名前
isguirestore - Interstage管理コンソールの資源のリストア・移入
形式
isguirestore isdir backupdir
機能説明
isguirestoreコマンドは、Interstage管理コンソールの資源のリストア・移入を行います。
以下に、isguirestoreコマンドの引数を説明します。
Interstageのインストールフォルダを指定します。
バックアップ資源の格納ディレクトリを指定します。
メッセージ
本コマンド実行時に表示されるメッセージと意味を以下に示します。
コマンドが終了しました。本メッセージの出力前に、何らかのメッセージが出力されている場合は、コマンドの実行に失敗しています。この場合、出力メッセージの内容と、本コマンド実行時の注意事項に従い、再度コマンドを実行してください。
コマンドのパラメタ指定に誤りがあります。
Interstageが起動されています。Interstageを停止してください。
Administratorsローカルグループに所属するユーザではありません。Administratorsローカルグループに所属するユーザで実行してください。
コマンドのパラメタで指定したInterstageのインストールフォルダ、または、バックアップ資源の格納フォルダ %s は、存在しません。
バックアップ資源が存在しません。バックアップ資源の格納フォルダの指定に誤りがあるか、資源のバックアップ作業が正しく行われていませんでした。
コマンドが異常終了しました。本メッセージの前に以下の詳細エラー情報が出力されている場合、以下の詳細エラーメッセージの情報に対する対処を行ってください。
%d4の値が108の場合
メモリ不足が発生している可能性があります。しばらくしてから再度コマンドを実行してください。
%d5に番号が指定されている場合
isjmx.xml定義の記述が誤っている可能性があります。
line:%d に示す該当行に記述誤りがないか見直してください。
修正後、再度コマンドを実行してください。
コマンドが正常終了しました。
コマンドのパラメタ指定に誤りがあります。
Interstageが起動されています。Interstageを停止してください。
コマンドのパラメタで指定したバックアップ資源の格納ディレクトリ %s は、存在しません。
バックアップ資源が存在しません。バックアップ資源の格納ディレクトリの指定に誤りがあるか、資源のバックアップ作業が正しく行われていません。
パッケージ %sがインストールされていません。本バックアップ資源をリストアするには、パッケージ %sをインストールする必要があります。
コマンドが異常終了しました。本コマンド実行時の注意事項等を参照し、実行方法に誤りがないかを確認してください。実行方法に誤りがある場合は、注意事項等の記事に従い、再度コマンドを実行してください。その他の場合は、コマンドのエラー原因を示すエラー情報が、下記ファイル内の最後に出力されていますので、そのエラー情報に対する対処を行ってください。
/var/opt/FJSVisgui/trc/backup_restore/restore_error.log
Javaの実行環境に誤りがあります。Interstage JMXサービスが使用するJDK/JREのインストールパスを正しく設定してください。Interstage JMXサービスのカスタマイズについては、“運用ガイド(基本編)”の“Interstage管理コンソール環境のカスタマイズ”を参照してください。
Interstageの環境に誤りがあります。環境変数IS_HOMEが正しく設定されているかどうかを確認し、問題がある場合は正しいInterstageのインストール先を設定してください。IS_HOMEが正しく設定されている場合は、Interstageの環境が不正な状態のため、Interstageを再インストールしてください。
注意事項
本コマンドは、管理者権限で実行してください。
本コマンドを実行する前に、必ずInterstageを停止してください。
本コマンドの実行時には、Interstageのインストールディレクトリ配下のファイルにアクセスしないでください。
本コマンドを実行する前に、“Interstage Operation Tool”サービスを停止してください。
使用例
isguirestore C:\Interstag X:\Backup\isgui |
isguirestore /backup/isgui |