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Interstage Application Server マルチサーバ運用ガイド
Interstage

4.4.1 管理サーバのバックアップ/リストア

定期的な管理サーバのInterstage資源のバックアップ

管理サーバの故障などに備えて、バックアップ機能を使用して、定期的に管理サーバのInterstage資源をバックアップしてください。バックアップ手順については、「4.4.3 バックアップ/リストア(移入)手順」を参照してください。
なお、管理サーバでは、以下のサービス資源のバックアップが必須となります。

注意

  • 必ず、管理サーバおよび管理対象サーバの両方のバックアップを行ってください。管理サーバのバックアップと管理対象サーバのバックアップの定義情報が異なる場合、サイト環境の復旧が困難となります。

  • Interstage ディレクトリサービスは、ログイン認証にディレクトリサービスを使用している場合、バックアップしてください。また、クラスタ環境において、ログイン認証にディレクトリサービスを使用している場合は、「高信頼性システム運用ガイド」の「クラスタサービス機能」-「スタンドアロンサーバの環境設定」「Interstageの環境設定」-「各サービスの環境設定」-「Interstage ディレクトリサービスを使用する場合」を参照して、Interstage ディレクトリサービスの資源をバックアップしてください。


管理サーバ故障した場合などの対処

管理サーバが故障した場合など、管理サーバを復旧する必要がある場合は、以下のどちらかの対処を行います。

管理サーバの復旧

故障した管理サーバを復旧したあと、事前に採取しておいたInterstageのバックアップ資源をリストアします。リストア手順については、「4.4.3 バックアップ/リストア(移入)手順」を参照してください。
なお、管理サーバの復旧時は、必ずその管理サーバのバックアップ資源を復元してください。それ以外のサーバのバックアップ資源は、リストアしないでください。


管理サーバ機能の他サーバへの移行

管理サーバの代替サーバに、管理サーバ資源を移入し、代替サーバに管理サーバの環境を構築します。Interstage資源の移入については、「4.4.3 バックアップ/リストア(移入)手順」を参照してください。
なお、管理サーバの代替機を用意する場合は、必ずその管理サーバのマスタとなる管理サーバのバックアップ資源を移入してください。異なるサーバのバックアップ資源は、リストアしないでください。