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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express リファレンスマニュアル(コマンド編)
Interstage

A.8 irepcrttbl

名前

irepcrttbl  -  リポジトリデータ格納用テーブルの作成

形式

irepcrttbl

機能説明

リポジトリのデータベースとしてリレーショナルデータベース(RDB(Symfoware Server))を使用するときに、リポジトリデータを格納するためのテーブルをRDBに作成します。ただし、Symfoware Server Lite Editionを使用している環境では、本機能を使用できません。

Interstage ディレクトリサービスとSymfoware Serverを別々のマシンにインストールした場合、本コマンドの実行環境をSymfoware Serverをインストールしたマシンに作成する必要があります。また、Interstage ディレクトリサービスとSymfoware Serverを同一マシンにインストールした場合でも、システム管理者以外のリポジトリ用データベース接続ユーザでテーブルを作成する場合は、本コマンドの実行環境を任意のディレクトリにコピーして作成する必要があります。

Interstage ディレクトリサービスをインストールしたマシンの、以下のディレクトリにコマンド実行環境を圧縮したファイルがありますので、そのアーカイブファイルを、Symfoware Serverをインストールしたマシンへコピーしてください。

コマンド実行環境のコピー


管理者権限でテーブルを作成する場合

  1. アーカイブファイルをSymfoware Serverをインストールしたマシンに転送します。


    Symfoware ServerをWindows(R)にインストールした場合
    WIN_SCRIPT_80.exe (自己解凍形式です。)


    Symfoware ServerをSolaris、またはLinuxにインストールした場合
    UNIX_SCRIPT_80.tar.gz

  2. アーカイブファイルを任意のディレクトリに展開します。

  3. 展開後、アーカイブファイルを必ず削除してください。

管理者権限以外のリポジトリ用データベース接続ユーザでテーブルを作成する場合

  1. アーカイブファイルをコピーします。

    システム管理者に依頼し、使用するプラットフォームのアーカイブファイルを任意の場所に展開、またはコピーします。Symfoware Serverを他のマシンにインストールした場合は、そのマシンにアーカイブファイルを転送します。

  2. コピーしたアーカイブファイルを展開します。

    システム管理者がコピーしたアーカイブファイルを展開します。


  3. 展開後のディレクトリの所有者を変更します。

    リポジトリ用データベース接続ユーザで本コマンドを実行できるように、展開後のディレクトリの所有者を変更します。

    例)リポジトリ用データベース接続ユーザのIDをsradmin、リポジトリ用データベース接続ユーザのグループをsrgrp、ディレクトリ名をUNIX_SCRIPT_80とするとき

    chown -R sradmin:srgrp UNIX_SCRIPT_80

      

  4. コピーしたアーカイブファイルを削除してください。

    アーカイブファイルをコピーまたは転送した場合、複写したアーカイブファイルは必ず削除してください。

実行方法


本コマンドは、コマンドを実行するマシンのコンソール、またはコンソールセッションに接続したリモートデスクトップからログインして実行してください。

本コマンドが格納されているディレクトリへ移動してから実行してください。
Interstage ディレクトリサービスとSymfoware Serverを別々のマシンにインストールした場合は、コマンド実行環境コピーの手順2でコマンドの実行環境を展開したディレクトリへ移動します。

本コマンドの実行結果は以下のファイルに出力されます。

本コマンドの実行環境を展開したディレクトリ/log/sr_crt.log

実行結果は、Symfoware Serverをインストールしたときの文字コード系で出力されます。

注意事項