[Systemwalkerコンソール]を起動する手順を説明します。
[Systemwalkerコンソール]の接続先の運用管理サーバ
[Systemwalkerコンソール]は、以下の運用管理サーバに接続します。
【UNIX版の場合】
操作するコンピュータ:運用管理クライアント
[Systemwalkerコンソールセットアップ]画面で、[ログイン画面で運用管理サーバを選択する]を選択した場合
接続する運用管理サーバ | [Systemwalkerコンソール[ログイン]]画面で指定した運用管理サーバ |
[Systemwalkerコンソールセットアップ]画面で、[以下の運用管理サーバに自動で接続する]を選択した場合
接続する運用管理サーバ | [Systemwalkerコンソールセットアップ]画面で指定した運用管理サーバ |
【Windows版の場合】
操作するコンピュータ:運用管理サーバ
接続する運用管理サーバ | [Systemwalkerコンソール]を起動した運用管理サーバ |
操作するコンピュータ:運用管理クライアント
[Systemwalkerコンソールセットアップ]画面で、[ログイン画面で運用管理サーバを選択する]を選択した場合
接続する運用管理サーバ | [Systemwalkerコンソール[ログイン]]画面で指定した運用管理サーバ |
[Systemwalkerコンソールセットアップ]画面で、[以下の運用管理サーバに自動で接続する]を選択した場合
接続する運用管理サーバ | [Systemwalkerコンソールセットアップ]画面で指定した運用管理サーバ |
詳細な設定方法は、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”の“運用管理クライアントをセットアップする(運用管理クライアント)”を参照願います。
[Systemwalkerコンソール]を起動するユーザ
[Systemwalkerコンソール]は、以下のユーザで起動します。
【UNIX版の場合】
操作するコンピュータ:運用管理クライアント
[Systemwalkerコンソールセットアップ]-[接続先の設定]画面で、[ログイン画面で入力する]を選択した場合
起動ユーザ | [Systemwalkerコンソール[ログイン]]画面で指定したユーザ |
[Systemwalkerコンソールセットアップ]-[接続先の設定]画面で、[以下のユーザーでログインする]と選択した場合
起動ユーザ | [接続先の設定]画面で指定したユーザ |
[Systemwalkerコンソールセットアップ]-[接続先の設定]画面で、[Windowsにログインしているユーザーでログインする]と選択した場合には、[Systemwalkerコンソール]を起動できません。
【Windows版の場合】
操作するコンピュータ:運用管理サーバ、運用管理クライアント
[Systemwalkerコンソールセットアップ]-[接続先の設定]画面で、[ログイン画面で入力する]を選択した場合
[Systemwalkerコンソール[ログイン]]画面
[Windowsにログインしているユーザーでログインする]を選択する
起動ユーザ | 運用管理サーバのコンピュータのログインユーザ(操作するコンピュータ:運用管理サーバ) |
[Windowsにログインしているユーザーでログインする]を選択しない
起動ユーザ | [Systemwalkerコンソール[ログイン]]画面で指定したユーザ |
[Systemwalkerコンソールセットアップ]-[接続先の設定]画面で、[Windowsにログインしているユーザーでログインする]と選択した場合
起動ユーザ | 運用管理サーバのコンピュータのログインユーザ(操作するコンピュータ:運用管理サーバ) |
[Systemwalkerコンソールセットアップ]-[接続先の設定]画面で、[以下のユーザーでログインする]と選択した場合
起動ユーザ | [接続先の設定]画面で指定したユーザ |
起動するユーザの条件
ユーザの所属グループ | [Systemwalkerコンソール[編集]]を操作する | [Systemwalkerコンソール[監視]]を操作する |
---|---|---|
Administratorsグループ | ○ | ○ |
DmAdminロール | ○ | ○ |
DmOperationロール | × | ○ |
DmReferenceロール | × | ○ |
○:操作可能、×:操作不可
ユーザをロールに登録する方法については、“アクセス権を定義する”を参照してください。
自動再接続による起動の設定
設定項目と初期値を説明します。
[Systemwalkerコンソール起動時の動作]
初期値:[常に自動再接続を行う]
[再接続が可能かどうかを運用管理サーバに問い合わせるまでの間隔]
初期値:180秒
[再接続が可能かどうかを運用管理サーバに問い合わせる回数の最大回数]
初期値:0回
[再接続の最大リトライ回数]
初期値:3回
設定手順を説明します。
[スタート]メニューから[プログラム]-[Systemwalker Centric Manager]-[環境設定]-[Systemwalkerコンソールセットアップ]を選択します。
→[Systemwalkerコンソールセットアップ]ダイアログボックスが表示されます。
設定項目のツリーから項目を選択し、各項目を指定します。
[Systemwalkerコンソールセットアップ]画面の詳細は、“Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ”を参照してください。
[Systemwalkerコンソール]を起動する
[Systemwalkerコンソールセットアップ]画面で、[起動時にログイン画面を表示しない](運用管理クライアントのみ)および、[常に自動再接続を行う]を指定した場合の手順を説明します。
自動再接続については、“自動再接続において[Systemwalkerコンソール]を起動する”を参照してください。
[スタート]メニューから[プログラム]-[Systemwalker Centric Manager]-[Systemwalkerコンソール]を選択します。
→[Systemwalkerコンソール]が表示されます。
ポイント
接続先の運用管理サーバのホスト名が設定されていない場合
接続先の運用管理サーバのホスト名が設定されていない場合、以下のダイアログが表示されます。
このダイアログが表示された場合に、運用管理サーバのホスト名を設定する手順を説明します。
[OK]ボタンをクリックします。
→[Systemwalkerコンソールセットアップ]ダイアログボックスが表示されます。
運用管理サーバのホスト名を設定し、[OK]ボタンをクリックします。
→[Systemwalkerコンソール]が表示されます。
自動再接続において[Systemwalkerコンソール]を起動する
自動再接続コンソールを使用すると、[Systemwalkerコンソール]が終了した場合には、自動的に再接続されます。以下の現象が発生すると、[Systemwalkerコンソール]は終了します。
運用管理クライアント上の[Systemwalkerコンソール]の場合
運用管理サーバのクラスタ切り替え
運用管理サーバの再起動
運用管理サーバのSystemwalkerサービス再起動
運用管理サーバと運用管理クライアント間の一時的な通信異常
[Systemwalkerコンソール]のアプリケーションエラーなどによる強制終了
ログイン認証に失敗
Windows(R)の運用管理サーバ上の[Systemwalkerコンソール]の場合
Systemwalkerサービスの再起動
[Systemwalkerコンソール]のアプリケーションエラーなどによる強制終了
ログイン認証に失敗
自動再接続コンソールを使用すると、タスクトレイには自動再接続機能のアイコンが表示されます。以下の条件のとき、タスクトレイのアイコンの背景が赤色で表示されます。
[Systemwalkerコンソール]が異常終了した。
異常終了してから一度も状態表示画面で[確認]ボタンをクリックしていない。
上記の[自動再接続アイコン]をダブルクリックすると、[自動再接続]ウィンドウが表示されます。自動再接続の状態によって、次の4パターンのどれかで表示されます。
状態 | 説明 |
---|---|
運用中 | 正常に運用している。 |
再接続中 | [Systemwalkerコンソール]が異常終了し、通信環境の確認を行っている。 |
起動確認中 | [Systemwalkerコンソール]が起動し、再接続後に正常運用されたと見なすまでの間の状態 |
再接続停止 | 異常が発生し、再接続を試みたがリトライ回数をオーバーして接続に失敗した。 |
自動再接続の変更手順
以下の項目を変更できます。
[Systemwalkerコンソール]起動時の動作
[再接続が可能かどうかを運用管理サーバに問い合わせるまでの間隔]
[再接続が可能かどうかを運用管理サーバに問い合わせる回数の最大回数]
[再接続の最大リトライ回数]
画面を使用して変更する場合
[スタート]メニューから[プログラム]-[Systemwalker Centric Manager]-[環境設定]-[Systemwalkerコンソールセットアップ]を選択します。
→[Systemwalkerコンソールセットアップ]ダイアログボックスが表示されます。
変更する項目を設定し、[OK]ボタンをクリックします。
自動再接続の変更に関する詳細は、“Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ”を参照してください。
定義ファイルを使用して変更する場合
以下の定義ファイルをカスタマイズします。[自動再接続]定義ファイルの詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
自動再接続定義ファイル名 | Mpbcmdmn.ini |
---|---|
インストール先 | Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\mpbcmgui\etc |
ポイント
初回起動時のノード検出
[Systemwalkerコンソール[監視]]を初めて起動する場合は、[ノード検出]ダイアログボックスが表示されます。[ノード検出]ダイアログボックスでは、“運用管理サーバが属するサブネット”、または“LAN接続されたネットワーク”上のノードを自動的に検出することができます。ノードの自動検出を行わない場合は、[キャンセル]ボタンをクリックします。
ノード検出の設定項目を以下に示します。
[検出モード]
[検出対象]
[ポーリング]([タイムアウト時間]、[リトライ回数])
[SNMPエージェント]([コミュニティ名](SNMPv1、SNMPv2Cの場合)、[SNMPv3の設定](SNMPv3の場合)、[バージョン])
なお、接続先の運用管理サーバの運用形態が以下の場合には、ノード検出は実行されません。
全体監視サーバ
冗長二重化されている場合の従系サーバ
ノード検出の設定については、“ノードを検出する”を参照してください。
[Systemwalkerコンソール[監視]]
[Systemwalkerコンソール[監視]]は、監視対象のノードや業務/アプリケーションで発生した異常および稼働状態を監視するためのウィンドウです。また、各種操作機能の呼び出しを行うことができます。
[Systemwalkerコンソール[監視]]ウィンドウの起動方法
[Systemwalkerコンソール]の[機能選択]コンボボックスで[監視]を選択するか、[ファイル]メニューから[機能選択]-[監視]を選択して、[Systemwalkerコンソール[監視]]を表示します。
インストール直後の場合は、[Systemwalkerコンソール[監視]]が自動的に表示されます。
[Systemwalkerコンソール[編集]]
[Systemwalkerコンソール[編集]]は、ツリーを編集したり、監視対象のノードや業務/アプリケーションを追加したりするためのウィンドウです。ポリシーの定義/配付も本ウィンドウで行います。また、各オブジェクト間を関係付けることにより、監視時に異常が発生した場合の影響範囲を定義することができます。
[Systemwalkerコンソール[編集]]ウィンドウの起動方法
[Systemwalkerコンソール]の[機能選択]コンボボックスで[編集]を選択するか、[ファイル]メニューから[機能選択]-[編集]を選択して、[Systemwalkerコンソール[編集]]を表示します。
[Systemwalkerコンソール]でできること
[Systemwalkerコンソール]に表示されるメニュー項目の一覧については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”の“[Systemwalkerコンソール]のメニュー項目”を参照してください。選択しているツリーによって、利用可能なメニュー項目が異なります。また、DmOperationロールまたはDmReferenceロールに所属するユーザの場合、利用可能なメニュー項目が制限されます。
ポイント
[Systemwalkerコンソール]にログインするユーザごとに、メニュー項目の表示/非表示をカスタマイズすることができます。ただし、ユーザが所属するロールの制限を超えてメニュー項目を表示させることはできません。
メニュー項目のカスタマイズは、[Systemwalkerコンソール]のメニュー表示設定コマンド(MpBcmMenuSetup)で行います。
メニュー項目のカスタマイズは、ロールまたはユーザ単位で行います。
[Systemwalkerコンソール[監視]]のメニュー項目のみカスタマイズ可能です。[Systemwalkerコンソール[編集]]のメニュー項目はカスタマイズできません。
[Systemwalkerコンソール]のメニュー表示設定コマンドの詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
また、デフォルトで非表示となっているメニューでも、カスタマイズにより表示可能なメニューもあります。詳細については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”の“[Systemwalkerコンソール]のメニュー項目”を参照してください。
[Systemwalkerコンソール]のツリー
[Systemwalkerコンソール]では、以下のツリーを使用できます。
[ノード一覧]ツリー
[ノード管理]ツリー
[業務管理]ツリー
[アプリケーション一覧]ツリー
[データベース一覧]ツリー
[管理者一覧]ツリー
ポイント
[ノード一覧]ツリーと[ノード管理]ツリーの編集方法については、“ノードを管理するための設定を行う”を参照してください。
[業務管理]ツリー、[アプリケーション一覧]ツリー、[データベース一覧]ツリーおよび[管理者一覧]ツリーの編集方法については、“監視する業務を登録する”を参照してください。
ツリーの違いと用途
ツリーの違いと用途について以下に一覧を示します。
ツリー名 | 説明 | 階層 |
---|---|---|
ノード一覧 | Systemwalkerの運用形態に合わせた階層で、ノードを管理します。ノード一覧ツリーはインストール時に自動的に作成されます。ノードや部門、サブネット、クラスタの作成、更新、削除はこのツリーでしか行えません。 | ノード一覧ツリーを含めて3階層まで作成可能 |
ノード管理ツリー | 目的にあった配置/監視を行いたい場合に作成します。
| |
業務管理ツリー | ノード管理ツリーでの監視に加えて、アプリケーション、データベース、管理者、ワークユニット/IJServerクラスタ、パッケージを同一フォルダに加えて監視を行うことが可能です。
|
ツリーを選択する
[Systemwalkerコンソール]のツリーを切り替える場合、注意する事項について説明します。
マップ表示とリスト表示
[Systemwalkerコンソール]は、ツリー上で選択したフォルダに所属するノード、アプリケーション、業務などのオブジェクトを“マップ形式”または“リスト形式”で表示することができます。各表示形式は、[表示]メニューから[マップの表示]または[リストの表示]を選択して切り替えます。表示形式は一度変更すると、別のツリーやフォルダに移動しても有効です。
Systemwalkerコンソールでツリーを“リスト形式”で表示した際に、[詳細]項目に表示されるアルファベットの意味は以下の通りです。
アルファベット文字 | 意味 | 詳細 |
---|---|---|
S | システム監視対象ノード | 対象のノードでシステム監視の機能が使用可能です。 |
P | 性能監視(ネットワーク性能)対象ノード | 対象のノードで性能監視の機能が使用可能です。 |
A | アプリケーション管理対象ノード | 対象のノードでアプリケーション管理の機能が使用可能です。 |
C | PowerChute Plus対象ノード | 対象のノードでPowerChute Plusの機能が使用可能です。 |
M | PMAN対象ノード | 対象のノードでPMANの機能が使用可能です。 |
L | Wakeup On LAN対象ノード | 対象のノードでWakeup On LANの機能が使用可能です。 |
T | パーティション電源制御対象ノード(Linux for Itanium版の場合) | 対象のノードでパーティション電源制御の機能が使用可能です。 |
W | PowerChute Plus、PMAN、Wakeup On LAN、パーティション電源制御(Linux for Itanium版の場合)以外の電源制御装置対象ノード | 対象のノードで左記以外機能が使用可能です。 |
E | インターネット環境のノード | 対象のノードはインターネット環境のノードです。 |
D | DHCP対象ノード | 対象のノードでDHCP運用が可能です。 |
R | RAS接続ノード | 対象のノードでRAS接続できます。 |
V | 仮想ノード | 対象のノードは仮想ノードです。 |
G | インストールレス型エージェント対象ノード | 対象のノードはインストールレス型エージェントのノードです。 |
表示するオブジェクトの絞り込み/表示する項目の選択
“リスト形式”で表示する場合、表示するオブジェクトの種類を絞り込んだり、表示する項目を選択したりできます。これらの操作は[リスト表示の設定]ダイアログボックスから行います。[リスト表示の設定]ダイアログボックスは、以下の手順で表示します。
[Systemwalkerコンソール[監視]]画面の[表示]メニューから[リストの表示]を選択し、リスト形式に切り替えます。
[表示]メニューから[マップ/リストの表示設定]を選択し、[リスト表示の設定]ダイアログボックスを表示します。
表示の絞り込みは一度変更すると、別のツリーやフォルダに移動しても有効です。
[監視イベント一覧]
発生した監視イベントが一覧で表示されます。表示される監視イベントの件数は、起動時には最大100件(注)です。その後、監視イベントが発生するたびに、最大で1,000件(注)まで表示できます。
監視イベントが1,000個(注)を超えた状態で監視イベントが発生すると、以下のように表示されます。
対処済の監視イベントが存在している場合
番号の古い対処済イベントが[監視イベント一覧]から消え、新しい監視イベントが表示されます。
対処済の監視イベントが存在しない場合
番号の古い監視イベントが[監視イベント一覧]から消え、新しい監視イベントが表示されます。
注)[Systemwalkerコンソール]起動時の表示イベント件数、および運用時の表示イベント件数は、カスタマイズが可能です。詳細は、“Systemwalker Centric Managerリファレンスマニュアル”の“Systemwalkerコンソールサービスの定義ファイル”を参照してください。
[ファイル]メニューから[指定フォルダ配下の監視]を選択した状態で、ツリーの頂点以外のフォルダを選択すると、発生したイベントのうち、そのフォルダに所属するノードで発生したイベントだけが表示されます。
[Systemwalkerコンソール]を起動した直後は、対処済の監視イベントは表示されません。
[監視イベント一覧]には、監視ツリーに表示しているオブジェクト(ノードやアプリケーション、ワークユニット/IJServerクラスタ等)で発生したイベントのみが表示されます。
ノード管理ツリーや業務管理ツリーにおいて、ネットワークや業務に追加していないオブジェクトで、イベントが発生しても、[監視イベント一覧]には表示されません。
ノード一覧ツリーや、ノード管理ツリーでは、アプリケーションやワークユニット/IJServerクラスタで発生したイベントは表示されません。
重要度が一般のメッセージ、および、登録済みの監視イベント種別が付加されていないメッセージは、[監視イベント一覧]には表示されません。[監視イベント一覧]に表示させるためには、イベント監視の条件定義にて以下のように定義する必要があります。
[重要度]に[通知]以上を設定する
運用管理サーバに登録済みの[監視イベント種別]を設定する
ログ格納を[する]と設定する
イベント監視の条件定義については、“イベント監視の条件を定義する”を参照してください。
ただし、登録済みの[監視イベント種別]が付加されていないメッセージでも、監視イベント種別に“その他”が登録されている場合は、自動的に“その他”が設定され、[監視イベント一覧]に表示されます。
[対処]欄には、メッセージ説明の1行目に定義した内容が表示されます。メッセージ説明が登録されていないイベントの場合、Systemwalkerテンプレートの情報が表示されます。Systemwalkerテンプレートにも情報がない場合、[対処]欄は空欄になります。
なお、メッセージ説明が登録されている場合は、以下の順番で[対処]欄に表示されます。
ユーザ固有のメッセージ説明
[イベント監視の動作環境設定(全体)]ダイアログボックスで定義したメッセージ説明
Systemwalkerテンプレートの検索結果
ポイント
最終行を選択している状態、かつ最終行が表示されているときに監視イベントが発生した場合、自動的にスクロールが行われます。それ以外の場合は、自動スクロールは行われません。
[監視イベント一覧]の[フォルダ]の欄には、表示しているツリー上の所属[表示名](ルートフォルダから、所属するフォルダまでの連続したフォルダの[表示名])が表示されます。ただし、ノード管理ツリー上の別フォルダに複数の同一ホストが存在する場合は、どのフォルダ配下の所属[表示名]が表示されるかは不定です。
[Systemwalkerコンソール]の終了
[機能]メニューの[終了]を選択します。自動再接続を使用していた場合、[Systemwalkerコンソール]を終了すると自動再接続機能も終了します。
[自動再接続の終了]ボタンをクリックした場合
[自動再接続]ウィンドウの[自動再接続機能の終了]ボタンをクリックすると、自動再接続機能を終了することができます。このとき、[Systemwalkerコンソール]が起動している場合は、手動で[Systemwalkerコンソール]を終了させる必要があります。
[Systemwalkerコンソール]から起動した子画面の終了について
[Systemwalkerコンソール]を終了する際、[Systemwalkerコンソール]上から起動した画面(以降、“[Systemwalkerコンソール]上から起動した画面”を“子画面”と略します)が起動中の場合は、子画面についても[Systemwalkerコンソール]の終了に合わせて終了します。
終了対象となる子画面は、Systemwalker Centric Manager製品に含まれる画面です。下記機能で登録された画面などのSystemwalker Centric Manager以外の画面については終了しません。
[操作メニュー登録]画面、およびmpaplreg(監視画面のメニュー項目登録コマンド)で登録された画面
[デザインの設定]画面の[監視イベント種別]タブ内で、連携製品として登録された画面
OS標準のping、ftpなど
バッチ業務などの他製品の画面
[Systemwalkerコンソール]を終了する際、終了対象となる子画面の一覧がダイアログ表示されますので、対象画面を終了しても問題ないかを確認後、一覧ダイアログ上の[OK]ボタンを押下することで子画面が終了します。なお、子画面について編集/操作中の画面がある場合、該当の画面を閉じてから[Systemwalkerコンソール]を終了するようにしてください。
ただし、[Systemwalkerコンソール]がネットワーク断などの原因により異常終了した際には、一覧ダイアログは表示されずに子画面が終了します。
また、[Systemwalkerコンソール]が異常終了した場合、[Systemwalkerコンソール]から起動した[ハード監視制御]ウィンドウは、すべて終了します(接続先の運用管理サーバに依存しません)。
[Systemwalkerコンソール]を終了する際、表示されているメッセージボックスについても[Systemwalkerコンソール]の終了に合わせて終了します。また、各ノードに対して何らかの操作を行いその処理結果をメッセージボックスで表示する場合がありますが、処理が完了する前に[Systemwalkerコンソール]を終了した場合もメッセージボックスは表示されなくなります。