COBOL開発支援ツールは、アプリケーション連携実行基盤と業務ロジックをつなぐために必要なファイルを生成するツールです。
このツールでは、サーバアプリケーションの付加情報とサーバアプリケーションが使用するCOBOL登録集を入力することにより、COBOL実行基盤インタフェース、アプリケーションインタフェース情報ファイルおよびアプリケーション呼出し定義ファイルを生成します。
次に、ユーザ作成の業務ロジックとツールにより生成されたCOBOL実行基盤インタフェースをコンパイルおよびリンクしてライブラリを作成します。アプリケーション呼出し定義ファイルおよびアプリケーションインタフェース定義と共にアプリケーション連携実行基盤上に配備することで、アプリケーション連携実行基盤から業務ロジックを実装したサーバアプリケーションが実行可能になります。
COBOL実行基盤インタフェースの位置づけを以下に示します。
COBOL開発支援ツールを使用したアプリケーション開発の詳細については、“Interstage Business Application Server アプリケーション開発ガイド”の “サーバアプリケーションの開発(COBOL)”を参照してください。
C言語クライアントアプリケーションを開発する場合、COBOL開発支援ツールは、同期アプリケーション連携実行基盤に配備されたCOBOLの業務アプリケーションをC言語クライアントアプリケーションから呼び出すためのデータ変換関数も生成します。
C言語クライアントアプリケーション開発の詳細については、“Interstage Business Application Server アプリケーション開発ガイド”の“同期アプリケーション連携実行基盤編”の“クライアントアプリケーションの開発(C言語)”を参照してください。