名前
isjmxbackup - Interstage JMXサービスの資源のバックアップ・移出
形式
isjmxbackup isdir backupdir
isjmxbackup backupdir
機能説明
isjmxbackupコマンドは、Interstage JMXサービスの資源のバックアップ・移出を行います。
システムメンテナンスや、Interstageの資源破壊などの万一に備えた資源のバックアップ、およびInterstage資源の他サーバへの移行を行う際に、実施します。
以下に、isjmxbackupコマンドの引数を説明します。
Interstageのインストールディレクトリを指定します。
バックアップ資源の格納ディレクトリを指定します。
メッセージ
本コマンド実行時に表示されるメッセージと意味を以下に示します。
[意味]
コマンドが正常に終了しました。
本メッセージの出力前に、何らかのメッセージが出力されている場合は、コマンドの実行に失敗しています。この場合、出力メッセージの内容と本コマンド実行時の注意事項に従い、再度コマンドを実行してください。
[意味]
コマンドのパラメタ指定に誤りがあります。
[システムの処理]
コマンドの処理を中止します。
[ユーザの対処]
正しいパラメタを指定して、再度コマンドを実行してください。
[意味]
コマンドを実行する権限がありません。
[システムの処理]
コマンドの処理を中止します。
[ユーザの対処]
管理者権限をもっているユーザで再度コマンドを実行してください。
[可変情報]
%s:コマンドのパラメタで指定されたInterstageのインストールディレクトリ、またはバックアップ資源の格納ディレクトリ
[意味]
コマンドのパラメタで指定されたディレクトリ%sは存在しません。
[システムの処理]
コマンドの処理を中止します。
[ユーザの対処]
正しいInterstageのインストールディレクトリ、またはバックアップ資源の格納ディレクトリを指定して、再度コマンドを実行してください。
[意味]
コマンドのパラメタで指定されたバックアップ資源の格納フォルダに、すでにバックアップ資源が存在します。
[システムの処理]
コマンドの処理を中止します。
[ユーザの対処]
バックアップ資源の格納ディレクトリに、バックアップ資源の存在していないディレクトリを指定して、再度コマンドを実行してください。
[意味]
バックアップ資源が存在しません。Interstageのインストールディレクトリの指定に誤りがあります。
[システムの処理]
コマンドの処理を中止します。
[ユーザの対処]
正しいInterstageのインストールディレクトリを指定して、再度コマンドを実行してください。
FJSVisjmxパッケージがインストールされているか確認してください。インストールされていない場合、FJSVisjmxパッケージのインストールを行ってから再度コマンドを実行してください。
[意味]
Interstage JMXサービスのインストールディレクトリが存在しません。
[システムの処理]
コマンドの処理を中止します。
[ユーザの対処]
FJSVisjmxパッケージがインストールされているか確認してください。インストールされていない場合、FJSVisjmxパッケージのインストールを行ってから再度コマンドを実行してください。
[意味]
コマンドが異常終了しました。
[ユーザの対処]
本コマンド実行時の注意事項等を参照し、実行方法に誤りがないかを確認してください。実行方法に誤りがある場合は、注意事項等の記事に従い、再度コマンドを実行してください。その他の場合は、コマンドのエラー原因を示すエラー情報が、下記ファイル内の最後に出力されていますので、そのエラー情報に対する対処を行ってください。
backupdir\backup.log
/var/opt/FJSVisjmx/trc/backup_restore/backup_error.log
注意事項
本コマンドは、管理者権限で実行してください。
本コマンドを実行する前に、必ずInterstage、およびInterstage JMXサービスを停止してください。
バックアップ用ディレクトリに、バックアップ資源格納に必要な空きディスク容量を確保してください。バックアップ資源の格納に必要なディスク量の見積り方法については、“チューニングガイド”を参照してください。
使用例
isjmxbackup C:\Interstage X:\backup |
isjmxbackup/backup |