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Interstage Application Server マルチサーバ運用ガイド
Interstage

A.1 共存サーバの構築

Interstageのアプリケーションサーバ機能が動作するスタンドアロンサーバに管理サーバ機能を追加することにより、共存サーバを構築します。

  1. スタンドアロンサーバのインストール

  2. 管理サーバ機能の追加


(1) スタンドアロンサーバのインストール

Interstageのパッケージのアプリケーションサーバ機能をインストールします。


(2) 管理サーバ機能の追加

以下の手順で、管理サーバ機能を追加します。

  1. Interstageを強制停止します。

    isstop -f
  2. Interstage管理コンソールを使用するためのサービスを停止します。
    以下の手順で、Interstage JMXサービスを停止してください。

    「Interstage Operation Tool」サービスを停止します。

    ismngconsolestopコマンドで、Interstage管理コンソールを使用するためのサービスを停止します。

  3. スタンドアロンサーバ上で、isaddadminfuncコマンドを実行します。
    isaddadminfuncコマンドの詳細については、「リファレンスマニュアル(コマンド編)」の「マルチサーバ管理コマンド」-「isaddadminfunc」を参照してください。

  4. Interstage管理コンソールを使用するためのサービスを再起動します。
    以下の手順で、Interstage管理コンソールを使用するためのサービスを再起動してください。

    「Interstage Operation Tool」サービスを起動します。

    ismngconsolestartコマンドで、Interstage管理コンソールを使用するためのサービスを起動します。

  5. Interstageを起動します。

    isstart
  6. そのサーバのInterstage管理コンソール(管理サーバ用)で、自サーバをサイトに追加します。


上記手順により共存サーバの構築が完了すると、管理サーバ機能とアプリケーションサーバ機能の両方を持つサーバとして運用が可能となります。

注意

管理サーバとスタンドアロンサーバを共存させた状態で運用しないでください。本運用を行った場合、管理サーバの機能、およびInterstageのアプリケーションサーバ機能においても動作保証できません。必ずサイトに追加して、サイトに参加しているサーバとして運用してください。