検出した仮想ノードを監視するには、業務管理ツリーおよび業務を作成し、仮想ノードを業務に追加して、監視マップを作成する必要があります。
各作業について手順を説明します。
業務管理ツリー/業務を作成する
仮想ノードを業務に追加する
監視マップを作成する
業務管理ツリー/業務を作成する
仮想ノードを監視するには、最低1つの業務管理ツリー、および業務が必要です。業務管理ツリーや業務が作成されていない場合には、業務管理ツリーと業務を作成してください。
業務管理ツリーと業務の作成手順については、“[業務管理]ツリーを作成する”を参照してください。
仮想ノードを業務に追加する
仮想ノードを業務に追加します。
手順:
[Systemwalkerコンソール[編集]]で、[ツリー選択]コンボボックスから[業務管理]を選択します。
業務管理ツリーが複数存在する場合は、[ファイル]メニューから[監視ツリーの選択]を選択し、[監視ツリーの選択]ダイアログボックスに表示されるツリーの中から仮想ノードを追加するツリーを選択します。
業務管理ツリーの中から、仮想ノードを追加する対象の業務フォルダを選択します。
[オブジェクト]メニューから[追加]-[仮想ノードの追加]を選択します。
ポイント
[フォルダ]で頂点を選択すると、登録されているすべての仮想ノードが、[ノード一覧]に表示されます。
[フォルダ]の第2階層には、登録されているすべての負荷分散装置が表示されます。
[フォルダ]で負荷分散装置を選択すると、負荷分散装置に登録されている仮想ノードが、[ノード一覧]に表示されます。
[フォルダ]の第3階層には、負荷分散装置に登録されている仮想ノードが表示されます。
[フォルダ]で仮想ノードを選択すると、仮想ノードを構成する実ノードが、[ノード一覧]に表示されます
監視したい仮想ノードが定義されている負荷分散装置(SLB)を、[フォルダ]で選択し、[ノード一覧]に仮想ノードを表示します。
[ノード一覧]で、監視したい仮想ノードを選択し(複数選択可)、[追加]ボタンをクリックして、[追加するノード一覧]に追加します。
ポイント
[検索]ボタンをクリックすると、IPアドレスやホスト名で仮想ノードを検索して、追加することができます。
負荷分散装置も同時に監視したい場合には、負荷分散装置を、仮想ノードと同じ手順で、[追加するノード一覧]に追加します。
[OK]ボタンをクリックすると、選択したノードが業務に追加されます。
追加するノードの一覧に仮想ノードが含まれている場合には、“仮想ノードに所属しているすべてのノードも追加しますか?”という問い合わせ画面が表示されます。“はい”を選択すると、仮想ノードを構成するすべての実ノードが、業務に追加されます。
ポイント
仮想ノードを構成する実ノードの増減や、仮想ノードを登録している負荷分散装置が変更された場合、業務を構成する仮想ノードや、関連するノードを再登録する必要があります。
仮想ノードの検出を、再度、実行した後で、不要になったノードを業務から削除し、追加が必要なノードを業務に追加してください。
監視マップを作成する
仮想ノードが登録されている負荷分散装置(SLB)や、仮想ノードを構成する実ノードが、仮想ノードと同じ業務に所属している場合、監視マップの自動作成を行うことで、仮想ノードと負荷分散装置の依存関係や、仮想ノードと実ノードの依存関係を自動的に設定することができます。
本設定は、仮想ノードの監視に必須の設定ではありませんが、設定した依存関係は、影響範囲の表示時に、影響範囲の特定に使用できます。
監視マップを自動作成する手順については、“オブジェクト間の関係を設定する”を参照してください。