形式
irepconfig mktbl -f file
機能説明
リポジトリのデータベースにSymfoware Server Lite Editionのデータベースを使用する時に、リポジトリデータを格納するためのテーブルを、データベース上に作成します。
本コマンドの実行結果は、テーブル作成ログファイルとして、以下のファイルに出力されます。
C:\Interstage\IREP\var\_system\ds_mktbl.log |
/var/opt/FJSVirep/_system/ds_mktbl.log |
上記ログは、Symfoware Serverが出力する実行結果となります。
実行に失敗した場合は、Symfoware Serverのメッセージ集を参照して、エラー要因を取り除いてください。
以下に、mktblサブコマンドの引数を説明します。
リポジトリデータ格納用テーブルを作成するための情報を記述した、テーブル作成環境定義ファイルを指定します。ファイル内に記述された内容で、リポジトリデータ格納用テーブルを作成します。
ファイルを複数指定することはできません。
テーブル作成環境定義ファイルの詳細については、“16.5.8 テーブル作成環境定義ファイル”を参照してください。
注意事項
Interstage ディレクトリサービスとSymfoware Serverを別々のマシンで運用する場合は、Interstage ディレクトリサービスを運用するマシンに、Symfoware Server クライアント機能をインストールする必要があります。本サブコマンドを実行する前に、必ずインストールしてください。
Symfoware Server クライアント機能のインストールについては、Symfoware Serverのマニュアル“インストールガイド(クライアント編)”を参照してください。
テーブル作成環境定義ファイルとパスワードファイルは、セキュリティ上重要なファイルです。リポジトリデータ格納用テーブルを作成した後に、削除してください。
-fオプションで指定するパラメタに空白文字が含まれる場合は、ダブルクォーテーション(")で囲んで指定してください。
属性長の最大長拡張(32バイトから64バイト)を行った場合は、属性値およびDNに使用できる文字列長が、32バイト縮小されます。
リポジトリのデータベースにSymfoware Server Lite Edition以外のRDBを使用する場合は、irepgendbコマンドを使用してください。
使用例
irepconfig mktbl -f C:\myfolder\mktbl_symfoLE.conf |
irepconfig mktbl -f /export/home/mydir/mktbl_symfoLE.conf |