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Interstage Business Application ServerV10.1.0 インストールガイド
Interstage

4.2.1 GUIインストーラの起動と情報設定

1) isinstallerの実行

サーバパッケージのDVD-ROM媒体をDVD-ROM装置にセットします。製品メディアのマウント方法については、“3.7 製品メディア(DVD-ROM)のマウント方法について”を参照してください。次にX端末(CDE/GNOME)からisinstallerを実行し、インストーラを起動してください。このとき、DVD-ROM上にディレクトリを移動した状態では実行しないでください。また、ファイルマネージャからの実行も行わないでください。この場合、isinstallerコマンドを実行した画面で、DVD-ROM上からディレクトリを移動するか、インストールを中断し、インストールしたすべてのパッケージをアンインストールして、再度正しい手順でインストールを行ってください。

# /cdrom/cdrom0/GUI/isinstaller

注意

  • 本コマンドをX端末(CDE/GNOME)以外で実行すると、以下のメッセージが出力されます。X端末(CDE/GNOME)より再度実行してください。
    “Can't connect to X11 window server.”

  • エラーメッセージを出力せずにGUIインストーラの起動に失敗した場合、/tmp/isinstaller_stdout.logの内容を確認してください。なお、GUIインストーラの起動失敗時にこのファイルが出力されていないか、空ファイルで出力されている場合、/tmpの容量が不足していることが考えられます。

  • X端末は、Solaris 10ではCDE/GNOME、Solaris 11ではGNOMEが使用できます。

isinstaller実行後、表示される以下の画面で[インストール]を選択してください。なお、以下の画面が表示されるまで、しばらく時間がかかる場合があります。

2) タイプの選択

[サーバタイプの選択]画面で、[アプリケーションサーバ機能をインストール]、[データベースサーバ機能をインストール]、[管理サーバ機能をインストール]、または[Web Package機能をインストール]を選択し、[次へ]をクリックしてください。

データベースサーバ機能のインストールについては、“4.2.1.3 データベースサーバ機能のインストール”、管理サーバ機能のインストールについては、“4.2.1.4 管理サーバ機能のインストール”、Web Package機能のインストールについては、“4.2.1.5 Web Package機能のインストール”を参照してください。

注意

  • アプリケーションサーバ機能とデータベースサーバ機能を同一サーバ上で運用する場合、アプリケーションサーバ機能だけインストールしてください。アプリケーションサーバ機能のインストール時に、高信頼性ログServer機能をインストールすることで、データベースサーバ機能も同時にインストールされます。

  • データベースサーバ機能のインストール後にアプリケーションサーバ機能を追加インストールする場合は、install.shシェルを使用してインストールしてください

  • アプリケーションサーバ機能と管理サーバ機能を同一サーバ上で運用する場合、アプリケーションサーバ機能だけをインストールしてください。その後、isaddadminfuncコマンドを使用して管理サーバ機能を付加してください。
    isaddadminfuncコマンドについては“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。

  • データベースサーバ機能と管理サーバ機能を同一サーバ上で運用する場合、アプリケーションサーバ機能だけインストールしてください。アプリケーションサーバ機能のインストール時は、高信頼性ログServer機能をインストールしてください。その後、isaddadminfuncコマンドを使用して管理サーバ機能を付加してください。
    isaddadminfuncコマンドについては“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。

[アプリケーションサーバ機能をインストール]を選択した場合は、[インストールタイプの選択]画面で、[標準],

または[カスタム]を選択し、[次へ]をクリックしてください。
準インストールについては、“4.2.1.1 標準インストールの場合”を参照してください。
カスタムインストールについては、“4.2.1.2 カスタムインストールの場合”を参照してください。

4.2.1.1 標準インストールの場合

1) インストール内容の確認

[インストール内容の確認]画面で、インストール内容を確認してください。
表示された内容でインストールする場合、[変更しない]を選択したまま、[次へ]をクリックしてください。インストールを開始します。詳細は、“4.2.1.6 インストールの実行”を参照してください。
表示された内容を変更する場合、[変更する]を選択し、[次へ]をクリックしてください。

2) インストール内容変更

インストール内容を変更する場合、[設定内容の変更]画面で変更します。
変更したい機能を選択すると、詳細な情報が右画面に表示されます。必要に応じて内容を変更してください。設定を完了したら、[次へ]をクリックしてください。

変更可能な内容は以下のとおりです。

表4.1 アプリケーションサーバ機能の標準インストール時に変更可能な設定項目

機能

設定項目

備考

Interstage Business Application Server

インストールディレクトリ

2バイト以上200バイト以内で指定してください。

定義ファイルディレクトリ

2バイト以上200バイト以内で指定してください。

テンポラリファイルディレクトリ

2バイト以上100バイト以内で指定してください。

インストール対象のホスト名

1バイト以上256バイト以内で指定してください。

Interstage運用グループ名

  

Java EE

HTTPリスナーポート

5001~65535の範囲で指定してください。

運用管理用HTTPリスナーポート

1~65535の範囲で指定してください。

IIOPポート

IIOP_SSLポート

IIOP_MUTUALAUTHポート

JMX_ADMINポート

SSL暗号化通信の使用の有無

運用管理用HTTPリスナーでSSL暗号化通信を使用するか選択してください。

使用するJDKのバージョン

使用するJDKを選択してください。

Java EE共通ディレクトリの入力

デフォルト値から変更する場合は、存在しないディレクトリ、または配下にファイルやディレクトリが存在しない空ディレクトリを指定してください。ただし、いずれの場合も親ディレクトリは存在する必要があります。なお、シンボリックリンクは指定できません。

マルチ言語サービスの基本機能

CORBAサービスのポート番号

1~65535の範囲で指定してください。

サンプルのインストールの有無

  

Webサーバ

Interstage HTTP Serverのポート番号

1~65535の範囲で指定してください。

Interstage管理コンソール

Interstage管理コンソールのポート番号

1~65535の範囲で指定してください。

SSL暗号化通信の使用の有無

  

メッセージマニュアルの使用の有無

  

Webサーバコネクタ/J2EE互換

J2EE共通ディレクトリの入力

2バイト以上256バイト以内で指定してください。

Java SE 6

JDKまたはJREを選択

標準インストールでは、JDKのみが選択可能です。

Java SE 5.0

JDKまたはJREを選択

標準インストールでは、JDKのみが選択可能です。

高信頼性ログ機能パッケージ

OSのデフォルトロケール

  

高信頼性ログ格納文字コード系

高信頼性ログ格納文字コード系の選択については“Interstage Business Application Server 運用ガイド(高信頼性ログ編)”の“文字コード系の決定”を参照してください。

高信頼性ログServer機能の有無

高信頼性ログClient機能と高信頼性ログServer機能のどちらを使用するか選択してください。
同一サーバに両方の機能をインストールすることはできません。

高信頼性ログ機能のメモリ空間

高信頼性ログServer機能を使用する場合に選択可能です。

注意

  • 上記項目で入力の誤りがあった場合、画面左上にエラーメッセージが出力されますので、エラーの内容を確認して修正してください。

  • ディレクトリを入力する項目は絶対パスで設定してください。

  • ディレクトリに「/」(ルートディレクトリ)は指定しないでください。

  • Interstage運用グループ名には、実際にシステム上に存在するグループ名を指定する必要があります。

  • Interstage運用グループ名に数値を指定した場合、グループ名として有効であるかチェックはされませんので、あらかじめグループ名として有効であることを確認してください。なお、グループ名として有効でない数値を指定した場合、インストールや運用に失敗する場合があります。

  • ポート番号については、すでに使用されているポート番号を設定しないでください。  

  • Java EE、またはInterstage管理コンソールで[SSL暗号化通信の使用の有無]を使用しない設定にした場合は、Interstage Java EE管理コンソール、またはInterstage管理コンソールをアクセスするためのIDやパスワードなどが、ネットワーク上をそのまま流れます。そのため、別途、通信データが傍受されないような対策を実施することを推奨します。

3) インストール内容の確認

[インストール内容の確認]画面で設定内容を確認し、内容に誤りがなければ、[次へ]をクリックしてください。インストールが開始されます。詳細は、“4.2.1.6 インストールの実行”を参照してください。

4.2.1.2 カスタムインストールの場合

1) インストール機能の選択

[インストール機能の選択]画面で、インストールする機能をチェックします。
インストールする機能により、同時にインストールする必要のある機能(依存機能)がありますので。その場合、該当の依存機能を同時にインストールする必要があります。
他の機能から依存されている機能については、グレー表示されています。グレー表示されている機能のチェックボックスは、はずさないでください。チェックをはずした場合、その機能に依存している機能が使用できない場合があります。
また、それぞれの設定内容について確認してください。機能を選択すると、詳細な情報が右画面に表示されます。必要に応じて内容を変更してください。設定が完了したら、[次へ]をクリックしてください。

変更可能な内容は以下のとおりです。

表4.2 アプリケーションサーバ機能のカスタムインストール時に変更可能な設定項目

機能

設定項目

備考

Interstage Business Application Server

インストールディレクトリ

2バイト以上200バイト以内で指定してください。

定義ファイルディレクトリ

2バイト以上200バイト以内で指定してください。

テンポラリファイルディレクトリ

2バイト以上100バイト以内で指定してください。

インストール対象のホスト名

1バイト以上256バイト以内で指定してください。

Interstage運用グループ名

  

Java EE

HTTPリスナーポート

1~65535の範囲で指定してください。
ただし、Webサーバコネクタ/J2EE互換機能と同時にインストールする場合、指定できる範囲は、5001~65535となります。

運用管理用HTTPリスナーポート

1~65535の範囲で指定してください。

IIOPポート

IIOP_SSLポート

IIOP_MUTUALAUTHポート

JMX_ADMINポート

SSL暗号化通信の使用の有無

運用管理用HTTPリスナーでSSL暗号化通信を使用するか選択してください。

使用するJDKのバージョン

使用するJDKを選択してください。

Java EE共通ディレクトリ

デフォルト値から変更する場合は、存在しないディレクトリ、または配下にファイルやディレクトリが存在しない空ディレクトリを指定してください。ただし、いずれの場合も親ディレクトリは存在する必要があります。なお、シンボリックリンクは指定できません。

マルチ言語サービスの基本機能

CORBAサービスのポート番号

1~65535の範囲で指定してください。

サンプルのインストールの有無

  

Webサーバ

Interstage HTTP Serverのポート番号

1~65535の範囲で指定してください。

Interstage管理コンソール

Interstage管理コンソールのポート番号

1~65535の範囲で指定してください。

SSL暗号化通信の使用の有無

  

メッセージマニュアルの使用の有無

  

Webサーバコネクタ/J2EE互換

J2EE共通ディレクトリの入力

2バイト以上256バイト以内で指定してください。

Java SE 6

JDKまたはJREを選択

  

Java SE 5.0

JDKまたはJREを選択

  

高信頼性ログ機能パッケージ

OSのデフォルトロケール

  

高信頼性ログ格納文字コード系

高信頼性ログ格納文字コード系の選択については“Interstage Business Application Server 運用ガイド(高信頼性ログ編)”の“文字コード系の決定”を参照してください。

高信頼性ログServer機能の有無

高信頼性ログClient機能と高信頼性ログServer機能のどちらを使用するか選択してください。
同一サーバに両方の機能をインストールすることはできません。

高信頼性ログ機能のメモリ空間

高信頼性ログServer機能を使用する場合に選択可能です。

注意

  • 上記項目で入力の誤りがあった場合、画面左上にエラーメッセージが出力されますので、エラーの内容を確認して修正してください。

  • ディレクトリを入力する項目は絶対パスで設定してください。

  • ディレクトリに「/」(ルートディレクトリ)は指定しないでください。

  • Interstage運用グループ名には、実際にシステム上に存在するグループ名を指定する必要があります。

  • Interstage運用グループ名に数値を指定した場合、グループ名として有効であるかチェックはされませんので、あらかじめグループ名として有効であることを確認してください。なお、グループ名として有効でない数値を指定した場合、インストールや運用に失敗する場合があります。

  • ポート番号については、すでに使用されているポート番号を設定しないでください。  

  • 複数のバージョンのJava SEを選択した場合、JDK/JRE種別を統一する必要があります。それぞれ異なるJDK/JRE種別を選択した場合、「Java SE 6」の設定で自動的に変更されます。

  • Java EE、またはInterstage管理コンソールで[SSL暗号化通信の使用の有無]を使用しない設定にした場合は、Interstage Java EE管理コンソール、またはInterstage管理コンソールをアクセスするためのIDやパスワードなどが、ネットワーク上をそのまま流れます。そのため、別途、通信データが傍受されないような対策を実施することを推奨します。

2) インストール内容の確認

[インストール内容の確認]画面で設定内容を確認し、内容に誤りがなければ、[次へ]をクリックしてください。インストール処理が開始されます。詳細は、“4.2.1.6 インストールの実行”を参照してください。

4.2.1.3 データベースサーバ機能のインストール

1) インストール内容の確認

[インストール内容の確認]画面で、インストール内容を確認してください。
表示された内容でインストールする場合は、[変更しない]を選択したまま、[次へ]をクリックしてください。インストールを開始します。詳細は、“4.2.1.6 インストールの実行”を参照してください。
表示された内容を変更する場合、[変更する]を選択し、[次へ]をクリックしてください。

2) インストール内容変更

インストール内容を変更する場合、[設定内容の変更]画面で変更します。

変更したい機能を選択すると、詳細な情報が右画面に表示されます。必要に応じて内容を変更してください。設定が完了したら、[次へ]をクリックしてください。

変更可能な内容は以下のとおりです。

表4.3 データベースサーバ機能のインストール時に変更可能な設定項目

機能

設定項目

備考

Interstage Business Application Server

インストールディレクトリ

2バイト以上200バイト以内で指定してください。

定義ファイルディレクトリ

2バイト以上200バイト以内で指定してください。

テンポラリファイルディレクトリ

2バイト以上100バイト以内で指定してください。

高信頼性ログ機能パッケージ

OSのデフォルトロケール

  

高信頼性ログ格納文字コード系

高信頼性ログ格納文字コード系の選択については“Interstage Business Application Server 運用ガイド(高信頼性ログ編)”の“文字コード系の決定”を参照してください。

高信頼性ログServer機能の有無

データベースサーバ機能では、高信頼性ログServer機能のみが選択可能です。

高信頼性ログ機能のメモリ空間

高信頼性ログServer機能のメモリ空間を選択してください。

注意

  • 上記項目で入力の誤りがあった場合、画面左上にエラーメッセージが出力されます。エラーの内容を確認して修正してください。

  • ディレクトリを入力する項目は絶対パスで設定してください。

  • ディレクトリに「/」(ルートディレクトリ)は指定しないでください。

3) インストール内容の確認

[インストール内容の確認]画面で設定内容を確認し、内容に誤りがなければ、[次へ]をクリックしてください。インストールが開始されます。詳細は、“4.2.1.6 インストールの実行”を参照してください。

4.2.1.4 管理サーバ機能のインストール

1) インストール内容の確認

[インストール内容の確認]画面で、インストール内容を確認してください。
表示された内容でインストールする場合、[変更しない]を選択したまま、[次へ]をクリックしてください。インストールをが開始します。詳細は、“4.2.1.6 インストールの実行”を参照してください。
表示された内容を変更する場合、[変更する]を選択し、[次へ]をクリックしてください。

2) インストール内容変更

インストール内容を変更する場合、[設定内容の変更]画面で変更します。
変更したい機能を選択すると、詳細な情報が右画面に表示されます。必要に応じて内容を変更してください。設定が完了したら、[次へ]をクリックしてください。

変更可能な内容は以下のとおりです。

表4.4 管理サーバ機能のインストール時に変更可能な設定項目

機能

設定項目

備考

Interstage Business Application Server

インストールディレクトリ

2バイト以上200バイト以内で指定してください。

定義ファイルディレクトリ

2バイト以上200バイト以内で指定してください。

テンポラリファイルディレクトリ

2バイト以上100バイト以内で指定してください。

インストール対象のホスト名

1バイト以上256バイト以内で指定してください。

Interstage運用グループ名

  

Java SE 6

JDKまたはJREを選択

  

Interstage管理コンソール

Interstage管理コンソールのポート番号

1~65535の範囲で指定してください。

SSL暗号化通信の使用の有無

  

メッセージマニュアルの使用の有無

  

注意

  • 上記項目で入力の誤りがあった場合、画面左上にエラーメッセージが出力されますので、エラーの内容を確認して修正してください。

  • ディレクトリを入力する項目は絶対パスで設定してください。

  • ディレクトリに「/」(ルートディレクトリ)は指定しないでください。

  • Interstage運用グループ名には、実際にシステム上に存在するグループ名を指定する必要があります。

  • Interstage運用グループ名に数値を指定した場合、グループ名として有効であるかチェックはされませんので、あらかじめグループ名として有効であることを確認してください。なお、グループ名として有効でない数値を指定した場合、インストールや運用に失敗する場合があります。

  • ポート番号については、すでに使用されているポート番号を設定しないでください。  

  • Interstage管理コンソールで[SSL暗号化通信の使用の有無]を使用しない設定にした場合は、Interstage管理コンソールをアクセスするためのIDやパスワードなどが、ネットワーク上をそのまま流れます。そのため、別途、通信データが傍受されないような対策を実施することを推奨します。

3) インストール内容の確認

[インストール内容の確認]画面で設定内容を確認し、内容に誤りがなければ、[次へ]をクリックしてください。インストールが開始されます。詳細は、“4.2.1.6 インストールの実行”を参照してください。

4.2.1.5 Web Package機能のインストール

1) インストール内容の確認

[インストール内容の確認]画面で、インストール内容を確認してください。
表示された内容でインストールする場合、[変更しない]を選択したまま、[次へ]をクリックしてください。インストールを開始します。詳細は、“4.2.1.6 インストールの実行”を参照してください。
表示された内容を変更する場合、[変更する]を選択し、[次へ]をクリックしてください。

2) インストール内容変更

インストール内容を変更する場合、[設定内容の変更]画面で変更します
変更したい機能を選択すると、詳細な情報が右画面に表示されます。必要に応じて内容を変更してください。設定が完了したら、[次へ]をクリックしてください。

変更可能な内容は以下のとおりです。

表4.5 Web Package機能のインストール時に変更可能な設定項目

機能

設定項目

備考

Interstage Business Application Server

インストールディレクトリ

2バイト以上200バイト以内で指定してください。

定義ファイルディレクトリ

2バイト以上200バイト以内で指定してください。

テンポラリファイルディレクトリ

2バイト以上100バイト以内で指定してください。

インストール対象のホスト名

1バイト以上256バイト以内で指定してください。

Interstage運用グループ名

  

Webサーバ

Interstage HTTP Serverのポート番号

1~65535の範囲で指定してください。

Interstage管理コンソール

Interstage管理コンソールのポート番号

1~65535の範囲で指定してください。

SSL暗号化通信の使用の有無

  

メッセージマニュアルの使用の有無

  

注意

  • 上記項目で入力の誤りがあった場合、画面左上にエラーメッセージが出力されますので、エラーの内容を確認して修正してください。

  • ディレクトリを入力する項目は絶対パスで設定してください。

  • ディレクトリに「/」(ルートディレクトリ)は指定しないでください。

  • Interstage運用グループ名には、実際にシステム上に存在するグループ名を指定する必要があります。

  • Interstage運用グループ名に数値を指定した場合、グループ名として有効であるかチェックはされませんので、あらかじめグループ名として有効であることを確認してください。なお、グループ名として有効でない数値を指定した場合、インストールや運用に失敗する場合があります。

  • ポート番号については、すでに使用されているポート番号を設定しないでください。

  • Interstage管理コンソールで[SSL暗号化通信の使用の有無]を使用しない設定にした場合は、Interstage管理コンソールをアクセスするためのIDやパスワードなどが、ネットワーク上をそのまま流れます。そのため、別途、通信データが傍受されないような対策を実施することを推奨します。

3) インストール内容の確認

[インストール内容の確認]画面で設定内容を確認し、内容に誤りがなければ、[次へ]をクリックしてください。インストールが開始されます。詳細は、“4.2.1.6 インストールの実行”を参照してください。

4.2.1.6 インストールの実行

1) インストール

[インストール内容の確認]画面で[次へ」をクリックすると、各サーバタイプの設定内容に応じたインストール処理が実行されます。

注意

インストールの途中で失敗した場合、インストールを続行するかどうかの問い合わせが表示されますが、直前に出力されたエラーメッセージを確認の上、インストールを中止してください。さらに、インストールしたパッケージをアンインストールし、エラー原因を取り除いた後に、最初からインストール処理を行ってください。

2) インストール完了

[インストール結果]画面が表示されます。
インストールログ、およびインストールシェルスクリプト、アンインストールシェルスクリプトを保存する場合、[次へ]をクリックしてください。そのまま完了する場合は、[終了]をクリックしてください。インストール資材をアンインストールする場合を考慮して、保存することをお勧めします。

3) ファイルの保存

インストールログ、インストールシェルスクリプト、アンインストールシェルスクリプトを保存する場合、それぞれ保存する資材をチェックし、出力先ディレクトリを設定後、[終了]を実行します。

保存できるファイルを以下に示します。

表4.6 保存可能なファイル

ファイルの種類

説明

インストールログファイル

インストール対象の機能情報、各種設定内容、およびインストール結果などが出力されます。

インストールシェルスクリプト

このインストールシェルスクリプトを実行すると、今回GUIインストーラでインストールした状態でのインストールが可能となります。このインストールシェルスクリプトを使用したインストール方法については、“4.2.2 Windows環境でのインストールシェルスクリプト出力について”を参照してください。

アンインストールシェルスクリプト

GUIインストーラでインストールしたパッケージをアンインストールすることができます

応答ファイル一式

インストールシェルスクリプト、およびアンインストールシェルスクリプトで使用する応答ファイル。
同時に出力されたsetupinstall.sh、およびsetupuninstall.shを使用する場合に必要となる資材です。

出力ディレクトリを/tmp/logとした場合、以下のファイル名で保存されます。

[インストールログを保存する場合]

表4.7 インストールログのファイル名

ファイルの種類

保存ファイル名

インストールログファイル

アプリケーションサーバ機能のインストールの場合
    /tmp/log/product_isbasap2.log
データベースサーバ機能のインストールの場合
    /tmp/log/product_isbasdb2.log
管理サーバ機能のインストールの場合
    /tmp/log/product_isms2.log
Web Package機能のインストールの場合
    /tmp/log/product_wp2.log

[インストール・アンインストールシェルスクリプトを保存する場合]

出力ファイル形式をテキストファイルで選択した場合

表4.8 インストール・アンインストールシェルスクリプトのファイル名

ファイルの種類

保存ファイル名

インストールシェルスクリプト

/tmp/log/isinstaller/setupinstall.sh

アンインストールシェルスクリプト

/tmp/log/isinstaller/setupuninstall.sh

応答ファイル一式

/tmp/log/isinstaller/response
※上記ディレクトリ配下に複数のファイルが格納されます。

出力ファイル形式をZipファイルで選択した場合

表4.9 Zipファイル名

ファイルの種類

保存ファイル名

・インストールシェルスクリプト
・アンインストールシェルスクリプト
・応答ファイル一式

アプリケーションサーバ機能、管理サーバ機能、またはWeb Package機能のインストールの場合
    /tmp/log/isinstaller_ホスト名.zip

データベースサーバ機能のインストールの場合
    /tmp/log/isinstaller_db.zip

上記ファイルを展開すると、“出力ファイル形式をテキストファイルで選択した場合”で示した資料が含まれます。

注意

  • インストールログ、およびインストール・アンインストールシェルスクリプトは、日本語などの2バイトコードを含むディレクトリに出力することができませんので注意してください。

  • 出力先ディレクトリは、絶対パスで設定してください。

  • 出力先ディレクトリのディスク容量が一杯の場合、以下のエラーメッセージが出力されます。この場合、出力先ディレクトリを十分に空き容量のあるディレクトリに修正して、再度[終了]を実行します。

    「ファイルの出力に失敗しました。出力先ディレクトリに、書き込み可能なディレクトリを指定してください。」

4) システムのリブート

システムをリブートします。

# cd / <RETURN>
# /usr/sbin/shutdown -y -i6 -g0 <RETURN>