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Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編(互換用)
Systemwalker

11.4.4 ポリシーの設定

仮想ノードを監視するにはポリシーを作成・配付する必要があります。ポリシー設定の手順は、以下のとおりです。

  1. [Systemwalkerコンソール]で、仮想ノードまたは負荷分散装置(SLB)を指定し、[ポリシー]メニューの[ポリシーの定義]-[仮想ノードの監視]を選択します。

    負荷分散装置(SLB)を選択してポリシー設定を行った場合は、関連を持つすべての仮想ノードがポリシーの対象となります。

  2. 表示される[仮想ノードの監視]からポリシーを設定します。

    [仮想ノードの監視][対象]タブでは、選択した仮想ノードに対して仮想監視を行うかを定義します。

    [仮想ノードの監視][通知]タブでは、仮想ノード配下の実ノードがダウンしていた場合に、実ノードに対しても稼働違反のイベントを発行するかを指定します。

    [仮想ノードの監視][ポーリング]タブでは、以下の値を設定します。

    • 通信する際の仮想ノードとの応答タイムアウト時間を設定します。1~3599秒まで設定できます。

    • タイムアウトが発生した場合のリトライ回数を0~999の範囲内で設定します。

    • 動作時間に関する設定を行います。

      • ポーリング間隔指定

        動作処理を行う間隔を1分から999分までの範囲内で設定します。

        動作処理を行う時間帯を設定します。時間帯は最大60個まで設定できます。

      • 動作時刻指定

        動作処理を行う時刻を設定します。設定した時刻になると処理を開始します。動作時刻は最大512個まで設定できます。

仮想ノードを監視するためには、以下の条件を満たす必要があります。

ポーリングの設定

[ポーリング間隔指定]を選択してポリシーを設定した場合、最初にポリシー設定を適用した時点、または、動作時間帯の開始時刻に必ず最初のポーリングが行われます。それ以降のポーリングは、監視処理が終了してから[ポーリング間隔指定]にて指定された時間が経過するごとに行われます。また、動作時間帯の終了時刻以前に処理を開始すると、終了時刻を過ぎても、処理が終了するまで実行されます。

ポリシーの設定変更について

[ポーリング間隔]の設定を変更した場合、監視スケジュールが変更されます。

[ポーリング間隔]以外の設定を変更した場合は、監視スケジュールは変更されません。

例1)

  1. 0:00に[ポリシーの設定]:[有効]、[ポーリング間隔]:30分のポリシーを適用します。

  2. 0:20に[ポリシーの設定]:[有効]、[ポーリング間隔]:1分のポリシーを適用します。

    →0:30ではなく、0:21に監視が行われます。

例2)

  1. 0:00に[ポリシーの設定]:[無効]、[ポーリング間隔]:30分のポリシーを適用します。

  2. 0:20に[ポリシーの設定]:[有効]、[ポーリング間隔]:30分のポリシーを適用します。

    →0:50ではなく、0:30に監視が行われます。

注意事項