物理サーバと仮想マシンの場合で異なります。
物理サーバの場合
「導入ガイド CE」の「1.5 ハードウェア環境」の「表1.49 必須ハードウェア条件」に記載されているハードウェアを利用している場合のほか、以下の場合にサーバとストレージを管理できます。利用していない場合、サーバだけを管理できます。
「導入ガイド CE」の「1.5 ハードウェア環境」の「表1.51 物理サーバ上のL-Serverと接続できるストレージ装置」に記載されたETERNUSストレージ、NetAppストレージを利用している
「導入ガイド CE」の「1.5 ハードウェア環境」の「表1.52 物理サーバ上のL-ServerとETERNUSストレージ、NetAppストレージ、EMC CLARiXストレージ、EMC Symmetrix DMXストレージ、およびEMC Symmetrix VMAXストレージを接続する場合に使用できるファイバーチャネルスイッチ」を利用している
「導入ガイド CE」の「1.4.2.2 必須ソフトウェア」に記載されているストレージ管理製品を利用して、ストレージ装置を管理している
1つの物理サーバに対して、AffinityGroupを1つで運用している
仮想マシンの場合
サーバ仮想化ソフトウェアによって異なります。
以下の場合、サーバとストレージを管理できます。
【VMware】
VMware vCenter Serverにより、仮想マシンを管理している
データストアを利用している
VMwareがサポートするストレージのうち、サーバの内蔵ディスクやiSCSIストレージを除いたSANストレージを利用している
システムディスクにSCSI:0:0を利用している
データディスクに以下のデバイスパスを利用している
SCSI:0:1~SCSI:0:6
SCSI:0:8~SCSI:0:14
SCSI:1:0~SCSI:1:6
SCSI:1:8~SCSI:1:14
SCSI:2:0~SCSI:2:6
SCSI:2:8~SCSI:2:14
SCSI:3:0~SCSI:3:6
SCSI:3:8~SCSI:3:14
注意
Raw Device Mappingを利用する場合や上記デバイスパス以外を利用する場合は、サーバだけ管理できます。
上記デバイスパス以外のディスクは、ディスク番号に56以降の番号を割り当てます。
L-Serverを配備する際のクローニングイメージを採取する場合、システムディスクにSCSI:0:0を使用してください。
【Hyper-V】
SCVMMにより仮想マシンを管理している
MSFCがVMホストに追加されている
クラスタの共有ボリュームとしてクラスタディスクが設定されている
クラスタディスクとして、SANボリュームが設定されている
Hyper-Vがサポートするストレージのうち、サーバの内蔵ディスクやiSCSIストレージを除いたSANストレージを利用している
システムディスクにIDE:0:0を利用している
データディスクに以下のデバイスパスを利用している
SCSI:0:1~SCSI:0:14
SCSI:1:0~SCSI:1:14
SCSI:2:0~SCSI:2:14
SCSI:3:0~SCSI:3:14
注意
パススルーディスク、差分ディスクを利用している場合や上記デバイスパス以外を利用している場合は、サーバだけ管理できます。
上記デバイスパス以外のディスクは、ディスク番号に60以降の番号を割り当てます。
L-Serverを配備する際のクローニングイメージを採取する場合は、システムディスクにIDE:0:0を使用してください。