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Symfoware Server V11.0.0 Mirroring Controller運用ガイド
Symfoware

付録D ストレージシステムの電源オフの運用手順

DBミラーリングシステムでは、ストレージシステムの電源オフにより以下の状態になります。

以下の表にストレージシステムが電源オフの場合の運用手順について説明します。

表D.1 ストレージシステムが電源オフの場合の運用手順

電源オフ検知契機

ストレージシステムが電源オフの場合の参照先(注1)

RLM作成

“Mirroring Controller セットアップガイド”の“セットアップ時の異常"

RLCファイル作成 またはRLCファイル追加

Symfoware/RDB起動

5.1.1.1 Symfoware/RDB起動時のRLPの障害” (注2)

DBミラーリングサービスの開始時

5.1.3.1 DBミラーリングサービス開始時のRLP環境の異常

DBミラーリングサービスの開始状態での利用者業務運用(注3)

RLMアクセス時に電源オフを検知した場合

5.7.5.3 RLP閉塞”(正系ノード)
  または
5.8.6.2 RLP閉塞”(副系ノード)

RLCファイルアクセス時に電源オフを検知した場合

DBミラーリングサービスの停止時

5.1.4.1 DBミラーリングサービス停止時のRLPの障害

Symfoware/RDB停止

D.1 Symfoware/RDB停止時のRLM障害” (注2)

注1)参照先の手順に従ってリカバリを実施してください。なお、ディスクのリカバリ(ディスク交換など)を説明している箇所は“ストレージシステムの電源を投入”と読み替えて、リカバリを実施してください。

注2)正系ノードのデータベースと副系ノードのデータベース共通です。

注3) 利用者業務運用中は、RLMとRLCファイルを共にアクセスしますので、電源オフになった契機に応じてRLMアクセス時またはRLCファイルアクセス時のどちらかで電源オフを検知します。

注意

ストレージシステムの電源オフとなった場合は、電源投入などのストレージシステムで必要な対処を行った後に、“表D.1 ストレージシステムが電源オフの場合の運用手順”の参照先の手順に従ってリカバリを行ってください。

参照

GDSなどのボリューム管理ソフトウェアを使用している場合は、必要となるリカバリについて、当該製品のマニュアルなども参照してください。