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Interstage Big DataParallel Processing ServerV1.0.0 ユーザーズガイド
Interstage

4.2.2 DFS のセットアップ

DFS のセットアップについて説明します。DFS のセットアップ手順は次のとおりです。

  1. マウントポイントの作成および fstab の設定

  2. マウント


4.2.2.1 マウントポイントの作成および fstab の設定

マウントポイントの作成

DFS として利用するストレージシステム上のディスクパーティションをマウントするマウントポイントを作成します。

マウントポイントは、マスタサーバで指定したものと同じにしてください。

“/mnt”の配下にマウントポイント“pdfs”を作成します。

# mkdir /mnt/pdfs <Enter>

fstab 設定

“/etc/fstab”に上記で作成したマウントポイントおよび論理ファイルシステム名を定義します。

論理ファイルシステム名は、DFSファイルシステムを識別するための論理名です。マスタサーバでファイルシステムの構成情報を生成する際に定義した名前を使用します。

“/etc/fstab”にマウントポイント“/mnt/pdfs”および論理ファイルシステム名“pdfs1”を定義した場合の例を示します。

LABEL=/                 /                       ext3    defaults        1 1
LABEL=/home             /home                   ext3    defaults        1 2
LABEL=/boot             /boot                   ext3    defaults        1 2
tmpfs                   /dev/shm                tmpfs   defaults        0 0
devpts                  /dev/pts                devpts  gid=5,mode=620  0 0
sysfs                   /sys                    sysfs   defaults        0 0
proc                    /proc                   proc    defaults        0 0
LABEL=SWAP-sda3         swap                    swap    defaults        0 0

pdfs1                   /mnt/pdfs               pdfs    _netdev	0 0

4.2.2.2 マウント

DFS ファイルシステムをマウントする前にスレーブサーバに「DFS ファイル構成情報」が配付されている必要があります。「DFS ファイル構成情報」が配付されていない場合は、「3.1.5 DFS ファイルシステム構成情報の配付」を参照してください。


DFS ファイルシステムのマウントについては、「付録D DFSの環境構築」の「D.4.6 マウント」を参照してください。

スレーブサーバで、DFS ファイルシステムをマウントします。

# mount pdfs1