構築済みの物理サーバや仮想マシンが利用しているリソースにより、管理できる範囲が異なります。
管理できるリソースが異なるL-Serverを以下のように呼びます。
サーバが管理対象のL-Server
サーバだけが管理対象のL-Serverを指します。
物理サーバの場合
「16.3.1 管理できるハードウェア」に記載されたハードウェアを利用している場合が該当します。
仮想マシンの場合
以下のハードウェアとサーバ仮想化ソフトウェアを利用している場合が該当します。
「16.3.1 管理できるハードウェア」と「16.3.3 管理できるストレージ」に記載されたハードウェア
「16.3.4 サーバ仮想化ソフトウェアを利用する場合」に記載されたサーバ仮想化ソフトウェア
サーバとストレージが管理対象のL-Server
物理サーバの場合
サーバとストレージが管理対象のL-Serverを指します。
「16.3.1 管理できるハードウェア」と「16.3.3 管理できるストレージ」に記載されたハードウェアを利用している場合が該当します。
仮想マシンの場合
以下のハードウェアとサーバ仮想化ソフトウェアを利用している場合が該当します。
「16.3.1 管理できるハードウェア」と「16.3.3 管理できるストレージ」に記載されたハードウェア
「16.3.4 サーバ仮想化ソフトウェアを利用する場合」に記載されたサーバ仮想化ソフトウェア
注意
構築済みの物理サーバを物理L-Serverと関連付けた場合、「サーバが管理対象のL-Server」だけサポートされます。「サーバとストレージが管理対象のL-Server」は作成できません。
構築済みの物理サーバや仮想マシンから、ディスクやNICの情報が取得できた場合、その情報が表示されます。なお、NICについては、L-Serverの種別によって出力される情報が異なります。
物理L-Serverの場合
MACアドレス、IPアドレス(管理LANのみ)
仮想L-Serverの場合
MACアドレス
管理サーバを仮想マシン上に構築した場合、その仮想マシンは、L-Serverと関連付けないでください。