運用中に仮想ノードに実ノードを追加/削除した場合、Systemwalkerコンソール上の監視マップに構成変更を反映する必要があります。
IPCOMの場合
IPCOMによる負荷分散先の変更や追加を行う場合、以下の手順により構成情報を変更します。なお、追加および削除を同時に行った場合は、各手順にあるポリシーの配付は、最後に一度行うようにしてください。
仮想ノードの追加の手順
IPCOM上の設定で、仮想ノード(ファーム)の追加、および関係するサーバ(実ノード)の追加を行います。(注)
[Systemwalkerコンソール[編集]]で、[ツリー選択]コンボボックスから[業務管理]を選択します。
“仮想ノードを新規に検出・登録する”の手順に従って、1.で設定を行ったIPCOMノードに対して、仮想ノード検出を行います。
“仮想ノードの監視ツリー/監視マップの作成”の手順に従って、仮想ノードを追加し、監視マップを更新します。
“ポリシーの設定”の手順に従って、仮想ノード監視のポリシーの設定を行います。
ポリシー配付を行います。
複数のIPCOMが存在する場合は、それぞれのIPCOM設定を行う必要があります。IPCOMの設定方法は、IPCOMのマニュアルを参照してください。
仮想ノードの削除の手順
IPCOM上の設定にて、仮想ノード(ファーム)の削除を行います。(注1)
[Systemwalkerコンソール[編集]]で、[ツリー選択]コンボボックスから[ノード一覧]を選択します。
1.で削除した仮想ノードを選択し、メニューの[オブジェクト]-[削除]を選択して削除します。(注2)
ポリシー配付を行います。
複数のIPCOMが存在する場合は、それぞれのIPCOM設定を行う必要があります。IPCOMの設定方法は、IPCOMのマニュアルを参照してください。
仮想ノードを削除した場合、仮想ノードとの依存関係を示す矢印も削除されます。
仮想ノードを削除した場合、業務管理ツリーの監視マップに表示されていた仮想ノード、および仮想ノードと他のノードの依存関係を示す矢印も削除されます。
実ノードの追加の手順
IPCOM上の設定にて、実ノードを追加します。(注)
[Systemwalkerコンソール[編集]]で、[ツリー選択]コンボボックスから[業務管理]を選択します。
“仮想ノードを新規に検出・登録する”の手順に従って、1.で設定を行ったIPCOMノードに対して、仮想ノード検出を行います。
“仮想ノードの監視ツリー/監視マップの作成”の手順に従って、1.で追加した実ノードを、監視マップに追加します。
“ポリシーの設定”の手順に従って、1.で設定を行った実ノードと関連を持つ仮想ノードのポリシー設定画面を表示し、そのまま[OK]ボタンをクリックし、ポリシーの再設定を行います。
ポリシー配付を行います。
複数のIPCOMが存在する場合は、それぞれのIPCOM設定を行う必要があります。IPCOMの設定方法は、IPCOMのマニュアルを参照してください。
実ノードの削除の手順
IPCOM上の設定にて、実ノードを削除します。(注1)
[Systemwalkerコンソール[編集]]で、[ツリー選択]コンボボックスから[業務管理]を選択します。
“仮想ノードを新規に検出・登録する”の手順に従って、1.で設定を行ったIPCOMノードに対して、仮想ノード検出を行います。
Systemwalkerコンソール[編集]から、1.で削除した実ノードを選択し、メニューの[オブジェクト]-[削除]を選択して削除します。(注2)
ポリシー配付を行います。
複数のIPCOMが存在する場合は、それぞれのIPCOM設定を行う必要があります。IPCOMの設定方法は、IPCOMのマニュアルを参照してください。
仮想ノードを削除した場合、仮想ノードとの依存関係を示す矢印も削除されます。
実ノードを削除した場合、監視マップに表示されていた実ノードとの依存関係を示す他の矢印も削除されます。
他のロードバランサの場合
負荷分散装置で仮想ノードに依存する実ノードの構成情報が変更された場合、以下の手順により構成情報を変更します。
構成管理情報のCSV入出力コマンドで登録したフォルダ構成情報およびノード構成情報を 構成管理情報のCSV入出力コマンド(mpcmcsv)を使用して構成情報を更新します。
更新(追加/削除/変更)後の構成情報を、仮想ノード登録コマンドで反映します。
“ポリシーの設定”の手順に従って、1.および2.で設定を行った仮想ノードのポリシー設定画面を表示し、ポリシーの再設定を行います。
ポリシー配付を行います。
mpnmvnc(仮想ノード登録コマンド)の詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。