時と比べ、下記の登録データ数が±50%増減した場合に、再度チューニングを実施します。ただし、性能が劣化していない場合は、チューニングを実施する必要はありません。
登録データ数の確認方法は、“D.7 登録データ数の表示”を参照してください。

最適化情報の設定は、データベースサーバ上で行います。

以下の手順により、最適化情報を設定します。

  1. データベースサーバとInternet Navigware Server がインストールされているサーバが別サーバの場合、最適化情報設定用のバッチファイル(symfoups.bat)を、データベースサーバの任意のフォルダにコピーします。
    symfoups.batは、Internet Navigware Enterprise LMS Server V9.0のインストール先ディレクトリが"C:\Program Files\Fujitsu\INServerV9"の場合は、以下のとおりです。

  2. データベースサーバで、Symfowareのサービスが起動していることを確認します。
    以下のサービスが起動されていることを確認します。



  3. コマンドプロンプトを開き、symfoups.batを起動します。
    以下の画面が表示されます。任意のキーを押して、続行します。

       以下の設定で最適化情報を設定します。
       データベース名  ・・・INAVIDB
       スキーマ名    ・・・INAVIDB
       ※設定内容に誤りがある場合は、Ctrl+Cを押して中断してください。
       続行するには何かキーを押してください . . .

    ※実行には数分かかる場合があります。

  4. 最適化情報の設定が正常に終了すると、以下のメッセージが表示されます。
       最適化情報の設定が完了しました。エラーはありません。

  5. コマンドプロンプトを閉じます。


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